湯前線(ゆのまえせん)は、熊本県人吉市の人吉温泉駅から熊本県球磨郡湯前町の湯前駅に至るくま川鉄道の鉄道路線である。旧国鉄特定地方交通線であった九州旅客鉄道(JR九州)湯前線を転換して開業した路線。人吉盆地の東西を結んでいる。利用状況は減少傾向である。1989年度に約142万人を輸送していたが、2003年度には98万人まで減ってきている(公式ページより)。転換前は八代駅までの肥薩線直通運転があり、さらに1993年頃まで急行「くまがわ」上り1本が湯前線内を普通列車として運転されていたが、以後はすべて線内折り返し運転であり、毎時1本程度(2014年3月15日改正時点で1日あたり定期列車14往復と後述の観光列車1往復。平日、休日とも同じダイヤ)の運行になっている。日中は並行する産交バスの方が本数が多い。また、転換後から22時台に上り最終列車として途中多良木駅・免田駅・相良藩願成寺駅の3駅のみに停車する快速が運転されていたが、2009年3月14日のダイヤ改正で各駅停車になった。1両編成の列車はワンマン運転を実施し、2両編成以上の列車には車掌が乗務する。2009年4月から2016年6月まで一部の列車に観光車両「KUMA1」「KUMA2」が使用されていた。2014年3月15日からは昼間に観光列車「田園シンフォニー」が1往復運転されている。下り人吉温泉発湯前行きは他の列車よりも速度を落として運転する。当初、下り列車は相良藩願成寺駅・肥後西村駅・東免田駅・公立病院前駅・新鶴羽駅を通過していたが、2015年3月14日のダイヤ改正時点では全駅に停車するようになっている。下り列車は全車座席指定で指定席券(300円)が必要。上り湯前発人吉温泉行きは予約不要で乗車できる。車両はKT-500形が使用される。改正鉄道敷設法によって湯前駅から妻線の杉安駅まで延伸が計画されていたが、建設されぬまま宮崎県側の佐土原 - 杉安間の妻線は1984年に廃止された。湯前駅から西米良村の村所を経て杉安駅・西都バスセンター間を結んでいたJR九州バスの日肥線も1996年に湯前駅 - 村所が西米良村営バス、1998年に村所 - 西都バスセンター間が宮崎交通バスに移管された。以下の施設が国の登録有形文化財に登録されている。
出典:wikipedia
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