津軽鉄道線(つがるてつどうせん)は、青森県五所川原市の津軽五所川原駅から青森県北津軽郡中泊町の津軽中里駅までを結ぶ津軽鉄道が運営する鉄道路線。津軽半島の中央部を南北に縦貫している。冬季には客車内の暖房に石炭焚きのダルマストーブを用いる「ストーブ列車」が運行される。タブレットによる閉塞が行われ、津軽五所川原駅・金木駅には腕木式信号機がある(ただし場内信号機のみで出発信号機はない)。2016年4月1日改正のダイヤでは、1時間あたり1本程度(朝6時 - 夜21時)の運行で下り16本・上り15本が設定され、普通列車のほか朝と夕方・夜間に準急がある(準急は時間帯によって停車駅が大きく違う)。朝は約30分間隔で運行されていたが、2004年の冬ダイヤ改正で終日約1時間間隔の運行となった。津軽五所川原駅 - 津軽中里駅間の通し運転が基本だが、朝に金木駅 - 津軽中里駅間の区間列車が平日は下り2本・上り1本、休日は1往復運転されているほか、夜21時台の下り最終列車は津軽五所川原駅 - 金木駅間の運行である。基本的に津軽21形気動車1両によるワンマン運転が行われている。なお朝の通学時間帯は2両で車掌乗務となる列車がある。また毎年春に芦野公園で開催される「金木桜まつり」の時期には最大3両で運転する。名物の「ストーブ列車」は冬ダイヤ期間中(12月1日 - 3月31日)に1日2往復運転される。ストーブ列車も準急扱いとなっている。機関車+オハ46形客車2両(乗車にはストーブ列車券が必要)+津軽21型1両の編成が基本だが、閑散期には機関車を省略して津軽21型と客車を1両のみ連結する場合や機関車+客車1両+津軽21型1両の場合もある。なお「金木桜まつり」や「五所川原立佞武多」期間中にもオハ46を使用して運転されるが、ストーブは焚かれない。ただし毎年8月の「五所川原立佞武多」の時期に運転される「真夏のストーブ列車」(要予約)では、車内のストーブが焚かれる。川部 - 五所川原間の鉄道を運営していた陸奥鉄道が国に買収され(現:五能線)、出資額の倍の支払いを受けた株主たちが次なる鉄道として計画した路線である。改正鉄道敷設法では、中里からさらに小泊、三厩を経て青森へ至る計画があったが、青森 - 三厩間がJR津軽線として実現したにとどまっている。津軽鉄道線の近年の輸送実績を下表に記す。輸送量は減少している。表中、輸送人員の単位は万人。輸送人員は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。鉄道統計年報(国土交通省鉄道局監修)より抜粋津軽鉄道線の近年の収入実績を下表に記す。表中、収入の単位は千円。数値は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。鉄道統計年報(国土交通省鉄道局監修)より抜粋津軽鉄道線の近年の営業成績を下表に記す。表中、収入の単位は千円。数値は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。鉄道統計年報(国土交通省鉄道局監修)より抜粋全駅青森県に所在。
出典:wikipedia
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