加美郡(かみぐん)は、宮城県の郡。令制国下では陸奥国(のち陸前国)に属す。 以下の2町を含む。明治11年(1878年)に行政区画として発足して以来、郡域は上記2町のまま変更されていない。奈良時代の『続日本紀』には賀美郡と記される。その後色麻郡を併せ、江戸時代に賀美郡から加美郡に改名した。幕末時点では陸奥国に所属し、全域が仙台藩領であった。「旧高旧領取調帳」に記載されている明治初年時点に存在した村は以下の通り。(1郷37村)明治23年(1890年)5月17日に郡制が公布された際に、宮城県庁内には黒川郡と加美郡を合併して新たに「美川郡」を設置しようとする動きがあった。これを知った色麻村長・佐藤簡らは同年11月12日、内務大臣西郷従道に宛てて「郡治独立請願書」を提出し、翌明治24年(1891年)1月23日には佐藤が上京して貴族院議長伊藤博文・衆議院議長中島信行の両名にも同趣旨の請願を行った。その結果、加美郡は明治27年(1894年)4月1日の宮城県における郡制実施の際に、単独の郡として存続できることになった。(黒川・加美郡長は黒川郡の項を参照)
出典:wikipedia
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