円盤生物(えんばんせいぶつ)とは、特撮テレビ番組『ウルトラマンレオ』をはじめとする「ウルトラシリーズ」に登場する怪獣の一群。円盤の姿をした宇宙怪獣の総称である。『ウルトラマンレオ』に登場する円盤生物は下記の12体。ブラック指令の命令を受けて悪魔の惑星ブラックスターから地球に飛来し、侵略活動やその障害となるおゝとりゲン=ウルトラマンレオの抹殺を目的に活動を行う。星人ブニョ以外は皆、何らかの生物と宇宙生物を合成したものである。基本的に円盤形態に変形が可能で、人間が持てる程度のサイズまで小型化できるものもいる。そのため、神出鬼没の行動を取れるほか、レオが不在の場所に出現して街を破壊したり、不利となれば小型化して身を潜めることも可能である。シルバーブルーメやノーバなどはそのような特性を活かし、レオを苦しめる。ブラックスターから飛来するため、すべてが宇宙から来るパターンであるが、シルバーブルーメの襲撃でMACが全滅したうえに防衛軍が侵入を防ぐ装備を持っていなかったため、地球侵入を容易に行える。個体差はあるが各々が非常に高い知性を持っており、単純な殺戮や破壊のみを行う生物兵器ではなく、明確な作戦のもとに侵略活動を推進する工作員としての性格が強い。シルバーブルーメからアブソーバまではレオを相手にせず単なる邪魔者として戦うが、デモス以降はレオ抹殺を視野に入れた作戦が多くなり、無力を装って少年に匿われるアブソーバ、下僕を使って任務を遂行するブリザード、少女の無垢な善意を利用してテリナQを媒介させるブラックテリナ、トオルの心の隙を突いて精神を汚染するノーバなど、回を重ねるごとに地球人の心を利用して精神的・肉体的にゲンを苦しめる作戦の傾向が強くなる。体形の関係上や能力の特性上、多くの円盤生物はレオがそれまで使うことの少なかった光線技で倒される点も特徴である。また、円盤生物と戦う時期のレオは、それまでの戦闘経験や修業の成果か多少の苦戦はしても最後には圧勝することが多く、カラータイマーが点滅することも少ない。激闘の末、第51話(最終話)でブラックエンドを最後に円盤生物は全滅する。それと同時にブラック指令も絶命し、地球に接近してきたブラックスターもレオによって粉砕される。後の『ウルトラマンメビウス』では、円盤生物の出現した時期がMAC壊滅後に該当するため、「ドキュメントMAC」ではなく「アウト・オブ・ドキュメント」として登録されている。「円盤生物シリーズ」が制作された背景には、オイルショックの影響であらゆる制作費を抑制しなければならなくなったという当時の社会的・経済的事情があり、怪獣との対戦をできるだけプロップの操演で表現しようという苦肉の策でもあった。着ぐるみタイプの円盤生物でも、ノーバやブニョなどは造形を簡素に留め、演出で視聴者を惹きつけようという苦心が見受けられる。『ウルトラマンレオ』第40話「MAC全滅! 円盤は生物だった!」に登場。ブラック指令がブラックスターから送り込んだ円盤生物第1号。透明なクラゲや風鈴のような外観を持つ円盤形態、体色が白く変化した戦闘形態、人間が手に持てるサイズで硬質の皿のような外観のエネルギー充填形態を持つ。武器は下部から出す海藻のような平たい長い触手に、黄色いガスと溶解液。体を縮小した円盤形態で、松木隊員の誕生日パーティーを行っている最中のMACステーションに急接近し、レーダーに捕捉されてから数秒でステーションを襲撃する。ゲンは飲み込まれる寸前にレオに変身して脱出したものの、他の隊員たちはマッキー2号・3号で脱出を試みる最中に基地ごと呑み込まれて全員が殉職し、モロボシ・ダンもゲンに脱出を命じて消息が途絶える。地球への侵攻後、戦闘形態に変形して街を破壊したことにより、当日にデパートを買い物で訪れていたゲンの恋人の百子、友人かつ弟分の野村猛、そしてトオルの妹カオルら3人を含む多数の人々がビルの倒壊に巻き込まれ、死亡する。エネルギー充填のために小型化して街中に紛れ込んだ後、トオルのクラスメイトの少年3人組によって学校へ持ち込まれ、調査のために担任教師へ預けられる。その夜、担任教師が性質を調べようとガスバーナーで熱したため、黄色いガスで教師を足止めして溶解液で止めを刺し、逃亡する。翌日、大嵐の中で再び巨大化して学校を襲い始める。レオとの戦いでは、避難が終わっていない数人の児童を気遣うレオを思うように戦えない状況に追い込むが、児童たちが避難した後は形勢を逆転され、溶けたMACステーションとマッキー2号・3号を体内から引きずり出された後、スパーク光線を受けて頭頂部より火花を吹いて爆散する。『ウルトラマンメビウス』のDVD附属のイラストノベル『ザ・ウルトラマンメビウス』に登場。MACを全滅させたシルバーブルーメの別個体。カタン星人に操られてメビウスを襲い、一度はメビウスを呑み込むも、突如体内から高エネルギーを発せられて爆散する。他にもブラックドームやデモス、ブニョなどの円盤生物群がカタン星人に率いられている。『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS EX』第17話「支配者の陰謀」に登場。レイブラッド星人が操る怪獣として登場。レイブラッドの命により、ザラブ星人、メトロン星人、ヴィットリオと主人公に敗れたレイオニクスのパワーを次々と触手で吸収する。当初はムービーのみの登場だが、NEO-GL第2弾にて怪獣カードとして参戦する。ステータスはアタックが高いなど基本的に隙がないが、ノーバ同様パワーだけは低い。必殺技は毒の触手で連続攻撃を行った後、ドリルのように回転しながら敵を貫く「テンタクルポイズン」、相手を丸のみにして伸縮を繰り返した後に吐き出す「バキュームイーター」、黄色い溶解液を噴射した後に体当たりで敵を吹き飛ばす「ディゾリューションミスト」、ノーバとのタッグ必殺技「クレイジーダンス」がある。『ウルトラマンレオ』第41話「悪魔の惑星から円盤生物が来た!」に登場。ブラックスターから来た円盤生物第2号。宇宙カニを改造して造られた。武器は口から吐く何でも溶かすペプシン溶解泡と、あらゆるものを切断する右手の大きなハサミ。円盤形態で地球へ侵入し、トオルたちの鏡の光に反応して飛来した街で戦闘形態に変身して破壊活動を行いながら、人々に溶解泡を浴びせて重傷を負わせる。その後、エネルギー充填形態に変身して交通事故を起こしたところを新種の化石と思われ、城南大学の研究室へ運ばれる。エネルギー充填後は再び戦闘形態に変身し、レオと戦う。レオを溶解泡で苦しめるが、ハイスピンで溶解泡を吹き飛ばされ、最後はスパーク光線で開けられた穴から泡が漏れて動けなくなったところにシューティングビームを受け、炎上する。『ウルトラマンレオ』第42話「レオが危い! 暗殺者は円盤生物」に登場。赤い身体を持ち、タコあるいはクラゲのような姿をした円盤生物第3号。石油が好物で、本体からパイプを伸ばしてコンビナートから石油を全て吸い取る。長い触手からロケット弾と火炎放射、本体の上部にある目から破壊光線を放ち、青い有害ガスも吐く。クラゲ型の円盤形態で地球に侵入し、赤い怪光と共に付近一帯に地震を起こす。その後、小型化して潜伏したところを英行少年に保護され、彼が傷ついた動物たちを保護している小屋を中心に巨大化して街を破壊し、出撃した防衛軍も返り討ちにする。英行は他の動物たちと同様にアブソーバを献身的に世話するが、アブソーバは英行の生体エネルギーを吸い取って体力を回復するなど、彼を仮初の宿として利用していたに過ぎなかった。ゲンとトオルに発見された後は小屋に放火して巨大化し、英行に保護されていたスズメを焼き殺したうえ、トオルと英行を人質に取るなど、卑劣な手段を使う。レオとの戦いではレオキックを受けても意に介さなかったが、最後は同じ箇所にタイマーショットを受けて墜落し、木っ端微塵に吹き飛ぶ。『ウルトラマンレオ』第43話「挑戦! 吸血円盤の恐怖」に登場。円盤生物第4号。クモヒトデのような外見を持つ。長い触手で人間に絡みついて吸血するほか、体上部の眼の下にある口からは緑色の溶解泡を吐き出し、人間やビルなどあらゆる物を一瞬で溶かす。夜中に突如飛来し、ゲンの居候する美山家の周辺で、一夜のうちに住民を無差別に次々と吸血して殺害する。街の各所(公園の砂場、おもちゃ屋、一般家庭の乳児の寝室)に自身の分身体・デモスQを配置し、本体は警察署のごみ箱に潜んで情報を集める。偶然に居場所を発見した刑事1人を殺害するも捕らわれ、科学捜査研究所での焼却処分が開始された直後にデモスQと融合し、巨大化する。最後はスパーク光線でダメージを受けたところへ立て続けにウルトラショットを撃たれ、絶命する。『ウルトラマンレオ』第43話「挑戦! 吸血円盤の恐怖」に登場。レオを降伏に応じさせるための切り札として、デモスが街の要所に仕込む分身体。本体である「マスターデモス」が1体、これに操られるデモスQ3体の計4体が存在する。人が集まるところに潜む。マスターデモス以外の3体は、街中への配置以降の具体的な工作活動が描写されていない。科学捜査研究所で焼却処分が開始された直後に4体が再び融合し、巨大化する。デモスがレオに倒され、炎上したのと同時に分離して逃げ出そうとするも力尽き、消滅する。『ウルトラマンレオ』第44話「地獄から来た流れ星!」に登場。円盤生物第5号。カメとガマガエルの合いの子のような姿が特徴で、初の二足歩行型円盤生物である。他の円盤生物と同様、小型円盤と怪獣型の2つの姿を持つ。最大の武器は吸盤状の両手から放つ火花形の熱線で、顔と手足をカメのように引っ込めての飛行中にも放てる。奥の手として、レオをも持ち上げることが可能な強力な長い舌を隠し持つが、これは弱点でもある。隕石に擬態して侵入した夜の公園でゲンとトオルを襲撃し、熱線でレオの両腕に火傷を負わせて追い詰めるが、ブラック指令の命令を受けて撤退する。その後、小型化して円盤形態となっていたところを、隕石と間違えられて鉱物研究所に運ばれる。トオルに見破られた正体をゲンによって研究所所長に告げられるが、あらゆる外的刺激に耐えてその場を凌ぐ。ゲンが帰った後にはブラック指令の命令を受けて巨大化し、研究所を破壊する。再び駆けつけたレオにシューティングビームで噴射口を撃たれて熱線を封じられ、長い舌を使ってレオを苦しめるが、ハンドスライサーで叩き切られて倒された。『ウルトラマンレオ』第45話「まぼろしの少女」に登場。イカに似た外見を持つ円盤生物第6号。戦闘形態は身体の前後両方に顔と腹部にそれぞれ青と赤の噴射口を持っており、青い噴射口からは凍結ガス、赤い噴射口からは高熱火炎を出す。度重なる円盤生物の襲来によってブラックスターの存在を調査する科学者が現れ始めたため、彼らを抹殺しようとブラック指令がブラックスターから呼び寄せる。地球に侵入した後は湖底に身を潜め、少女・眉子とフランス人形を使って科学者たちを殺害していくが、ゲンに感づかれると眉子と人形を回収して戦闘形態に変身し、青い噴射口を正面にしてレオに戦いを挑む。トオルを戦場から逃がそうとするレオを氷付けにするが、氷柱で青い噴射口を塞がれると赤い噴射口をレオに向けて高熱火炎で攻撃し、赤い噴射口もウルトラショットでダメージを受けたため、円盤形態で湖に潜む。最後は、湖面を炎上させてレオを近寄れないようにするもウルトラマントで消火され、空に逃げようとしたところをハンドビームで倒される。『ウルトラマンレオ』第45話「まぼろしの少女」に登場。ブリザードが地球に飛来した夜、ゲンとトオルの前に現れた謎の少女。その正体はブリザードの分身体で、常に持ち歩いているフランス人形は、人間を数秒で氷付けにする強力な凍結線を口から発射する機能を持つ。これを使ってブラックスター調査チームの科学者を次々と凍死させ、最後の科学者・仁科博士を殺害したところをゲンとトオルに目撃される。ゲンにフランス人形を叩きつけられると逃走し、仁科博士を警備していた警察官を殺害し、ブリザードと一体化する。ブリザードがレオに倒された後、黒焦げになったフランス人形だけが落ちてくる。劇中ではその正体は謎のままで、ブリザードが倒された後もトオルは眉子がブリザードに洗脳された地球人の少女だったと信じる。『ウルトラマンレオ』第46話「戦うレオ兄弟! 円盤生物の最後!」に登場。円盤生物第7号。チョウチンアンコウ(Anglerfish)に似た姿を持ち、四足歩行型。巨大な口から強力な炎を吐く。真夜中の高速道路で触角を信号のように点滅させ、磁力線を用いて車を引き寄せて食べる。初期は地中に隠れているが、やがて白昼堂々、高速道路を襲撃する。触角をゲンが操るアドバルーンによって傷つけられ、一度は撃退されるが、今度は市街地で破壊活動を行う。戦闘ではレオが右手を負傷していることに気付き、右手を執拗に攻撃して追い詰めるが、加勢に現れたアストラのウルトラリダクションで内部から破裂させられ、倒された。『ウルトラマンレオ』第47話「悪魔の星くずを集める少女」に登場。円盤生物第8号。円盤形態と戦闘形態が同一であり、二枚貝に似た形状の殻の中には脳と眼球が剥き出しになっている。その内部からは6本の触手が伸びており、そのうち4本の先端には白い爪がついている。血の色は青。まず、宇宙からテリナQを地球にばら撒き、自分は東京上空2000メートルの空域に静止する。テリナQを拾った人間を操ってゲンを襲わせ、さらにテリナQでゲンの右目を負傷させる。レオと対峙した後も右目を狙い、触手で宙吊りにして地面に叩きつけたり、火花状の光線で攻撃するが、地上へ引きずり降ろされ、拳で内臓を殴り潰されたことで、形勢は逆転する。空へ逃げようとしたところにダークシューターを受け、怯んだところを発電所へ投げつけられて感電し、動けなくなったところを内部にエネルギー光球を受け、爆死する。『ウルトラマンレオ』第47話「悪魔の星くずを集める少女」に登場。ブラックテリナの分身とも言うべき物体。外見は桜貝と同様であり、都内へ無数にばら撒かれ、桜貝を幸運を呼ぶお守りと信じる少女・マリ子を通して媒介される。テリナQを拾った人間はブラックテリナの意のままに操られ、テリナQを傷つけようとした人間はテリナQに貼りつかれて出血を伴う傷を負わされる。拾おうとした漁師の両目に張りついて川へ転落させたり、テリナQに名前を刻もうとした女性を殺害してゲンの右目も傷つけるが、防御能力は皆無であり、叩きつけられた程度で青色の液体になって溶ける。ゲンの通報によって大半が警察に回収され、ブラックテリナの死後はその能力を失う。『ウルトラマンレオ』第48話「大怪鳥円盤 日本列島を襲う!」に登場。円盤生物第9号。ブラックテリナと同様、円盤形態と戦闘形態が同一であり、コンコルドに似た巨鳥型の形態を持つ。武器は大きなクチバシ、口から出すミサイル弾、目から発射する破壊光線。レオの抹殺と日本列島の破壊を目的として地球へ侵入した後、九州地区の防衛軍のレーダーに探知されてミサイル攻撃を受けるが、平然と飛行し続ける。その後、防衛軍に最新型誘導ミサイルで攻撃されるがそれすらものともせず、東京へ侵入する。吐き出したリトルモアで人々を襲い、自分は超高層ビル(新宿住友ビルディング)の破壊に取りかかる。まもなく、崩壊しかけたビルを支えるレオの背中をクチバシで攻撃するが、ビル内の人々が全て避難したことで反撃に転じたレオのシューティングビームを食らい、崩壊したビルに激突して爆死する。『ウルトラマンレオ』第48話「大怪鳥円盤 日本列島を襲う!」に登場。サタンモアの体内から吐き出される、小型の怪鳥円盤。サタンモアが建物を破壊している間、鋭いクチバシで人間に襲いかかる。これでゲンの旧友・和久宏を殺害するが、サタンモアの死後の消息は不明。『ウルトラマンレオ』第49話「死を呼ぶ赤い暗殺者!」に登場。『ウルトラマンレオ』第50話「レオの命よ! キングの奇跡!」に登場。円盤生物に分類されているが、作中では宇宙人と呼ばれ、ブニョもそう自称するため、厳密に円盤生物と言えるのかは不明。朴訥とした風貌で、言動はおどけているが、本性は狡猾で猟奇的。軟体で歩き方もぎこちなく、地球の重力によって常に体から緑色の体液が漏れている。武器は口から発射する火花状の火炎と緑色のスリップオイルのほか、ロープのような長い舌も出す。ブラックスターから自ら志願して地球に円盤形態で飛来し、ブラック指令の前に現れると地球人似の人間体に変身する。当初は「力のないものは不要」と門前払いを受けるが、「力はないが知恵はある」と称して人間体で活動を開始すると、両耳に収納されている触角状の宇宙人探査装置でゲンがレオであることを見破る。逆にゲンからも宇宙人と見破られたために襲いかかるが、返り討ちに遭って逃亡する。その後、病院をレオが戦うことのできない場所と見越して美山咲子を人質に取り、テレビやラジオでゲンへのメッセージを送って病院へ誘き出すと、宇宙光線を束ねて造られた宇宙ロープでゲンを捕縛し、ブラック指令のもとへ連行する。ブラック指令に剣で斬り付けられそうになったゲンはレオへ変身するが、宇宙ロープの効力によって巨大化できず零下100度の身体処理室で凍らされた後、ブラック指令に宇宙ノコギリで切り刻まれ、美山家近くにある丘の墓地に遺棄される。レオの死亡後は巨大化し、ブラック指令に命じられて地球侵略を開始する。ウルトラマンキングのキングビームで復活したレオとの直接対決では手持ちの能力でレオを翻弄するが、シューティングビームで触角を破壊されたことによって重力に耐えられなくなり、弱体化する。最後はレオキックによって頭部を刎ねられ、身体も溶解する。『ウルトラマンレオ』第51話「さようならレオ! 太陽への出発」に登場。ブラックスター最後にして最強の円盤生物。球体状の体から顔と両足、前後2本ずつの角、長い尻尾が伸びる。武器は角と尻尾のはさみ、口からの高熱火炎放射。それらのほか、角と尻尾を収納して高速で転がる突進攻撃も用いる。地球に侵入して地震や陥没を起こし、レオを誘き出そうとその名を呼ぶが、トオルがレオに頼っている様子を見たゲンがあえて変身しなかったため、一旦撤退する。後日、ゲンの姿を確認したブラック指令の掛け声によって出現し、レオと対決する。数多の戦いを経て強くなったレオに背部の角を折られ、その角を口元に投げつけられて火炎攻撃を封じられるなど追い詰められるが、ブラック指令にトオルを人質に取られて抵抗できなくなったレオを危機に陥れる。しかし、トオルがブラック指令の腕に噛み付いたうえ、美山あゆみや少年たちが不意を突いて飛びかかって水晶玉を奪い取ったことにより、形勢は逆転する。突進攻撃をレオに避けられて地面へ激突し、その衝撃で2本の角は圧し折れる。最後はレオがトオルから受け取った水晶玉をぶつけられ、爆死する。『ウルトラマンメビウス』に登場する円盤生物は下記の3種類。ノーバは『ウルトラマンレオ』に登場した個体とは別の個体で、ロベルガーは完全な新種である。何者か(後にエンペラ星人と判明)に命じられて宇宙の彼方から地球に飛来し、ノーバはGUYS基地の破壊、ロベルガーはメビウス抹殺を目的としている。ロベルガー二世はロベルガーの別個体で、形状の一部や体色に差異がある。また、ロベルガーは破壊されたブラックスターの破片から誕生させられたとウルトラ戦士に推測される。雑誌展開や小説などでは、ブラックスター無き後も以前登場した種の別個体が他の宇宙人に率いられて登場する。『ウルトラマンメビウス』第28話「コノミの宝物」に登場。『ウルトラマンメビウス』第28話「コノミの宝物」に登場。『ウルトラマンメビウス』第31話「仲間達の想い」、DVD版『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』に登場。GUYSの「アウト・オブ・ドキュメント」にもデータが存在しない「新種の円盤生物」で、エンペラ星人に送り込まれ、GUYSスペーシーの要撃衛星群を破壊した円盤群の尖兵として地球に襲来する。標的はメビウスのみで、GUYSは眼中にない。円盤生物の例に漏れず円盤形態から怪獣形態に変形するが、名前の通りの生物的な印象が強かった過去の円盤生物とは異なり、機械的な部分が目立つ姿をしている。「指令、ウルトラマンメビウスの抹殺」を行動目的として、ロボットのように復唱する。円盤形態では赤い破壊光弾、怪獣形態では目から青い楔型光線と掌から手裏剣状の光弾を放つ。怪獣形態ではメビウスと互角以上に渡り合うほど高い格闘能力を発揮し、身軽な動きでメビウスを翻弄する。光線の連射でメビウスを苦しめるが、テッペイとコノミが使役するファイヤーウインダム、ジョージとマリナが搭乗するガンブースター、そして地上からリュウの援護射撃とGUYSの全力支援攻撃を受け、それに勇気づけられてバーニングブレイブとなったメビウスのメビュームバーストを受けて倒される。DVD版『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』では、再び地球に現れた怪獣たちの1匹として、別個体が登場する(映像は第31話の流用)。『ウルトラマンメビウス』のDVD附属のイラストノベル『ザ・ウルトラマンメビウス』に登場。『メビウス』本編の物語開始以前、カタン星人に他の円盤生物共々率いられ、ウルトラ兄弟に襲いかかる。この時、タロウやレオは「ブラックスターは実は巨大な円盤生物で、その破片を何者か(エンペラ星人)が利用し、誕生させたのがロベルガーではないか」と推測している。『ウルトラマンメビウス』第41話「思い出の先生」に登場。上述のロベルガーの別個体。以前の個体は2本だった頭部の角が4本に増加し、体色は赤い部分が黄色になっている。初代同様、圧倒的なパワーと手からの光線弾、目からの破壊光線を武器とする。円盤形態で地球に飛来したところを、追ってきたウルトラマン80のスパイラルビームを受けて失速し、怪獣形態に変形して太平洋上の無人島(落語が塚本に持ってきた新聞によれば、ウェーク島の北方15キロメートルにあるシンナ島)に着陸し、80や駆けつけたメビウスと戦う。得意の格闘戦と2種類の光線で80を苦しめ、2人のウルトラマンを相手に一歩も引かない強さを見せるが、空中に飛び上がって光弾を連射したところを80のウルトラレイランスに貫かれ、サクシウム光線とメビュームシュートの同時攻撃を受け、倒される。映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。ウルトラマンベリアルにギガバトルナイザーの力で怪獣墓場から復活させられ、ベリアルが操る怪獣軍団の1体として、グロマイトやアングロス、ジャシュラインらと共にウルトラマンメビウスと戦った後、初代ウルトラマンとメビウス、ウルトラマンダイナに襲いかかるが、駆けつけたウルトラマンゼロのエメリウムスラッシュを受け、爆散する。『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に登場する円盤生物はノーバ1種類のみ、『レオ』や『メビウス』の別個体。前述のようにブラックスター無き後の残存個体とみられる。『ウルトラマンG』に登場する円盤生物は「UF-0」1種類のみ。『レオ』と『メビウス』は同じ作品世界とされているが、『G』はこれらとのつながりが明確ではなく、ブラックスターとの関係は特に設定されていない。当初は日本側脚本において2機の宇宙船が合体するロボット怪獣ロボムが登場するというストーリーが、オーストラリア側で大幅に変更されたうえ、登場怪獣も宇宙船のような姿の宇宙生物へ変更されたことにより、「円盤生物」との別名を与えられたという経緯がある。
出典:wikipedia
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