礼文町(れぶんちょう)は、北海道北部、稚内市沿岸の西方約60kmの礼文島にある町。宗谷地方に属し、礼文島1島で1郡(礼文郡)・1町(礼文町)を構成する。町名はアイヌ語の(沖の・島)に由来する。宗谷地方西部の日本海上にある礼文島の全域を占める。稚内市沿岸から西方60kmに位置し、周囲72km、面積82平方km。北緯45度30分14秒・東経141度4分16秒に位置し日本最北端の町として知られる。宗谷岬は市であり、択捉島は村なので、町としては最北端となる。島は南北29km・東西8kmと南北に長く、ほぼ逆三角形の形状。北部を船泊(ふなどまり)、南部を香深(かふか)と呼ぶ。島西部は断崖絶壁が続き、自動車、バイクでは島一周できない。島東部海岸には北海道道40号礼文島線が南北に走る。気候は宗谷暖流や偏西風の影響により緯度の割には比較的穏やかで、夏は涼しく冬は氷点下10℃前後までしか下がらない(夏期平均気温 6月12℃位 7月17℃位 8月18℃位 9月15℃位)。島のため、隣接する自治体はなし。ただし、航路により以下の市町村と関係が深い。総務課、町民課、産業課、建設課漁業と観光を基幹産業とする。漁業では年間を通して海の幸に恵まれ、夏はエゾバフンウニ、利尻昆布、ホッケの産地として有名である。また礼文島はウニ丼の発祥地としても知られている。「最北の離島」(北方領土を除く)として観光も盛んである。高緯度や冷涼な気候から、海抜ゼロメートル地帯より300種類以上の高山植物が咲き乱れ「花の浮島」としても知られる。礼文島西海岸の気候は東海岸が晴天の時でも西海岸に近づくにつれて次第に霧が濃くなり、立つことすらできないほどの強風が吹くこともある。このような気候条件が気温を低下させるため、そこに適応した種類だけが育ち、春の訪れとともに次々と花を咲かせる。夏季(6月頃~)にはレブンソウ、レブンアツモリソウ、レブンウスユキソウなど多くの礼文島固有の稀少な高山植物が咲き乱れ、咲く花の種類は2~3週間ごとに変化する。特にレブンアツモリソウはかつては全域に見られたが、盗掘により大きく数を減らし現在では「レブンアツモリソウ群生地」(保護区。北鉄府地区)以外ではほとんど見られない。礼文町に自生する植物300種以上(固有種、稀少種が含まれ学術的価値が高い)など他多数
出典:wikipedia
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