アーガマ (Argama) は、アニメ作品群『ガンダムシリーズ』のうち、宇宙世紀を舞台にした作品に登場する架空の艦艇。艦名はサンスクリット語で「伝承」を意味し、上座部仏教の経典『阿含経』を指す。アーガマ級強襲巡洋艦の1番艦。反地球連邦組織エゥーゴの象徴として、グリプス戦役や第一次ネオ・ジオン抗争で活躍した。ホワイトベースを参考に建造され、モビルスーツ(MS)の搭載・運用能力を重視している。当初は「ホワイトベースII」の名称だったが、アナハイム・エレクトロニクス会長メラニー・ヒュー・カーバインにより「アーガマ」と命名された。武装は様々なものを搭載しているが、前述のようにあくまでMS母艦としての運用を前提とした設計志向だったため、巡洋艦として必要最低限の武装しか持たず、単艦での火力が不足しているのが弱点だった。ティターンズとの決戦後はエゥーゴの保有する機動兵器数が減少し、アーガマ自体、一時はΖガンダムとメタスの2機だけという状況だったために火力の強化が必要になり、ラビアンローズにおいてハイパー・メガ粒子砲(ハイメガ粒子砲)を装備する改修が行われている。その威力は廃棄されたスペースコロニーの残骸を一撃で破壊するほどで、ジュドー・アーシタに「まるでコロニーレーザーじゃないか」と言わしめたほどである。第一次ネオ・ジオン抗争時においてネオ・ジオン艦隊追撃のため、大気圏突入前に重力下での運用目的でグラナダにて再改修が施され、前述のハイメガ粒子砲に加え、カタパルトデッキのタラップ増設、ミノフスキー・クラフト・システム、対空(対MS)レーザー砲など、各種装備が追加された。便宜上、「アーガマ改」とも呼ばれている。この改装前もバリュートシステムを備えていたが、これは地球への大気圏突入目的の装備ではなく木星での運用を想定した重力ブレーキが目的の装備であり、地球上・大気圏内での運用は不可能だった。この改装以降、バリュートによる大気圏突入やミノフスキー・クラフト・システムによる大気圏内での運用も可能となったが、ホワイトベースと違い、オプション装備なしでの大気圏離脱は不可能である。『機動戦士Ζガンダム』では、艦長は当初ヘンケン・ベッケナー中佐だったが、後にブライト・ノア中佐に任される。クワトロ・バジーナ、カミーユ・ビダンなどエースパイロットとΖガンダムなどの最新鋭機を有し、エゥーゴの象徴的存在だった。かつての第13独立部隊のように単艦での行動が多かったが、数々の激戦や重要な交渉にも参加し、無事生き抜いている。『機動戦士ガンダムΖΖ』では、ネオ・ジオンのダカールへの侵攻を阻止すべく地球へ降下。そのままカラバに委託され、乗組員は宇宙へあがりネェル・アーガマを運用した。その後、本艦については語られない。アーガマは宇宙と地球上の往還能力を持たないらしく、地球に降下した時点で艦長ブライトは「これで、アーガマは二度と宇宙へは戻れないか…」と呟いている。『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』では、同級艦・ニカーヤがFSSにおいて管理・運用されていた事が明らかになる。発展系として戦闘能力などを強化したアイリッシュ級がある。雑誌企画『ガンダム・センチネル』で登場した2番艦。地球連邦軍所属で艦籍番号CVW-07。α任務部隊の旗艦としてペズンの反乱の鎮圧に活躍した。外観や能力は初期状態のアーガマとほぼ同じだが、ブリッジや居住ブロックは戦闘位置で固定になっている。新造艦であるが、ペズンの反乱鎮圧任務に当たってブースターを装着して地球から宇宙へ打ち上げが行われており、本級が大気圏離脱可能であることを証明している。漫画作品『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』に登場したアーガマ級強襲巡洋艦。艦番は不明。ジル・ブロッケン・フーバーの伝手で引っ張り出され、ダカールからジャブローまでを弾道飛行で移動した。艦長ブリッジ要員パイロットメカニックその他
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