須磨駅（すまえき）は、兵庫県神戸市須磨区須磨浦通四丁目にある、西日本旅客鉄道（JR西日本）山陽本線の駅である。「JR神戸線」の愛称区間に含まれている。普通と電車線走行の快速が停車する。相互接続駅で2面4線の島式ホームを持つ橋上駅になっている。電車線のみで列車線（運転取扱上では5・6番線）にはプラットホームはないが、場内・出発信号機は列車線も含めて設置されている。改札口は1ヶ所のみ。緩行線経由の快速電車が停車する為、有効長は約250m(12両編成分)と長い。直営駅（神戸駅の被管理駅。アーバンネットワークエリアに属しており、ICOCA利用可能駅でもある（相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照）。2010年（平成22年）1月30日をもってみどりの窓口が廃止され、代替として「みどりの券売機プラス」が設けられた。以降も市販の「JR時刻表」などでは「みどりの窓口設置駅」として扱われている。2・3番のりばがそれぞれ上下の本線となっており、1・4番のりばは副本線である。そのため、停車列車は基本的に2・3番のりばを使用し、快速の接続待ちを行う列車が1・4番のりばに入るのが本来の運用法である。1986年（昭和61年）10月31日までは、新快速が電車線を走行していた関係で、日中の各駅停車はすべて当駅で通過待ちを行っていた。ただし、上下線の渡り線は2・3番のりばの間にあるため、当駅で列車が折り返す場合にはこの2つのホームしか使用できない。当駅折り返しの普通列車は1996年7月20日 - 1998年10月2日に設定されていたことがあったが、JR福知山線脱線事故を受けて「ゆとりダイヤ」が導入されたことにより、2006年（平成18年）3月18日から日中の半数の普通電車（大阪方面発着便）が当駅折り返しに変更された。そのため日中は折り返しの普通電車が2・3番のりばを交互に使用し、加古川・姫路方面発着の快速（当駅発着の各駅停車に接続）と西明石駅発着の普通電車（JR東西線直通）は、本来待避線である1・4番のりばに停車するようになった。2008年（平成20年）3月15日のダイヤ改正では、日中時間帯の当駅を越えて西明石駅まで運転される普通電車が1時間あたり2本増やされ、この時間帯の当駅折り返し列車は1時間あたり2本となった。余裕ができたことで折り返し列車の発着も2番のりばに統一され、3・4番のりばは本来の本線／待避線の用法に戻された。当駅を越える下り列車についても、2番のりばが折り返し列車が停車していない場合は、接続待ちのない限り2番のりばを使用するようになった。2009年（平成21年）ダイヤ改正で下り最終の快速が新快速に格上げになった。この新快速は緩行線経由で、当駅の2番ホームを通過するため、23年ぶりに通過列車が設定されることとなった。2010年（平成22年）3月13日のダイヤ改正では、当駅で折り返す普通が1時間あたり4本に戻されたが、2006年・2007年度とは異なり、当駅・西明石駅で折り返す際にJR京都線発着とJR東西線発着の系統を入れ替える運用となり、当駅ではJR京都線発がJR東西線行きとして折り返すため（西明石駅では逆の手順が行われる）、2015年3月14日改正では11時から15時15分ごろまでの折り返し列車が2番に停車する。この結果日中は、1番のりばが下り快速・JR東西線発西明石行き普通、2番のりばがJR京都線発当駅折り返しJR東西線行き普通、3番のりばが上り快速、4番のりばが西明石発JR京都線行き普通が使うようになった。2016年3月26日改正で摩耶駅開業により普通列車の所要時間が伸びたことなどから、JR京都線発の普通が折り返しJR京都線行きの普通になる運用に変更された。（西明石駅ではJR東西線発の普通が折り返しJR東西線行きの普通になる）　そのため、日中は1番のりばが下り快速とJR東西線発西明石行き普通、2番のりばがJR京都線発着当駅折り返し普通、3番のりばが上り快速と西明石発JR東西線行き普通が発着し、4番のりばは使用しない。日中時間帯は1時間あたり快速が4本、普通電車が8本（4本は当駅折り返し）停車する。朝ラッシュ時は大阪方面の普通電車が4分間隔で発車する。夕方の西明石・姫路方面は相互接続する列車としない列車が交互に発車する。折り返し・相互接続する普通電車は、ドア横の開閉ボタンで開け閉めする。兵庫県統計書によると、2014年度の1日平均乗車人員は12,349人である。近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。

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