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早川書房

株式会社早川書房(はやかわしょぼう)は、日本の出版社。創業者は早川清。設立当初は、演劇関係の出版を専らにしていた。1950年、セオドア・ドライサー『アメリカの悲劇』の刊行で準倒産状態となる。1953年(昭和28年)刊行開始の『ハヤカワ・ミステリ』や1970年(昭和45年)刊行開始の『ハヤカワ文庫SF』によって、現在では主としてサイエンス・フィクション、ミステリーを始めとする海外文学に強い出版社と見られることが多い。1956年(昭和31年)、早川書房はハヤカワ・ポケット・ミステリの出版により第2回江戸川乱歩賞を受賞。1998年(平成10年)、社長の早川浩が、海外ミステリーを紹介した功績により、アメリカ探偵作家クラブから特別賞のエラリー・クイーン賞を受賞。1997年(平成9年)からヒュー・ジョンソンの「ポケット・ワインブック」の日本語版など、「ハヤカワ・ワインブック」としてワイン関連の書籍もいくつか出している。1999年(平成11年)には「財団法人早川記念文学振興財団」を創設。2008年(平成20年)に死去した野田昌宏の蔵書を受け入れ、「ハヤカワライブラリー 野田昌宏文庫」として管理・公開する事業も行っている。2011年(平成23年)2月「財団法人早川記念文学振興財団」は、公益財団法人の認定を受け、同年4月1日「公益財団法人 早川清文学振興財団」に改称された。2013年(平成25年)には、ミステリ評論家小鷹信光の1万点を超えるペイパーバック・コレクションを譲り受け、「小鷹信光文庫 ヴィンテージペイパーバックス」として公開。早川書房はレイモンド・チャンドラー『長いお別れ』を1976年にハヤカワ・ミステリ文庫から刊行した。この作品では主人公フィリップ・マーロウが悪役刑事グレゴリウスから殴打された上、「市の留置所には屠殺場で働く方がいいような連中がうようよしている」と脅される場面が登場するが、この台詞は日本の屠場労組から「差別表現」として問題視され、早川書房側は確認会への出席を要求された。しかし早川書房は「あくまでグレゴリウスという登場人物が脅しのために吐いたせりふの中にあらわれることであって、客観的な事実としての叙述でも、作者の思想でもないことはいうまでもありません」と反論し、屠場労組からの要求を突っぱねた。そして、顧問弁護士の五十嵐二葉と協議の上、1991年9月6日付で「話し合いは1回限り、2~3時間に時間を限る。出席者は双方10人以内とし、弁護士が同席する」との条件で公開討論に応じる旨の回答文書を送った。屠場労組がこの提案を受け入れなかったため、結局、早川書房は確認・糾弾会に出席しなかった。表現規制を求める圧力団体へのこのような毅然たる対応は、日本のマスコミでは最初のケースであり、新しい動きとして評価されている。また、早川書房は1990年にカレル・ヴァン・ウォルフレン『日本/権力構造の謎』における「解放同盟の糾弾は人々に恐怖を与えるだけで、何の効果も、法的根拠もない」などの記述が部落解放同盟から問題視された際にも糾弾の動きに屈せず、ヴァン・ウォルフレンと小森龍邦に公開討論会を開かせている。

出典:wikipedia

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