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大東諸島

大東諸島(だいとうしょとう)は、沖縄諸島の東部にある島嶼群。北大東島、南大東島および無人島の沖大東島とその付近の西南西小島、南西小島から成る。行政区分は、北大東島及び沖大東島が沖縄県島尻郡北大東村、南大東島が同郡南大東村である。明治時代に八丈島からの開拓団が入植するまでは、全島が無人島であった。歴史については、上記各島の記事を参照。沖縄本島の東、約340kmの太平洋上に存在する。およそ100万年前から20万年前、珊瑚礁の数回にわたる隆起によって形成された海洋島である。島を形成する珊瑚礁の厚みは数百mから数千mに達する。島の面積は南大東島が約30.6km²、北大東島が約12.71km²、沖大東島が1.147km²。人口は南大東島が約1,400人、北大東島が約700人、沖大東島は2013年10月現在、無人である。各々の島には洞窟(鍾乳洞)が多く、地質学的に大陸や日本列島と一度も繋がったことがない。2007年、「大東隆起環礁」が日本の地質百選に選定された。古くは「ウフアガリの島」と呼ばれ、はるか東にある無人島として古くから知られていた。「ウフアガリ」とは琉球語で「東の涯て」を意味し、「大東」の漢字表記は「ウフアガリ」に該当する意味の漢字を当てたものである(これを音読みにして「だいとう」)。ニューギニア近海にあった島が徐々に移動し、現在の位置まで移動してきたと考えられている。2013年10月現在でも年間に約7cm北東に移動していることが確認されている。緯度・経度が計測されて国際的な海図に掲載されるのは、1820年にロシアの帆船「ボロジノ」が付近を通過して、諸島を「ボロジノ諸島」と名付けたことがきっかけとなった。これにちなんで、島内には「ボロジノ」の名を冠した事物が存在する(ボロジノ娘など)。大東諸島は、最も近い沖縄諸島からでも300km以上離れており、沖縄県の中でも孤立した島嶼群であり、海洋島であることから、多くの固有の生物が生育・生息している。また、ハブは生息していない。北大東島と南大東島の全域は、国指定大東諸島鳥獣保護区(希少鳥獣生息地)に指定されている(面積4,251ha、うち特別保護地区は234ha)。これは、両島がダイトウオオコウモリやダイトウノスリなどの固有種・固有亜種の生息地となっており、コアホウドリやセイタカシギなどの繁殖地となっていることが理由である。沖大東島は、長年の燐鉱採掘とその後の米軍による射爆撃訓練により、沿岸部を除き、多くの生物が喪失されたと見られている。大東諸島には2013年10月現在、南大東島、北大東島それぞれに県立病院付属診療所と村立の歯科診療所がある。北大東歯科診療所は琉球大学口腔外科、南大東歯科診療所は医療法人恵歯会(山口県周南市)による委託運営となっている。診療所の手に負えない患者が出た場合は、沖縄本島に急患輸送を行う。運良く琉球エアーコミューターのフライトスケジュールに間に合う時は、琉球エアーコミューター機に1席確保してある「村長席」を利用して移動する。夜間などこれ以外の場合は、沖縄県知事を通じて陸上自衛隊第15旅団第15飛行隊(那覇飛行場駐屯)に災害派遣要請を行い、LR-2 連絡偵察機か UH-60J/A ヘリコプターによって緊急搬送される。大東諸島と島外との市外通話は、長らく沖縄本島とケーブルで繋がっていなかったため、北大東島・南大東島それぞれにあるNTT無線中継所から、スカパーJSATが運用する通信衛星JCSATを経由して島外の電話網と接続された。掛け方は普通の電話と変わらないが、衛星を利用する分、多少のタイムラグが発生した。2011年に地上デジタル放送の放送開始にともない、沖縄本島~南大東島間に海底ケーブルが敷設されたため、以降は海底光ケーブル経由との接続となった。市外局番は09802、市内局番は南大東が2、北大東が3である。市外通話料金は沖縄県内なら隣接扱いとなる。携帯電話は、NTTドコモに加えて2007年からau(沖縄セルラー電話)も使用可能になった。ソフトバンクは2014年7月現在、北大東島、南大東島共に3G・プラチナバンド基地局の設置工事を終えた為に、使用可能となった。2011年にようやく沖縄本島~南大東島間に海底ケーブルが敷設された。インターネットは、NTTのISDNを用いてのダイアルアップ接続(64Kbps) やNTTドコモ、au、ソフトバンクのパケット通信での接続が可能。テザリング機能を利用することにより、大東諸島でもブロードバンド接続が利用できるようになった。日本国内向けの衛星放送(BS・CS放送)は問題なく視聴できるので、ここでは地上系による放送に限って記述する。地上系のテレビ放送は長らく地元局の中継局が無い状態だったが、1975年に、NHK沖縄放送局が、本土のテレビ番組を再編集して、南大東島役場を通して2時間程度のテープネットで時差編成を行ったほか、1976年から1987年にケーブルテレビの南大東有線テレビ共同センターも加えてテープネットの配信が実施されていたが、それも廃止された。しかし、在那各局(沖縄県域局)の中継局の設置、並びにケーブルテレビの再放送(同一県内であるため、区域外再放送ではない)は、各放送局の本部(親局)・那覇市のある沖縄本島から距離が離れており、技術上の問題のため実施されなかった。これを補完するため、まず1984年よりNHKがBSアナログ放送(NHK BS1及びNHK BS2)の放送を受信し、地上波(VHF)に変換して放送していた。1998年から地上波のアナログ放送も開始された。そのときは東京都江東区青海のテレコムセンターから小笠原諸島(東京都)向けに送信している在京各社の中継波・難視聴対策用衛星中継回線を受信して中継する方法が採られていた。民放については沖縄県域局の中継局の代替措置として、県内に系列局があるTBSテレビ・フジテレビ・テレビ朝日の3波のみが中継され、日本テレビ・テレビ東京の番組は見ることができなかった。またこれらはいずれも通信衛星を用いるため、大雨などの際に雨滴による電波減衰で受信障害が発生していた。大東諸島に気象警報などが発表された際は、アナログ放送では、NHKにテロップを差し込んで気象情報を流すという形で島民向けの便宜を図っていた。また、県内のニュースは、電話回線を使い文字情報として提供されていた。2011年7月22日に在那局の北大東中継局、南大東中継局がデジタル新局として同時開局した。沖縄本島から大東諸島への地上デジタル放送の伝送路は、先島諸島と同様に海底光ファイバーケーブルが使用されている(沖縄本島側の陸揚局は宮古島中継局への伝送と同じく糸満市米須に設置されている)。また、デジタル中継局は沖縄県域局が放送するため、沖縄県域のローカル放送に加え、沖縄県に系列局の無い日本テレビ系列・テレビ東京系列の番組でも沖縄県域局で放送される場合は視聴できるようになる。2007年4月1日、沖縄県のAM局(中波)3社の中継局が開局した。ただAMは、海外局との混信により受信状態が良好とは言えず、送信設備が大がかりになるため、大東諸島ではFMで送信している(沖縄本島以外の県内中継局も同様)。いずれも本来はAM局だが、夜間における外国波との混信を避けるため、FMに変換して放送している。2013年10月現在、沖縄本島からラジオ南大東中継局への伝送には通信衛星が用いられているが、通信衛星は大雨に弱いため、台風接近時などの際に正常に機能するのか懸念される。本来のFMラジオ局であるNHK-FMとFM沖縄は中継局を設置していない(Eスポが発生しない限り受信不可能)。2011年の地上デジタル放送の開始にあわせ、沖縄本島と南大東島の間に、放送・通信の伝送に用いられる海底光ケーブルが敷設されたため、技術的には設置が可能であるが、開局時期は未定。なお、NHK-FMは2012年度に2か所の中継局を設置したが、開局したのは小笠原諸島の父島・母島の両中継局であり、南大東中継局では同年度の開局に含まれておらず、全国で唯一NHK-FMが直接受信できない地域として残ることになる。NHKラジオ第2放送は全国同一内容の番組編成で、日中は沖縄本島(那覇本局 1125kHz)から、夜間は本土の大電力局(特に東京・大阪・熊本)からそれぞれ受信可能であるため、設置されていない。こちらも2012年度に小笠原諸島の父島・母島両地区にラジオ第2放送の中継局を設置したが、南大東中継局は今回の開局に含まれていない。インターネットラジオについては、radiko(県内向け無料版、及び有料会員制radikoプレミアムエリアフリーとも)にてRBC i-Radioのみ配信している。ROK、FM沖縄については現在無料・有料版とも配信されていないため聴取不可であるが、スマートフォンアプリの「ドコデモFM」「LISMO WAVE」を使った有料会員制のサービスにおいて、FM沖縄の受信は可能である。北大東空港、南大東空港がそれぞれあり、琉球エアーコミューターにより那覇空港との間を結んでいる。両空港ともコミューター機による運航になる。350kmにも及ぶ飛行距離は、コミューター路線としては日本最長である。所要時間は約1時間。 逆に、北大東島と南大東島間の飛行は、20kmであり、所要時間10分。こちらは世界でも最短クラスの航空路線である。1997年に、両空港の滑走路が1,500mに延長され、絶海の孤島に800 m滑走路しかなかったことによる航空輸送体制の不安が、大きく解消した。船舶は、那覇泊埠頭から大東海運の貨客船「だいとう」が、週に1便程度の運航を行っている。北大東島、南大東島とも、断崖絶壁で囲まれた島であり、普通の港湾が存在しない。島内にいくつか港と呼ばれる場所が存在するが、埠頭があるわけではなく、港に設置されているクレーンによって漁船を崖の上から海面まで吊り下げるという珍しい形態の港である。大東海運も、港と呼ばれる場所の近くに錨泊し、人や荷物は、檻に入れられてクレーンで島から船に移される。南大東島においては、2000年11月になって同島北部の沿岸を掘削して人工の入り江を構築した南大東漁港が建設されており、漁船の係留は可能となっている。また、同様の施設が北大東島にも建設される予定である。周辺海域は荒れやすく、台風の通り道にもなっているため、欠航が非常に多い。台風シーズンになると、毎年のように数週間以上船が動かせなくなることもある。そのため島民は生活の術として大型冷蔵庫を複数台所有するなど、どこよりも備蓄の習慣が身についていると言われている。

出典:wikipedia

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