定規(じょうぎ、定木)は、線分や曲線、角を引くときに用いる文房具である。また物を切断する時にあてがって用いることもある。素材は主に合成樹脂、アルミニウムやステンレスなどの金属、竹など伸縮や狂いの少ない素材が用いられる。定規と物差し(ものさし)は混同されがちであるが、両者はその機能によって呼び分けられる。一般に市販されている直線定規の多くには目盛りが振ってあるが、これらは計量法が規定する長さの計量器ではなく、計量器としての検定や校正証明を受けたものではないため、正式には物差しの代用に用いることはできない。逆に、物差しを用いて線を描くと、ひずみが生じて本来の計量機能に誤差を生じるおそれがある。また、定規は線を引きやすいよう面取りなどを施しており、一方物差しは起点となる0から測れるよう、端から0までの余白が無い。尺は長さの単位であるが、そこから派生して、物差しのことを呼ぶ言葉にもなっている。材質や形状によって竹尺、曲尺(かねじゃく)、巻き尺、のように使う。数学で定規という場合、それは「平面上の任意の2点間を通る直線を引くことができる」というただ一つの機能を持つ道具を指す。他の用途、例えば長さや角度を測ることなどには使えない。定規とコンパスを使用した作図は、ギリシャ時代から盛んに行われてきた(定規とコンパスによる作図)。定規について以下のJIS規格が存在する。尺について以下のJIS規格が存在する。定規には溝が彫られているものが存在する。この溝は製図などで直線を引く際に用いられる。ペンを定規に直接当てて線を引くと、定規と紙の間にインキが滲むことがある。それを防ぐため、ペンと一緒にスライダーと呼ばれるガラス製の棒を握り、スライダーをこの溝に当ててペンとスライダーを一緒に滑らせると、ペンを定規に触れさせずに綺麗に直線を引くことができる。
出典:wikipedia
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