LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

南紀 (列車)

南紀(なんき)は、東海旅客鉄道(JR東海)、伊勢鉄道および西日本旅客鉄道(JR西日本)が、名古屋駅 - 新宮駅・紀伊勝浦駅間を関西本線・伊勢鉄道伊勢線・紀勢本線経由で運行する特急列車である。なお、本項では同一経路で運転されている臨時列車および、紀勢本線新宮駅以東を運転していた優等列車の沿革についても記述する。特急「南紀」は、1978年10月2日に紀勢本線和歌山駅 - 新宮駅間の電化が完成したことにより、従来天王寺駅 - 名古屋駅間を紀勢本線経由で運転していた「くろしお」の運転系統を分断することになった。このため、「くろしお」の新宮駅以東の運転は廃止され、名古屋駅 - 紀伊勝浦駅間に特急「南紀」を新設したのが始まりである。「南紀」の列車名は、 紀伊半島の南部を表す言葉の「南紀」にちなんでいる。なお、JR東海は1996年より新型車両で運転されている列車には「(ワイドビュー)」を冠しており、「(ワイドビュー)南紀」として運転している。2012年3月17日現在の運行概況は次の通り。名古屋駅 - 紀伊勝浦駅間に3往復、名古屋駅 - 新宮駅間に1往復の合計4往復が運転されている。多客時には、臨時列車として2往復が運転されている。名古屋駅で東海道新幹線「のぞみ」との接続が考慮されている。臨時列車の運行がない限り、1号、5号は紀伊勝浦駅で折返し、それぞれ6号、8号となる。紀伊勝浦駅ではJR西日本メンテックによる折返し清掃が行われている。3号は紀伊勝浦駅到着後、新宮駅まで回送され、夜間滞泊ののち、翌日の4号に運用される。7号も新宮駅で夜間滞泊し、翌日の2号となる。かつては新宮駅 - 紀伊勝浦駅間の初列車と終列車の役割を担うため、上りの2号と下りの9号(現在の7号)は、この区間を普通列車として運転されていたが、2001年3月に系統分割され、新宮駅以南は電車による普通列車となった。この普通列車は2002年3月23日ダイヤ改正で毎日運転の臨時列車に格下げされた後、2010年3月13日ダイヤ改正で廃止された。従って、新宮駅発着列車は、新宮駅以南との連絡列車はそれ以降ない。列車番号は3001D - 3008Dと運転線区で変更がなく、下りが号数+3000の奇数、上りが号数+3000の偶数である。また臨時列車もこの規則に準じて8001 - 8004Dとされている。名古屋駅 - 桑名駅 - 四日市駅 - 鈴鹿駅 - 津駅 - 松阪駅 - 多気駅 - 三瀬谷駅 - 紀伊長島駅 - 尾鷲駅 - 熊野市駅 - 新宮駅 - 紀伊勝浦駅運転開始当初はキハ82系気動車が使用されていたが、1992年からJR東海の名古屋車両区に所属するキハ85系気動車が使用されている。通常は4両編成で、そのうち1両が自由席であり、座席指定席は2.5両、グリーン車は0.5両であるが、多客期は最大6両編成で運転されている。登場当初は通常4両編成であり全室グリーン車である「南紀」専用のキロ85形が用いられていた。2001年に南紀における需要の低迷による編成の見直しによってグリーン車は「ひだ」へ転用され、代わりに「ひだ」用のキハ85形に置き換えられてグリーン車が廃止され、キハ84形中間車の捻出も含め通常は3両編成で運転されるようになった。グリーン車は多客時のみ「ひだ」専用だった半室グリーン車キロハ84(4列座席)が連結されていたが、2009年3月14日から半室グリーン車の連結が通年に変更され、再び通常4両編成で運転されるようになった。キハ85系の投入により加減速性能・最高速度(120km/h運転化)・曲線通過性能の向上(最大本則+15km/h)といったメリットを活かしたスピードアップが実施されて、1991年3月16日のダイヤ改正により起きていた名古屋駅 - 多気駅間の所要時間が快速「みえ」よりも長いという逆転現象が1年ぶりに解消された。かつては新宮駅 - 紀伊勝浦駅間もJR東海の乗務員が担当したが、運転士は2010年3月13日のダイヤ改正より、車掌は2013年3月16日ダイヤ改正をもってJR西日本の担当に変更され、現在は新宮駅にて運転士・車掌とも交代している。「鈴鹿グランプリ」は、鈴鹿サーキットにおいてF1日本グランプリが開催される週末に運転される臨時特急列車で、名古屋駅 - 鈴鹿サーキット稲生駅間で運転される。2006年以前には、「鈴鹿F1」という列車名で運行されていた。停車駅は桑名駅と四日市駅で、定期の「南紀」とは異なり鈴鹿駅は通過する。全車指定席となることが多い。運行本数は年および曜日によって変わる。例として2010年は、土曜日に名古屋発が2本、鈴鹿サーキット稲生発が1本、日曜日に名古屋発が3本、鈴鹿サーキット稲生発が2本運転された。当列車はその性格から、特に上り列車の切符は発売直後に売り切れる場合が多い。そのため、臨時列車としては珍しい立席特急券の発売もおこなわれる。「熊野市花火」は、毎年8月17日に行われる熊野大花火大会の開催日と翌日の未明に運転されていた臨時急行列車である。使用車両はキハ85系・キハ75系であり、熊野市行が2本、熊野市発が2本運転されていた。下りの発駅および上りの行先は年度により異なっていたが、2009年は津駅と亀山駅発着が設定された。2011年は名古屋駅発の1本のみ設定され上りは設定されておらず、2012年以降は設定されていない。急行券・座席指定券・グリーン券は、通常、当該列車が始発駅を発車する日の1か月前に当たる日の10時から発売されているが、天候により開催が左右される花火大会という性格上、開催予定当日の朝6時に開催の可否が発表され、開催が決まった場合は7時からが発売されていた。また、1号と4号の急行券の発売駅は全国発売されず、発売駅を限定していた。なお、2012年以降は花火大会開催日には優等列車では特急「南紀」のみが臨時に名古屋駅 - 熊野市駅間で運行されている。この臨時「南紀」は定期列車とは異なり全席指定席となり、上記の熊野市花火号と同様、花火大会当日の朝7時より発売される。1992年3月より特急料金がB特急料金からA特急料金に変更され割高になった。ただし名古屋駅 - 新宮駅間に特定特急料金が設定されており、30kmまでの区間の自由席特急料金は通年320円、31km - 50kmの区間の自由席特急料金が通年650円と割安になっている。伊勢鉄道を挟む前後の運賃・料金は通過連絡運輸が適用されるため、前後のキロ数を通算して運賃・料金を計算し、それに伊勢鉄道の運賃510円と特急料金310円を加算する。伊勢鉄道のグリーン料金は不要である。伊勢鉄道転換当初は伊勢鉄道の特急料金も不要であり、なおかつ南近畿ワイド周遊券で「南紀」に乗車する場合は伊勢鉄道の運賃も徴収していなかったが、1989年3月よりこれらの取り扱いは廃止された。なお三瀬谷駅は2012年4月より無人駅となったため、当駅での普通・特急乗車券の販売はされなくなった。そのため三瀬谷駅から「南紀」に乗車した際は、車内にて切符を購入するか下車駅にて特急料金を含む運賃を支払う形式となっている。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。