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ガイロス帝国

ガイロス帝国(ガイロスていこく)は、玩具シリーズ「ゾイド」に登場する惑星Ziに存在する架空の国家。中央大陸デルポイから見て北西に位置する暗黒大陸ニクスを本拠地とする軍事国家。かつては暗黒軍と名乗っていた。中央大陸の地底族の指導者であったガイロス(ゼネバス皇帝の母方の伯父にあたる人物)が建国に関与したとされている。ゼネバス帝国を後援していたが、敗北が決定的となった段階で裏切り、その勢力を吸収した。首都は大異変前は大陸南西部のダークネス(現チェピン)だったが、惑星Zi大異変後は大陸北東部のヴァルハラに遷都している。皇帝たるガイロス(前述した地底族のガイロスとは別人)は一代で大陸を統一し、大異変さえなければ惑星Zi全てを手にしたとも言われる偉大な英雄であるが、冷酷で残虐な性格であるため「地獄の大王」と共和国側から恐れられていた。次代皇帝は、惑星Zi大異変で一族の殆どを喪失したガイロス皇帝唯一の肉親とされる幼帝ルドルフ・ツェペリンである。デルポイより土地の貧しいニクス大陸にありながら、独自に科学技術を発達させ常に優位に立つ強国である。デルポイの人々が唯一「外敵」として恐れ警戒する相手であり、反ガイロスを明確にするネオゼネバス帝国への民衆の支持は暗黒大陸に対する侵略の恐怖の裏返しでもある。ニクス大陸に住まう人々は火山活動が安定した温暖で豊かな土地を渇望しており、それが南下を促す動機となっているが、ニクス大陸は高緯度に位置し、日照時間が短いため、太陽光に弱くかつて中央大陸に侵攻した際、容赦なく照りつける太陽光による高温と強力な紫外線に晒されてゾイドの機能は低下、将兵たちも目が眩んで視力を失ってしまったことがあった。ただ、赤道直下に位置する北エウロペ大陸に侵攻した時は最初の会戦で共和国軍を撃破するほどの快進撃だったので太陽光による問題があった様子は無い。国旗は黒地と赤地の二種類ある(アイアンコングPKの箱の写真を参照)。旧時代の国章は黒縁の黄緑色のシールドに黒い飛竜を横向きにした意匠で、現行の国章は緑色の宝玉をはめこんだ宝剣を擁き翼を広げた赤い飛竜である。国章の変更された時期や理由は明記されていない。『電撃ホビーマガジン』では、クリムゾンホーンについて赤い国章と緑の国章が併用して描かれている。当初の設定ではガイロス皇帝が武力により複数の国家(ブラッディゲート、ゴッドクライ、デビルズメイズ)を服従させているとされていた(ただし、これは当時のトミー側の独自設定であり、小学館のゾイドバトルストーリーの設定とは無関係で、これらの諸邦は名前すらも登場しない)。軍内部には旧ゼネバス帝国軍の将兵やその子孫たちが多数在籍しており、彼らを捨て駒当然に扱う傾向が強かったことが後々大きな内憂と戦乱を招く遠因となった。暗黒軍時代のガイロス帝国は「ゾイドグラフィックス」の記述において「相手を徹底的に破壊する恐怖の軍団」や「兵士は命知らずの戦闘狂ばかり」など、ゼネバス帝国よりもはるかに悪役じみた表現がなされていた。建国からゼネバス帝国との同盟でその存在が公になるまでの詳しい歴史は不明で当時は暗黒軍と呼ばれており、ガイロス帝国及びガイロス帝国軍という名は登場しない。ZAC2039年、ゼネバス皇帝の亡命を受け入れ、ゼネバス帝国を援助する。しかし、ZAC2051年、ヘリック共和国軍の手によってニカイドス島に追い詰められたゼネバス帝国軍を救出するもののゼネバスを裏切り、ゼネバス軍の将兵とゾイドを吸収し、ヘリック共和国に対し宣戦布告し、第一次大陸間戦争勃発。以後は暗黒大陸に上陸してきた共和国軍と交戦するもののZAC2056年の惑星Zi大異変によって戦争は決着がつかないまま終結。国土は荒廃し、暗黒大陸は「ニクス」と「テュルク」の東西二つに分断された。ヘリック共和国やゼネバス帝国と違い、この頃のバトルストーリーにはガイロス皇帝以外のガイロス陣営の人間は未登場(トミーの販促用配布物である「ゾイドグラフィックス」に元ゼネバス軍の将校で暗黒軍の将校となったシュテルマーという人物が出ているぐらい)で当時の将兵の人物像を語る描写はほとんどないが、ゾイドリバースセンチュリーではケネス・オルドヴァイン技術将校など複数の人物が登場している。なお、「ゾイドグラフィックス」のストーリーでは特殊なエネルギー波を放って中央大陸の地形を少しづつ破壊すると言う謎の方法で中央大陸を攻撃し、それが共和国との開戦のきっかけとなった。ZAC2097年、ガイロス皇帝の死により10歳の皇太子ルドルフ・ツェッペリンが帝位継承。ギュンター・プロイツェン元帥(実はゼネバス皇帝の遺児)が摂政(後見人)となる。ガイロス帝国国防軍と議会を掌握したプロイツェンはヘリック共和国に対し、宣戦布告。暗黒大陸と中央大陸間の海域であるトライアングル・ダラスが通行不可能なためこれを迂回する形で西方大陸エウロペに侵攻。これを受けて共和国軍も西方大陸へ派兵し、第二次大陸間戦争(西方大陸戦争)が勃発する。当初はガイロス帝国が優勢であったが、次第に国力に優る共和国軍に押されはじめ、本国ニクス大陸へ撤退。戦いは本土決戦(暗黒大陸戦争)へと移行する。両軍の血で血を洗うの消耗戦の中、摂政プロイツェン元帥が自らの私兵であるPK師団と共に帝都ヴァルハラで反乱を決行。ルドルフ皇帝を拘束し、自らの出自を明かすと共にネオゼネバス帝国の建国を宣言。この事態に真の敵を知ったガイロス軍と共和国軍は和解すると同時に電撃的に休戦協定を締結、協同して皇帝ならびに帝都奪還作戦を展開する。しかし、これこそネオゼネバス軍本隊を中央大陸に送り出すためのプロイツェンの陽動作戦であり、最終的にプロイツェンとプロイツェン騎士団(プロイツェンナイツ・通称PK師団)は帝都及びガイロス・ヘリック連合軍もろとも自爆して果てた。ルドルフはシュバルツ中佐に救われ、からくも一命を取り留めた。その後は共和国の同盟国としてネオゼネバス帝国と戦っていくこととなる。だが、本土決戦で被った損害から回復できていないため裏方に徹し、共和国に凱龍輝の素体であるバーサークフューラー野生体の提供などの援助を行った。現段階では穏健派であるルドルフが帝位に就いており、先の戦いでの和解と共闘もあって共和国との関係は歴史上無いほど良好だが、それはあくまでも共和国軍首脳部及び共和国軍に限った話に過ぎず、旧大戦での所業から共和国民衆にとって未だにガイロスは北方の脅威であり、いずれ中央大陸を狙うに違いないと言う考えが(中央大陸全土を掌握したネオゼネバス帝国を支持したほど)強い。ネオゼネバス帝国とはネオゼネバス側が反ガイロスを表明しており、軍部を中心に旧大戦での裏切りやその後の度重なる旧ゼネバス系将兵への冷遇からガイロスを憎む者が圧倒的に多く、ガイロス側もヴォルフ皇帝の父であるプロイツェン率いるPK師団やネオゼネバス帝国軍の前身でありガイロス軍士官時代のヴォルフが率いていた鉄竜騎兵団のせいで政界や軍部が幾度も打撃を受け、更にプロイツェンの自決の道連れで帝都を焦土にされたため、関係は非常に悪い。この様に外交面でも多数の課題を抱えているの現状である。ガイロス帝国の軍隊(暗黒軍及び国防軍)は高い技術力に裏打ちされた強力な兵器と部隊の規律を重んじる点、数多くの陸戦ゾイドを擁し、陸軍主導の編成である。電撃戦を展開する主力部隊の機動力は共和国軍を凌駕し、ホエールカイザー、ホエールキングなど外地への急速展開を可能とする巨大飛行輸送艦の開発にも注力しており、敵地の迅速な制圧・占領という目的が鮮明である。技術力はヘリック共和国より数年は進んでいると言われており、帝国ゾイドのコンセプトとしては改造によって原種の個性を殺してでも性能を画一化する傾向が強く、コクピットも基本的に全面装甲型(これはゼネバス帝国とほぼ同じ)で、搭乗者の安全性と生存性を重視している。武装は実弾だけでなくビームやレーザーといった光学系武器を積極的に採用している。空軍(以下、戦略空軍)がそれに次ぐ戦力だが、ギル・ベイダー、ガン・ギャラドといった超強力なゾイドを保有していた第一次大陸間戦争ではむしろ戦略空軍のほうが最強であった。だが、ZAC2056年の惑星Zi大異変により、第一次大陸間戦争で活躍したギル・ベイダー、ガン・ギャラドは失われ、またガイロス独自の技術も多く失われているため、大異変以降は小、中型ゾイド中心に配備、編成されており第一次大陸間戦争の頃と比較すれば弱体化しているが、戦闘機のレドラーこそ共和国空軍に見劣りするものの、それ以外についてはゾイド史上初のUCAV機であるザバット、巨大輸送機のホエールキングを擁し、むしろ優っている。戦史上でもギル・ベイダーによる共和国首都空襲から始まり、ザバットによるニクシー空襲まで大規模航空攻撃に関してはガイロス帝国軍の独壇場である。海軍が一番貧弱で旧ゼネバス帝国のゾイドをそのまま運用しているが、西方大陸戦争後期以降からシンカーの増産、オーガノイドシステムを応用し、ゾイド核の分裂を促進し、個体数を増やすことに成功したウオディックの大量配備により大幅に強化された。ゾイドコアボックスに付属されたプロイツェンの反逆の記述によればゲルダー、マルダー、シーパンツァーの保有もあった模様(ただし、これらは旧大戦の生き残りで再生産されたわけでは無かった)。第一次大陸間戦争時はデッド・ボーダー、ジーク・ドーベルなどガイロス独自のゾイドの他、ニカイドス島で接収したゼネバス帝国のゾイドも暗黒大陸固有の鉱物「ディオハリコン」等を用いて改造(レッドホーン→ダーク・ホーンなど)し、使用していた。惑星Zi大異変後、独自の技術の多くが失われたため、代わりにゼネバス帝国のゾイドを強化・量産して使用しており、第二次大陸間戦争を通じて使用された。第一次~第二次大陸間戦争を通じて使用されているガイロス独自のゾイドはヘルディガンナーのみであり、それもまたディオハリコンは搭載していない模様である。なお、登場当初の暗黒軍ゾイドの特徴とされたディオハリコンは最初の3種類のゾイドを除くと特徴である黄緑色の蓄光パーツが見られなくなり、実際どこまで使用されていたのか定かではない。バトルストーリーなどに登場した改造ゾイドや後年限定発売された旧ゼネバス帝国ゾイドの暗黒仕様機にその特徴が見られる一方、ジーク・ドーベル、ガル・タイガー以降の純ガイロス製ゾイドにはその特徴は一切見られなくなった。ただし、第一次大陸間戦争後半にディオハリコンを装甲表面に蒸着させた「アイスメタル」と呼ばれる特殊コーディング装甲を新開発し、ガン・ギャラドやジークドーベルの強化機であるアイス・ブレーザーに用いられた。オーガノイドシステムを絶滅寸前のゾイド再量産に使用する際にもギル・ベイダーなどのガイロス系のゾイドではなく、デスザウラーなどゼネバス系ゾイドが対象とされた。ゾイドリバースセンチュリーではレッドホーンの後継機であるクリムゾンホーンや当時の最新ゾイドであるヴァルガなどが開発され、また磁気嵐に対応化したゾイドを多数使用した。なお、旧シリーズでは暗黒軍のゾイドは名称中に中黒を含んでいたが、新シリーズ以降、それは省略された。ZAC2098年以前のガイロス帝国軍の編成に関しては、暗黒軍時代のものも含めて一切が不明である。以下はZAC2099年以降の編成について述べる。ZAC2099年以降のガイロス帝国軍の編成では陸軍(以下、機動陸軍)は大きく分けてアイアンコングなど打撃力のあるゾイドが配備された装甲師団とセイバータイガーなど高速ゾイドが配備された特殊工作師団、主にアタックゾイドが配備された機械化歩兵部隊というべき装甲擲弾兵師団、兵站を担当する輸送師団(グスタフ配備)と4つの師団が存在する。装甲師団の指揮下にはアイアンコング、ジェノザウラー、エレファンダー(ノーマルタイプの他、コマンダータイプも含む)、イグアン、サイカーチス、レブラプターなど主力級のゾイドが配備された強襲戦闘隊、レッドホーン、ブラックライモス、エレファンダー(ファイタータイプ)モルガなどが配備された突撃隊、レッドホーンBG(CP-02ビームバルカン搭載型)、モルガキャノリー(CP-07キャノリーユニット搭載型)などが配備された重砲隊、ゲーター、エレファンダー(スカウタータイプ)などが配備された強行偵察隊と4つの部隊が存在し、また装甲師団指揮下に防空戦隊と称する部隊がレドラーを装備している。特殊工作師団の指揮下にはセイバータイガー(セイバータイガーAT含む)、ジェノブレイカー、ライトニングサイクス、ヘルキャットなど高速ゾイドが配備された高速戦闘隊、奇襲、破壊活動を任務とするヘルディガンナーが配備された奇襲攻撃隊と2つの部隊が存在する。戦略空軍はレドラーを配備した防空戦闘隊、ホエールキング、ザバットコンテナ(CP-19バインドコンテナ搭載型)を装備した輸送飛行隊、ザバットを配備した戦略爆撃隊と3つの部隊が存在し、海軍はブラキオス、ウオディックが配備された主力艦隊とシンカーが配備された特殊潜航艦隊と2つの艦隊が存在する。また、摂政ギュンター・プロイツェン元帥が設立し、自らの私兵であるPK師団(プロイツェンナイツ)とプロイツェン元帥の息子、ヴォルフ・ムーロア率いる特殊部隊、鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)が存在する。これらは帝国正規軍である国防軍の指揮系統から外れ、プロイツェン元帥直接の指揮下に入っている。PK師団にはアイアンコングPKやハンマーロック、鉄竜騎兵団にはバーサークフューラーやダークスパイナーなど強力なゾイドが優先的に配備されている。これらのゾイドはネオゼネバス帝国成立後、ネオゼネバス軍の主力戦力となっている。ここではゾイドバトルストーリーにおいて登場し、活躍した部隊名を記す。詳細はゾイドバトルストーリー、ゾイドリバースセンチュリー、ゾイドバトルカードゲーム、ZOIDS妄想戦記、アニメ「ゾイド -ZOIDS-」を参照。ここではバトルストーリー、リバースセンチュリー、バトルカードゲーム、妄想戦記、アニメ以外に登場した人物を記す。ゾイドバトルストーリーと同じくヘリック共和国と長きに渡る戦争を繰り広げている(その理由や発端は不明)が、それ以外の詳しい歴史については語られていない。物語開始時では共和国軍に対して圧倒的優位な状況に立っており、共和国首都には目前まで迫っていた(また、当時軍の全権を握っていたプロイツェンの影響で当時の帝国軍人には共和国軍の事を反乱軍と呼ぶ者が多かった)。しかし、物語の中盤で前皇帝ツェッペリン二世が逝去、その直系であるルドルフ・ゲアハルト・ツェッペリン三世が新たな皇帝の候補として持ち上がるも、皇帝の座を狙っていたギュンター・プロイツェンの陰謀によってルドルフが行方不明になる事態に陥った為、一時期はプロイツェンにその執政をほぼ牛耳られてしまう事となる。やがてガイロス帝国だけでなく世界そのものを支配しようとするプロイツェンとデスザウラーの暴走により、帝都ガイガロスに多大な被害が出るもヘリック共和国軍の助力とバン・フライハイトの活躍のおかげで帝国滅亡は免れ、その後は共和国とは正式に和平条約を結び、超国家機関「ガーディアンフォース」を設立する。第二部では共和国と全面的な友好関係を築いており、新たな敵達に対し共同で作戦を行う事が多かった。首都はヴァルハラではなく西方大陸のガイガロス(皇帝の居城はミレトス城)となっており、本来の本土である暗黒大陸については全くの未登場。暗黒大陸の地理については、暗黒大陸(ニクス大陸)を参照。

出典:wikipedia

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