多磨駅(たまえき)は、東京都府中市紅葉丘三丁目にある西武鉄道多摩川線の駅。多摩駅ではない。東京外国語大学の最寄駅であり、副駅名は東京外大前(とうきょうがいだいまえ)。駅番号はSW03。相対式ホーム2面2線を有する地上駅。ただし、朝と夜の一部時間を除いてこの駅では列車交換を行わない。駅舎は武蔵境方面ホーム側にあり、是政方面ホームとの間は構内踏切により連絡している。駅舎を出ると東側のバス乗り場と連絡する自由地下通路がある。臨時の切符窓口があるが現在は使われていない。トイレは1番線ホームにあり、ユニバーサルデザインの一環として多機能トイレも設置されている。2015年度の1日平均乗降人員は13,807人である。西武鉄道全92駅中60位で、多摩川線全6駅中2位。近年の1日平均乗降人員・乗車人員の推移は下記の通り。駅の北西方向に旧駅名の由来となった東京都立多磨霊園、府中紅葉丘郵便局、府中市立紅葉丘図書館があり、霊園の北側には警視庁府中運転免許試験場がある。旧在日米軍関東村跡地の北西端に近く、その跡地に移転した東京外国語大学・味の素スタジアム・警視庁警察学校・警察大学校や武蔵野の森公園へのアクセス駅となっており、東側バスロータリーが通り道となる。当駅北側を東京都道110号府中三鷹線(人見街道)が通る。地図上では調布飛行場の最寄駅となっているが、管理事務所や新中央航空ターミナルは当駅とは反対側である滑走路の東側にあるため、徒歩30分以上の距離である。実際の最寄駅は京王線西調布駅。京王バス東・小田急バスの路線と府中市コミュニティバス「ちゅうバス」が発着する。2000年に東京外国語大学が北区西ヶ原から府中に移転した際に、当時の学長・中嶋嶺雄が駅名を「東京外国語大学前駅」とするように西武側と交渉したものの、周辺の墓石業者の猛烈な反対にあって実現しなかった。しかしその後、榊原記念病院の府中移転が決定したことにより(実際の移転は2003年)、駅名から「墓地前」の3文字が消え、「多磨駅」となった(なお、当駅の北西には「多磨町」があるが、駅所在地の地名は「紅葉丘」である)。現行の駅名標には、駅名の下に小さな文字で「東京外語大前」と表記されている。また、この改称にともない立地上当駅の南西方向にあった北多磨駅は「多磨駅の“南”にあるのに“北”多磨」という矛盾を解消するため、合わせて白糸台駅と改称された。旧称の「多磨墓地前」は開業当時の多磨霊園にちなむ。多磨墓地は1935年に「多磨霊園」に改称したが、駅名は2001年に多磨駅となるまでそのままだった。
出典:wikipedia
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