放出駅(はなてんえき)は、大阪府大阪市鶴見区放出東三丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である。難読駅名の一つ。当駅の所属線である片町線(愛称「学研都市線」)に、現在当駅を起点としているおおさか東線の2路線が乗り入れ、接続駅となっている。おおさか東線はかつては貨物列車専用の片町線支線であり、通称「城東貨物線」と呼ばれていた。1999年頃から旧駅舎の老朽化と放出駅周辺の再開発計画に伴い、駅舎のリニューアル工事を実施し、2002年に橋上駅舎として新装オープンした。これに併せて南北自由通路が設けられ、それまでほとんど更地であった駅南側は整備・開発され、現在は分譲マンションが建ち並ぶようになった。また、旧駅舎は取り壊され、その跡地には2004年5月にテナントビルをオープンさせている。2008年12月には、ホームに待合室(1・2番のりばは鴫野方、3・4番のりばは徳庵方に)が設置された。島式ホーム2面4線(西行き、東行き各2線ずつ。学研都市線とおおさか東線で方向別共有)の地上駅で、橋上駅舎を持つ。8両編成の列車に対応している。ICOCA利用エリア、および特定都区市内制度における「大阪市内」に属する駅である。また、当駅は駅長が配置された直営駅であり、管理駅として片町線の徳庵駅と鴫野駅、おおさか東線の高井田中央駅・JR河内永和駅・JR俊徳道駅・JR長瀬駅を管轄している。2002年春までの旧地上駅舎時代は駅北側にのみ改札口があり、旅客線2面3線とその南側に貨物線が数本あった。1番のりばが単式ホーム(改札口に直結)、2・3番のりばは島式ホームであり、3番のりばは主に当駅を始発・終着とする列車と貨物列車が使用していた。2002年夏に南北自由通路を兼ねた橋上駅舎が完成してからは南側にも出口が設けられ、貨物線が廃止された上で旅客線の線路が4本に増やされ現在の2面4線となり、1番のりばを上り本線、2番のりばを上り副本線、3番のりばを下り本線、4番のりばを下り副本線とした駅となり、一部時間帯に快速列車と普通電車との緩急接続が行われていたが、2006年3月18日のダイヤ改正を機に緩急接続がなくなり、住道駅で行うように変更された。また、おおさか東線の開業を控えて分岐器の交換が行われ、2007年4月23日から4番のりばが下り本線、3番のりばが下り副本線に入れ替えられた。これに伴い、徳庵駅から当駅へ向かう京橋方面行きの一部区間(網干総合車両所明石支所放出派出所付近)が高架線となった(なおこの間、2・3番のりばの列車は早朝の一部のみが停車していた)。2008年3月15日におおさか東線の当駅 - 久宝寺駅が部分開業したことにより、現在は主に外側2線(1・4番のりば)を学研都市線の列車が、内側2線(2・3番のりば)をおおさか東線の列車が使用する形になっている。日中時間帯は学研都市線が1時間あたり区間快速・普通電車がそれぞれ4本の合計8本、おおさか東線が15分間隔である。朝夕は本数が多くなる。夕方以降は、おおさか東線においては反対側の終点である久宝寺駅の構造上の理由と、森ノ宮電車区放出派出所から放出駅への入出区列車の影響から、10 - 20分間隔と不均等になる。ただし、この時間帯は学研都市線の運転本数が増加するため、おおさか東線から学研都市線京橋方面への接続はおおむね良好である。大阪府統計年鑑によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。南口に近鉄バスが乗り入れる。近鉄バスまた、北口には大阪市営バス(大阪市交通局)の赤バス鶴見ループ(横堤バスターミナル 行)が停車していたが、2013年3月31日をもって廃止された。鶴見区では代替手段として同4月1日より高齢者や障害者、介助が必要な人、乳幼児連れの人などを対象とした無料の福祉バス(鶴見区役所・地下鉄門真南方面)を運行している。
出典:wikipedia
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