越後湯沢温泉(えちごゆざわおんせん)は、新潟県南魚沼郡湯沢町(旧国越後国)にある温泉。川端康成の名作『雪国』の舞台になった温泉町である。単に湯沢温泉と呼ばれることもある。なお、新潟県には他にも岩船郡関川村に湯沢温泉がある。"※注 : 効能はその効果を万人に保証するものではない。"元は湯元温泉地区のみの静かな湯治場だったが、上越線開通後(昭和6年)新たな源泉井が掘られ、その後上越新幹線が開通してスキー客・リゾート客が押し寄せるようになり、リゾートマンションが林立した。風情が失われたことを嘆く向きもある。越後湯沢から三国峠側にゆくと静かな貝掛温泉がある。また苗場地区には赤湯温泉と言う秘境の温泉などもある。公営・民営、新旧とりどりの外湯があり、レジャー帰りの客も温泉を楽しむことが出来る。越後湯沢駅構内にも「酒風呂」コーナーがある。平安末期、高橋半六(高半旅館祖)の温泉発見より(自然湧出毎分約300リットル)始まった現湯沢町の歴史は、その後温泉湧出地名 湯ノ沢から湯沢となる。江戸時代には三国街道の宿場町へと発展していく。寛文6年(1666年)に、保科正之によって編纂された『会津風土記』によれば、承保3年(1076年)には既に温泉があったとされる。温泉地としての繁栄が始まるのは、1931年の上越線開業後である。宿泊者数が増えたことから、1931年から1932年にかけて、新たな源泉の発掘が行われた。従来の湯沢温泉の源泉はぬる湯であったが、新しい源泉は湯温70度と高温であり、温泉地が更なる発展を遂げる原動力となった。この源泉は、西山温泉と名付けられている。上越新幹線大清水トンネル工事を行った際、一部源泉で湯量減少や源泉枯渇が発生した。その際、昭和54年に日本鉄道建設公団により、4億4,700万円かけて集中管理システムが補償として整備された。上越新幹線で行くと、トンネルとトンネルの狭間に駅があり、『雪国』の風情を感じるヒマもない。『雪国』と同じような風情を味わうには、雪国の国境の群馬県の水上駅から在来線の上越線を使い清水トンネルを抜け、土樽・越後中里と山間を縫うように走るのがよいとされる。ただし、列車の本数が少ないため注意が必要。
出典:wikipedia
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