北近畿豊岡自動車道(きたきんきとよおか じどうしゃどう)は、兵庫県丹波市の舞鶴若狭自動車道 春日インターチェンジ/ジャンクション (IC/JCT) から、兵庫県朝来市の和田山IC/JCTで播但連絡道路と連絡し、兵庫県豊岡市の豊岡北ICに至る総延長約70kmの自動車専用道路である。豊岡市内では、鳥取豊岡宮津自動車道と接続する計画。春日IC/JCT - 氷上IC (6.9km)間が2005年4月17日に北近畿豊岡自動車道として初めて開通。のじぎく兵庫国体に合わせて氷上IC - 和田山IC/JCT (24.8km)間が2006年7月22日に開通し(同時に遠阪トンネル有料道路も自動車専用道路に指定)、その結果京阪神からの所要時間が開通前よりも約20分短縮された。遠阪トンネル有料道路をはさみ、国土交通省近畿地方整備局 豊岡河川国道事務所が管轄する春日IC/JCT - 遠阪ランプ間の春日和田山道路Iと、遠阪トンネル料金所 - 和田山IC/JCT間の春日和田山道路IIに分けられる。春日和田山道路の開通以前は、大阪方面から但馬方面に向かう場合、篠山市、丹波市を通る国道176号を利用する必要があったが、朝・夕を中心に市内の渋滞が激しく、速達性に乏しかった。もう一方の但馬地方と京阪神の連絡道路である播但連絡道路が冬には度々雪で通行止となることもあったが、当自動車道はそういった場合の代替道路としての役割も担っている。通行料金は遠阪トンネル(普通車 300円)を除く全区間が無料。当自動車道を経由して、国道9号に合流するルートが阪神方面から鳥取方面への最短ルートとなっており、交通量が増加している。現在は暫定2車線・対面通行だが、将来4車線化される計画(用地も取得済み)。観光バスも余裕をもって走ることが出来るよう道路の幅員も広くとられている。和田山八鹿道路は、和田山IC/JCT - 八鹿氷ノ山IC間の総延長13.7kmで、暫定2車線の道路である。当初、2011年度末の開通を目指していたが、養父IC - 八鹿氷ノ山IC (4.0km)間の八鹿トンネルにおいて、地山が当初予想していたよりも脆弱な岩質でやわらかく岩盤崩落等が発生し、対策に約8か月要したことから開通が遅れ、2012年11月24日に開通した。大規模構造物施工区間は10.3kmで、当区間の4分の3を占める。現在、用地買収中。同時進行で工事が進められ、2016年度開通予定。2012年5月26日に豊岡市日高町の日高IC建設予定地で「八鹿日高道路・日高豊岡南道路起工式」が執り行われた。2012年度に都市計画や環境影響評価(アセスメント)を進めるための調査が実施された。2015年6月23日に都市計画決定され、今後事業化される見込みである。北近畿豊岡道とは逆に、起点が豊岡市で終点が丹波市となっている。およびに基づく一般国道483号の概要は以下の通り(市町名は当時のもの)。国道483号は1993年4月1日の指定後、遠阪トンネル有料道路として国道427号と重複する区間が開通していたが、春日IC/JCT - 氷上IC間が2005年4月17日に北近畿豊岡自動車道として初めて開通。氷上IC - 和田山IC/JCT間が2006年7月22日に開通し同時に遠阪トンネル有料道路も自動車専用道路指定に伴い国道483号の単独区間となった。当自動車道の内、遠阪トンネル有料道路を除く区間は、国が建設し、日本道路公団が料金を徴収する有料道路となる見込みであったが、2004年、日本道路公団が事業に参加せず、国土交通省は直轄事業として開通当初から無料開放する事を決めた。小泉内閣により道路関係四公団の民営化が議論され、不採算の高速道路は建設凍結の方針が打ち出されており、日本道路公団が採算性の低い北近畿豊岡自動車道の請負を拒否したため、結果的に無料化されたと見られている。一方、兵庫県道路公社が建設した遠阪トンネルは当初、2007年5月25日に無料開放の予定であった。しかし、交通量が見込みよりも大幅に少なく、事業費の償還が行えていなかった事から、2003年8月6日、徴収期間を延長するとともに、交通量の増加が見込める北近畿豊岡自動車道との一体化と同時に料金を値下げすることになった。現在は2021年1月18日に徴収期間満了の予定。24時間交通量(台) 道路交通センサス
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。