日産・プリメーラ（"PRIMERA" ）は、日産自動車が生産していた乗用車である。日欧両地域で生産・販売され、日本国内に於ける販売期間は1990年から2005年末迄の15年間。欧州でも生産・販売期間は2008年末迄の18年間で終了となった。特に初代モデル・2代目モデルはスポーツ志向が強く、主に20歳代から40歳代の比較的若い年齢層をターゲットとしていた。ボディタイプはセダン、ステーションワゴン（2代目以降）、5ドアハッチバックの3種類を持つ。初代モデルは、徹底的に欧州車を意識しており、きびきびとしたハンドリングと高い直進安定性を備えていたが（『90年代国産車のすべて』三栄書房 74頁参照）、日本ではその乗り心地の硬さに、当初クレームが殺到したほどで、マイナーチェンジで足回りを改善した。「第一級の、最高級の」という意のスペイン語に由来する。また「カミノ」は同じく「道」を意味するスペイン語。

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