玄海町(げんかいちょう)は、佐賀県の北西部にある町で、東松浦郡に属する。現在、東松浦郡を構成する唯一の自治体となっている。町名は玄界灘の別名である「玄海」に由来する。佐賀県の全市町の中で人口が最も少ない。かつて福岡県に同名の町が存在したが、2003年に宗像市との新設合併により消滅した。佐賀市から北西へ約50km、福岡県福岡市から西へ約60kmの東松浦半島の西側中央に位置し、町域の北側から西側にかけて玄界灘に面している。中心市街地は町域中央部の内陸部にある。対馬海流を北上する対馬暖流の影響を受けて比較的温暖で、寒暖の差が少ない海洋性気候の特徴がある。これら2大字は玄海町編入時に大字大良から分割された部分である。なお、大良の残りは唐津市に編入された。平成の大合併により、東松浦郡のほかの町村は2005年から2006年にかけて唐津市と合併した。玄海町も当初参加していたが、周辺地域における行政支援の立ち遅れを懸念し合併協議会より脱会、単独自治の方向を選択。現状では以下の玄海原子力発電所立地による多額の税収のため財政状況は比較的よいが、将来の運営については問題が山積する。税収はこれから漸次減少していく上、原発での労働者が生活に便利な唐津市に定住してしまうため、高齢化の進行が必至であり、対策が急がれる。唐津市・東松浦郡選挙区から選出される佐賀県議会議員の定数は6議席である。1975年(昭和50年)に九州で2ヶ所の原子力発電所の1ヶ所、玄海原子力発電所が運転開始している。2005年(平成17年)2月、佐賀県内初の風力発電所「玄海ウィンドファーム」が運転開始している。発電事業者は町が設立した第3セクター「玄海風力エネルギー開発」。タイの養殖、和牛、タマネギ・葉タバコ・温州みかん・ハウスイチゴの栽培が盛ん。統計はすべて2010年10月1日の国勢調査のもの。昭和自動車が唐津市中心部の唐津大手口バスセンターと玄海町内各地を結ぶ路線を運行する。
出典:wikipedia
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