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直通特急 (阪神・山陽)

直通特急(ちょくつうとっきゅう)とは阪神電気鉄道・山陽電気鉄道(以下、本稿では山陽と称する)が阪神梅田駅 - 山陽姫路駅間を阪神本線・阪神神戸高速線・山陽電気鉄道本線経由で運行する列車種別の一つ。直特と略されることもある。阪神本線 - 阪神神戸高速線 - 山陽電鉄本線の3路線を直通運転し、この3路線の特急列車と同様、特別急行券なしで利用することが可能である。基本的には梅田駅 - 山陽姫路駅の全区間を運転するが、早朝や深夜には以下の通り一部区間のみを運転する列車も存在する。2016年3月19日ダイヤ改正以降、現在は以下の区間運転が存在する。なお、2016年のダイヤ改正以前では、以下の運用があった。2016年3月19日のダイヤ改正以降の停車駅。以下のうち、※、( )、< >の各駅は一部の列車が停車。阪神電気鉄道・山陽電気鉄道が所有する以下の車両が限定運用で充てられる。乗り入れ協定で両社の走行距離を相殺する関係上、山陽車両が充当される便の方が多く、山陽車両と阪神車両の使用比率はほぼ2:1となっている。山陽車両は運転開始当時全車両がクロスシート車(転換クロスシート車が多いが固定クロスシート車が含まれている編成もある)であり、混雑対策のため1997年から製造された5030系では転換クロスシートを1人-2人掛けの3列としていた。2014年度からは更なる混雑対策として5000系車両の阪神梅田方先頭車がクロスシートからロングシートに改造されている。阪神車両は先頭車両がロングシート車で、クロスシート車を中間に組み込んだ編成が主に使用されているが、全車両ロングシートである8000系(8233F以降編成)や9000系・1000系が使用される運用もある。平日の朝ラッシュ時(概ね梅田着8時台の便)と、当該便が折り返してくる12時前後、15時台、18-19時台に梅田を発着する便にはロングシート車の比率が高い阪神の車両が優先的に割り当てられ、その他の時間帯にはクロスシート車の山陽の車両が比較的多く使われる。なお、阪神所有のすべての車両は急行系車両が東須磨・須磨浦公園まで、普通系車両が新開地・高速神戸まで運行されている。運行開始当初は、乗務員室の車掌台側窓内に「姫路ライナー」または「大阪ライナー」の運行プレート(現場・部内では「ライナー板」と呼ぶ)を掲示していた。しかし2006年10月28日のダイヤ改正以降、運行プレート(愛称表示)は掲示されなくなっている。運行プレート(愛称表示)は通常、「姫路ライナー」は赤色地に白鷺(姫路城の別名「白鷺城」にちなむ)、「大阪ライナー」は青地に水流(水都大阪にちなむ)のシルエットをそれぞれあしらったものであった。あるいは、阪神甲子園球場での阪神タイガースの試合開催日(オープン戦を含む阪神タイガース主催試合及びそれに準ずるオールスターゲーム・クライマックスシリーズ・日本シリーズ)及びファン感謝デーには、「姫路ライナー」「大阪ライナー」いずれも黄色地に阪神タイガースの虎マークをあしらったデザインであった。例外として2003年9月16日から10月17日まで「姫路ライナー」・「大阪ライナー」のプレートに代えて、阪神タイガース優勝記念プレートが掲出されていたほか、2005年3月23日から同年9月15日まで阪神の車両には「開業100周年」記念プレートが使用されていた。また、同年の阪神タイガースの優勝により、9月30日から10月21日まで優勝記念プレートが阪神の全車両と山陽からは「優勝記念号」として5000系5010F編成に取り付けられていた。現在は2007年以降の阪神甲子園球場での阪神タイガースの試合開催日は阪神特急・臨時特急・臨時急行と共通のタイガースプレートが、2013年からの全国高等学校野球選手権大会開催期間中は「高校野球」プレートが、2014年からの選抜高等学校野球大会開催期間中は「センバツ」プレートが掲出される。方向幕での表記は、山陽車両は阪神線以外に阪急線へも乗り入れる(神戸三宮駅まで)ことや、実際の運行はないが阪急の梅田駅へも路線が繋がっていること、また阪神と阪急それぞれの梅田駅が若干離れていることもあり、梅田行きは阪神車両も含めて誤乗防止のため「梅田」とはせず「阪神梅田」と表示している。逆に、山陽姫路行きは単に「姫路」と省略して表示している。基本停車駅の直通特急については、従前と同じ英字併記で種別表示(前面は黒色地に赤文字の「直通特急」、側面は赤色地に白文字の「直特」)を表示して運行される。なお、阪神車両のうちLED式の側面種別表示装置を装備した車両(1000系・9000系・8000系のうち8231F以降の編成)は前面にも赤色地に白文字の「直通特急」を表示する。2001年3月10日のダイヤ改正により運行を開始した、一部区間で各駅停車となる直通特急については、黄色地に青文字の種別表示(前面は「直通特急」、側面は「直特」)として基本停車駅の直通特急と区別しており、また側面方向幕では下部の英字部分を「神戸三宮〜板宿間は各駅に停車」(姫路行き)または「板宿〜神戸三宮間は各駅に停車」(阪神梅田行き)に差し替えて表示している(代わりに英字表記は割愛)。車籍に関係なく、全て高速神戸駅で交代する。高速神戸を境に以西は山陽の乗務員が、以東は阪神の乗務員が、それぞれ担当する。神戸高速鉄道計画時に予定されていた電鉄姫路(当時) - 梅田間の直通運転は、山陽・阪神・阪急電鉄の3社の車両規格や編成長の関係で実現しなかったとされる。1990年代の時点で車両規格としてはほぼ3社とも揃っていたが、本格的な運行に際しては1995年の阪神・淡路大震災後に西日本旅客鉄道(JR西日本)の東海道・山陽本線(JR神戸線)の復旧が他の私鉄各社に比べ早かったことにより乗客が逸走したためその対策という側面がある。また、運行開始時に、神戸高速鉄道東西線に乗り入れている阪急側が神戸線での需要に応える形で編成長を延ばした一方で、山陽と阪神の車両規格・編成長を揃え、運行間隔を対応させることが可能になり実現した。山陽としてはJR西日本がJR神戸線で運行している新快速・明石以東の快速との対抗策として、阪神としては成熟しきった沿線の外に活路を見出すべく、両者の利害が一致したことから運転開始となり、神戸高速鉄道が当初企画した際の姿が実現した。ただ、直通特急が設定される以前から山陽電鉄線の所要時間はJRに比較して長かったことから、直通特急においても梅田 - 山陽姫路間の所要時間は標準停車駅タイプで約95分、神戸三宮 - 板宿間各駅停車型では約100分とJRの新快速より35-40分も長く、加古川で新快速を待避する明石以西各駅停車の快速と同等かそれ以上の所要時間を要する。この点では2009年3月のダイヤ修正で停車駅数が運行開始当初の16駅(当時の所要時間は87分であった)から20 - 29駅へと増加した結果、さらにJRとの所要時間差が拡大している。神戸三宮 - 山陽須磨間の停車駅数は標準停車駅タイプでJR神戸線三ノ宮駅 - 須磨駅間各駅停車の停車駅数と同数、神戸三宮 - 板宿間各駅停車型ではそれよりも多くなっており、主要駅間の所要時間ではJR利用に劣る。またJRの新快速・快速には必ず設置されているトイレがないことでもサービス上劣っている。運賃面でも、阪神神戸高速線の運賃も加算されることから区間によっては割高となり、直通特急の設定以前から不利な状況にあった。梅田 - 山陽姫路間全線を乗車した場合の普通運賃はJRよりも210円安い1,280円(JRでは大阪 - 姫路間の普通運賃は1,490円)であるが、JR利用の場合でも大阪 - 元町間は昼間特割きっぷ(昼特)を使用し元町以遠は乗り越し精算をすれば逆にJRの方が運賃が安くなる(大阪 - 元町間の昼特は1枚あたり270円、元町 - 姫路間は普通運賃が970円で合計1,240円)。これらの不利な要因は直通特急の設定後も基本的には変わっていないことから、直通特急停車駅のうち舞子公園駅、山陽垂水駅、山陽須磨駅などのJRの各駅(順に舞子駅、垂水駅、須磨駅)に隣接する駅では、三宮、梅田に向かう場合はJRの利便性が勝るという状況にある。これに対して、その他の停車駅や緩急接続によって利用する中間駅の利用者については、優等列車の直通先が拡大したことで利便性が大きく向上しており、また阪神甲子園球場へ須磨浦公園以西からも乗り換え無しで行けるようになるなどの利便性向上効果もある。2009年3月の阪神なんば線開通以降は、尼崎駅で同線とも接続することとなり、利便性が更に向上している。阪神・山陽が臨時に運行しているイベント列車として、阪神甲子園球場にて阪神タイガース主催の公式戦が行われる際に運行されるさんよう・はんしんタイガース号がある。上述の通り、阪神甲子園球場にて阪神タイガース主催の公式戦が行われる日に、梅田もしくは姫路から甲子園行きのみ年に数回運行される。1回だけの年もあれば、2003年には4回運行されたこともある。ちなみに2003年の4回目の運行は9月15日で、その日はタイガースが18年ぶりのリーグ優勝を果たした日でもある。初運行は1998年6月13日(対広島戦)となる予定だったが、雨天中止となり結局この年は運行されなかった。よって、実質的な初運行は1999年4月24日(対ヤクルト戦)となった。これまでに21回企画されたがうち3回は雨天中止となった。特に1998年と2008年には一度も運行されなかった。乗車にははがきによる事前申し込みが必要で、応募多数の場合抽選となる。参加費は年と出発地(姫路発の列車は、乗車駅を姫路と明石から選ぶことができる)により変動するが、甲子園までの往復割引乗車券と観戦券・タイガースグッズがセットされる。また、これとはまた別に定期列車利用で、甲子園までの乗車券と観戦券のセットも発売される。入線する際には「阪神タイガースの歌」を車外スピーカーから流すのが恒例となっている。阪神が臨時に運行しているイベント列車として、下りのみ阪神梅田駅→手柄駅間を運行する播磨酒蔵ライナー(はりまさかぐらライナー)がある。2月下旬から3月上旬の日曜日(年によっては土曜日・日曜日の2日間運行されたこともある)に運行される。梅田駅→手柄駅間の定期列車の待避を除き無停車で運行される。これは工場見学ツアーであり、団体列車になるためだが、企画協力会社として共同運行会社である山陽電気鉄道・神戸高速鉄道も挙がっている。「タイガース号」と同様に乗車にははがきによる事前申し込みが必要で、応募多数の場合抽選となる。参加費は5,000円。酒造会社見学であることから、未成年の応募はできない。手柄駅から歩いて5分の所にある灘菊酒造の訪問と酒蔵の見学が主になるが、付随的に利き酒をしたり、地元の名産品が供される。また、車内ではゲーム等が行われる。運行当初より2005年までは山陽の車両が用いられていたが、2006年より阪神の車両が用いられるようになった。本列車運行開始後、阪神と山陽共同でフリーペーパー(沿線情報誌)「SEA SIDE EXPRESS」が発行されるようになった。2009年の阪神なんば線開通後は、近畿日本鉄道を加えて奈良から姫路までをカバーする「SEA SIDE EXPRESS EAST WEST」に改題されている。この冊子には直通特急と快速急行の全列車の時刻表が掲載されており、どの鉄道会社の車両を使用するかも分かるようになっている(ただし車両系列までは固定されないので、使用する車両系列は記載されていない)。2011年以降は「SEA SIDE EXPRESS EAST WEST」の発行自体が中止されているが、代わりに山陽電鉄のホームページに使用車両も記載された直通特急のダイヤが公開されている。

出典:wikipedia

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