アフリカネイションズカップ(、)は、アフリカサッカー連盟(CAF)が主催する、ナショナルチームによるサッカーの大陸選手権大会である。基本的に2年に1度偶数年に開催されてきたが、2013年の南アフリカ大会以降は奇数年開催になる。また、他の大陸選手権大会と同様に優勝国はFIFAコンフェデレーションズカップへの出場権が与えられるが、2年に1度の開催のため2008年までは閏年開催の大会の優勝国、2013年からはコンフェデ開催年の優勝国に出場権が与えられる。アフリカのナショナルチームのチャンピオンを決める大会で、基本的に2年に1度開催されてきた。現在、アフリカ諸国にとってはFIFAワールドカップに次ぐ重要な大会となっている。しかし、2大会に1度は、FIFAワールドカップ・本大会の約半年前開催になり、FIFAワールドカップ出場国への悪影響が指摘されてきた。そこで、CAFは2010年5月15日にエジプトの首都カイロで理事会を開き、2013年以降は奇数年開催とすることを決めた。2014年にはリビアでの開催が決まっていたが、これを1年前倒しで2013年に行い、以降は奇数年開催となる。1957年に第1回スーダン大会が開催されたが、大会にエントリーしたのはエチオピア、エジプト、南アフリカ、スーダンのわずか4カ国だけで、このうち南アフリカは当時のアパルトヘイト政策により人種混成チームの派遣を拒否したため(全員黒人か全員白人どちらかのチームの派遣を主張)、CAFから出場停止にされた(後にCAFから南アフリカは除名された)。最終的に3カ国で大会を実施し、エジプトが決勝でエチオピアを4対0で下し、初代王者となった。「アフリカの年」と呼ばれた1960年には17カ国が独立するなど、アフリカ大陸で相次いで植民地が独立し、CAF加盟国が急速に増加。1968年の第6回エチオピア大会から予選が行われるようになった。この第6回大会から1990年の第17回アルジェリア大会まで8チームで本大会が開催されたが、1992年の第18回セネガル大会と1994年の第19回チュニジア大会は12チームに増え、さらに1996年の第20回南アフリカ大会から現行の16チーム参加となった。アフリカからの出場国がFIFAワールドカップや夏季オリンピックで好成績を収めるようになった1990年代以降、注目度が上がっており、ヨーロッパのクラブのスカウトにとっては絶好の選手発掘の場となっている。アフリカという大陸の気候の特性から、大会は1月から2月にかけて開催されるが、この時期はアフリカ人選手が多く在籍するヨーロッパのクラブにとって、UEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメントが開始され、国内リーグも佳境に入る重要な時期である。この時期に選手を貸し出すことになるため、アフリカ人選手が在籍するクラブからは大会日程に対する不満の声が少なくない。しかし、ビッグクラブの主力選手でも「クラブでのプレーを優先する」という理由で大会参加を辞退することはほとんどなく、本大会がアフリカ人選手にとって大きな権威を持つことが伺える。※全体の脚注及び結果の注
出典:wikipedia
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