国道22号(こくどう22ごう)は、愛知県名古屋市から岐阜県岐阜市へ至る一般国道である。現在は全線が名岐バイパスなどとして多車線化されており、これらの名称で呼ばれることもある。国道22号は、東海道と中山道を結ぶ脇往還の美濃路を継承するものである。1958年(昭和33年)より、国道22号全線にわたる名岐バイパスの計画が事業化された。順次供用を開始し、1969年(昭和44年)に全線がバイパスに置き換えられた。旧道は以下の県道になっている。起点の熱田神宮南から日銀前までは国道19号との重複区間である。日銀前交差点で国道19号は東に分けるが、国道22号は北上する。三の丸1丁目交差点で伏見通は終わり北西にカーブする。しばらく進むと上更交差点で北に曲がり名古屋環状線に入るが、旧道はそのまま直進していた。康生通2交差点で環状線と別れ、名岐バイパスに入る。堀越交差点で南から西へ90度カーブし、ここから高架部には名古屋高速6号清須線が併走する。庄内川を渡ると清須市に入る。この庄内川の橋は新名西橋である。清須市に入りしばらくするとわずかながら名古屋市西区に再び入っている(ただし、市域の境界を示す標識は設置されていない)。再び清須市に入り、国道302号(名古屋環状2号線)をアンダーパスする。この区間は高架部に名古屋第二環状自動車道、名古屋高速6号清須線、16号一宮線が接続する清洲ジャンクションもあり、非常に複雑な立体構造となっている。しばらく進んでいくと北名古屋市に入る。北名古屋市に入りしばらく進むと道路上に市境があるという区間が続く。北名古屋市のほか、一宮市、清須市も道路に市境がある(ただし、市域の境界を示す標識は設置されていない)。五条川を渡ると一宮市に入る。一宮市に入りしばらく進むと、名神高速道路一宮インターチェンジ (IC) が接続する。ここまでの区間は名神経由で各地へ向かう高速バスも多く通過している。しばらく進むと名古屋高速16号一宮線は終点となる。富士3丁目交差点で国道155号(旧道)と交差する。ここから先は名古屋高速がなくかつ市街地を走ることや多くの県道と交差していることから流れが若干悪い。西島町5丁目交差点を過ぎると市街地を抜けることや信号が少なくなることから流れが良くなる。この区間は住宅街と田園風景で、木曽川付近までこの光景は続く。そのまま進むと東海北陸自動車道一宮木曽川ICが接続する。しばらく進むと木曽川を渡り岐阜県に入る。この木曽川の橋は新木曽川大橋で、南詰からは岐阜国道事務所の管轄となる(距離標の違いで分かることができる)。岐阜県最初の自治体は笠松町だが、距離はわずかである。岐南町に入ると岐南インターチェンジが接続する。このまま直進すると国道156号(岐阜東バイパス)となるが、ここで西に方向を変え国道21号(岐大バイパス)との重複区間となる。岐阜市茜部本郷交差点が国道22号の終点である。
出典:wikipedia
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