国道414号(こくどう414ごう)は、静岡県下田市から、同県沼津市を結ぶ一般国道である。河津町から伊豆市にかけて通る天城山は観光地でハイキングなどで人気であり、また、720度の河津七滝ループ橋を通過する。伊豆南部の天城峠にある河津七滝ループ橋は、高低差45m、2回転の間円形ループ橋で、一般国道のなかでも特に目を引くループ橋の名所として知られる。もともと、山腹沿いにつづら折れの道路があったが、1978年の伊豆大島近海地震で大崩落してしまったために、新に建設されたものである。伊豆半島の真ん中にある天城峠越えの国道414号旧道でもある天城路は、自然と文学の歴史ある路として、1986年(昭和61年)に、旧建設省と「道の日」実行委員会により制定された、「日本の道100選」の一つに選定されている。天城峠越えの道筋は、下田街道の名で知られ、なかでも河津町湯ヶ野 - 伊豆市湯ケ島間の旧天城トンネルで峠を越える旧道は、天城路ともよばれる。道の駅天城越えにある昭和の森会館は、川端康成の短編小説『伊豆の踊子』をはじめとする天城文学ゆかりの展示品を集めた伊豆近代文学博物館がある。平成22年度道路交通センサスより伊豆半島のほぼ真ん中に位置する天城峠を越える道路沿いは、天城の自然豊かな深い山間地域であり、ヤマメやマスが生息する渓流が流れ、沢には特産のワサビ田が点在し、伊豆市湯ケ島には天城随一の名瀑である浄蓮の滝がある。天城峠一帯の原生林は、昭和天皇在位50周年を記念して国民休養林に指定した「昭和の森」である。天城周辺は湯ヶ野・河津七滝・湯ヶ島など数多くの温泉が点在し、古くから湯治場として栄えたといわれる。(単独区間のみ。国道136号との重複区間は国道136号を参照。)
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。