『ふたりエッチ』は、克・亜樹による日本の漫画。『ヤングアニマル』(白泉社)にて1997年から連載中。また、現在は増刊誌の『ヤングアニマル嵐』およびウェブコミックサイト『ヤングアニマルDensi』でも並行連載されている。2011年夏には、配信ドラマと映画化が行われた。単行本のカバーの色が、1巻から40巻までは黄色地で、41巻以降は白地である。真(まこと)と優良(ゆら)のラブストーリー。お互いは性体験が全く無い童貞・処女であり、そのことを知らずにお見合い結婚する。お互い初心者同士である2人は「本当の夫婦」を目指してエッチのステップアップをしていく。このような題材にも関わらず、性的な描画はトップレスや精液・愛液程度に留まっており、性器やアンダーヘアは一切描かれず(男性器はバナナなどに置き換えられて描写される場合もある)、「成人コミック」には指定されていない。OVA版も性行為や喘ぎ声はあるものの性器を見せないことで18禁アニメではなく一般作となっている。「"これはただのHマンガではありません"」の著者メッセージの通り、単純にセックスを描写するだけでなく、さまざまな価値観を持った登場人物を配することにより、男性・女性心理や恋愛・結婚観・セックス・男女間の性差に関するデータ・グラフ・テクニックなどの引用や著者の私見などを頻繁に交えて構成されている。(主に主人公真の妄想による)安易な性的シーンが頻見されるものの、また、エッチシーンが全く無い話もある。このような作風であることから、本作品は成人向け漫画には属さない一般青年漫画として扱われている。本人の弁によると、漫画に各種データを盛り込む様に成ったのは偶然。担当に『ああっ女神さまっ』みたいなエッチな漫画を描いてくれと言われるも、エッチな漫画は売れて10万部だから嫌ですと初めは断っている。了承した後は、エッチな漫画というものは買い難いので「これは違うんだ」と言える言い訳を作ってあげようという考えからデータを盛り込んだ、との事。神奈川県や長崎県などで有害図書に指定されているほか、18禁コーナーへ置くなどして販売を自主規制する書店もある。白泉社発行のレディースコミック誌『シルキー』に連載され、妻の優良の視点から描かれた女性向けの「ふたりエッチ for Ladies ゆらさん日記」も発売されている。他にも、黄支亮による小説版、林あまりによる「歌集ふたりエッチ」が刊行されている。連載当初から、小野田夫婦が性生活に関する悩みをいかに解決するかと言う基本的ストーリーを貫いており、内容自体はほとんど変わっていない。物語展開に比重が置かれた漫画ではないが、シリーズ類累計2300万部(2011年6月現在)を突破している人気作である。2008年夏に『プレイボーイ』誌が作者に行なったインタビューによると、「連載開始以来、雑誌アンケートの順位は常に1位か2位」となっていた。大韓民国、台湾、香港、アメリカ合衆国、ブラジル、イギリス、ドイツ、スペイン、フランス、イタリア、デンマーク、ポーランドで出版されている。声優は、特に注記の無い限りOVA版(第1期・第2期)のもの。文化放送で、1999年1月5日から3月30日までトークとラジオドラマで構成される番組「岩田光央と草地章江のふたりエッチ」が放送された(毎週火曜日25時30分 - 26時)。ドラマCD「ふたりエッチ THE CD SHOW」(全2巻)はバンダイミュージックより発売。2000年、WOWOWで放映。全3話。監督:山川元。実写ビデオタイトル2002年よりOVAとしてアニメ化されている。第1期は創映新社(販売・ジェネオンエンタテインメント)、第2期はハピネット・ピクチャーズより発売。第3期はAMGエンタテインメントより2014年10月10日にDVD全3巻が同時発売。なお単巻の他、全3巻をセットにしたスタンダードBOX、さらに第1期・第2期全話も収録したプレミアムBOXも発売される。第1作『映画版 ふたりエッチ』は銀座シネパトスにて、2011年6月18日より1週間限定公開。第2作『映画版 ふたりエッチ セカンド♥キッス』は2011年12月17日より2週間レイトショー公開。レイティングPG-12。第3作と第4作は93分の特別編集版として2012年5月12日より池袋シネマロサにて1週間限定レイトショー公開。実写ドラマがUstreamより「東京思春期」シリーズの枠において、『ドラマ版ふたりエッチ』の題名で2011年夏に配信された。ソーシャルゲーム『ふたりエッチ18+』がDMM.R18より2013年9月25日に配信開始された。優良との結婚から始まる設定となっていて、主人公の妄想力によって出現した多彩な女の子たちのカードを使い、クエストをこなして、各章のクライマックスで優良とのバトルをする。バトルに勝利すると今までより過激でアダルトな内容を楽しめる18禁という内容。イラストは克・亜樹ではない。
出典:wikipedia
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