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サスペンデッドゲーム

サスペンデッドゲームは野球やゴルフ、テニスなどで、競技中に天災、施設の事故、照明のない競技場での日没、夜間競技中の照明の故障などにより競技の続行が不可能と判断された場合に、後日改めて中断する前の時点から再開することにして競技を一時停止することである。2016年現在の公認野球規則 7.02『サスペンデッドゲーム(一時停止試合)』では以下の通り規定されている。ただし、日本では「我が国では、サスペンデッドゲームについては、所属する団体の規定に従う。」と注記している。記録上はサスペンデッドゲームは「一時預かり試合」とみなされ、その試合の各種記録は、試合が再開され、試合終了となるまでは有効とならない(個人記録についても試合終了までは加算しない)。またイニング途中でサスペンデッドゲームとなった場合、点数差によるコールドゲームや延長戦(サヨナラゲーム)と同じようにスコアには「x」が一旦付されるが、試合再開とともにそれは削除される。通算の対戦回数については、サスペンデッドゲームが試合終了となるまでは「○回戦預かり」と表現される。例えば6回戦がサスペンデッドゲームとなった場合、この試合が再開され終了するまでは「6回戦預かり」と表記され、次に同じカードで試合をするときは「7回戦」となる。また対戦成績もサスペンデッドゲームが試合終了となるまでは「1預かり」と表記される。日本野球機構(NPB)の管轄する試合ではパシフィック・リーグの公式戦でのみ設定されていた。パ・リーグのアグリーメント(試合協定事項)では、のいずれかに該当するケースで、審判団・球団との協議で、このルールを適用するか否かを判断する、というものだった。1966年、パ・リーグは連戦による健康被害の予防と、ナイター設備の拡充などによる試合規定の変更により、ダブルヘッダーによるデーゲーム・薄暮開催の第2試合が行われる場合、日没で試合継続が不可能と判断された場合はサスペンデッドとはしないでコールドゲームとして試合を成立させるとする取り決めがなされた。サスペンデッドにより中断となった試合の続行分は、原則として同一球場で行われる。従って、同一球場での連戦中は翌日予定されている試合、連戦最終日の試合がサスペンデッドとなった場合は次回の同一球場での試合の、それぞれ本来予定されている試合の開始前に行うことになっている。ただし地方球場でサスペンデッドとなり、同一球場で後日の試合開催が予定されていない場合は、特例として他の球場での続行試合が認められる。しかし1994年以降、照明設備のない球場では適用されないこととなり、その結果、前項1.および2.のケースでは、コールドゲーム宣告の時点で試合終了となり、正式試合として成立していれば、そのときの最終均等回における両チームの得点により勝ち、敗けあるいは引き分けとなる(よって「2.」項でのサスペンデッドは全廃という形となった)。3.についても、翌日の試合への移動に支障しうるような日程が組まれるケースが皆無となり(ダブルヘッダー自体が1999年を最後に実施されていない)、4.についても発生の可能性は極めて低いと考えられることから、このルールは同年以降有名無実化した。一方、セントラル・リーグのアグリーメントにはサスペンデッドゲームの条項は元々設けられておらず、前述のように1994年以降はパ・リーグでも適用事例が無かったことから、2005年から始まったセ・パ交流戦では、当初からすべての試合でサスペンデッドゲームを採用しないことになっていた。またポストシーズンゲームについても、日本シリーズの試合要項にはサスペンデッドゲームは行わない旨が明記されており、2004年から2006年までのパ・リーグのプレーオフ及び2007年からの両リーグのクライマックスシリーズについても同様の扱いとなっていた。結局1994年以降一度も適用が無いまま、2012年1月24日に行われたパ・リーグの理事会において、同日付でサスペンデッドゲームの条項を削除することが決まり、これによりNPBにおけるサスペンデッドゲームは正式に撤廃された。日本プロ野球では、以下の8例が残されている。表のスコアはそれぞれ左に記してあるホームチームから見たもの。一般的には採用されず、同点の場合に引き分け再試合をすることが慣例となっている。社会人野球のビッグトーナメントである都市対抗野球大会と日本選手権大会では、2002年度まで、試合開始から数えて4時間をオーバーした場合、その日の最終試合終了後に改めて続行ゲームを行うこととなっていたが2003年度からタイブレーク制度が設けられたため廃止された。サスペンデッドを廃止した理由として、最終試合終了後に再び選手・応援団を招集する負担をなくすことが挙げられよう。全国高等学校軟式野球選手権大会(8月 兵庫県)でも選手の健康状態などを踏まえて、延長は15回(もしくは日没をもって)で一旦切り、同点の場合翌日に16回(日没の場合はそのイニングスの続き)から試合再開する。決勝戦だけ延長は15回(または日没)引き分け、翌日再試合となる。2014年の第59回大会では、準決勝の中京対崇徳の試合が3日続けてサスペンデッドゲームとなり、決着まで実に延長50回を要した。上記の高校軟式野球を除く一般の軟式野球では、暗黒・降雨その他の事情で試合途中で中止になった場合は、正式試合として成立するイニング(9回戦なら7回完了、7回戦なら5回完了)以前に中止になった場合や、7回完了で同点の場合は、原則として再試合としないでサスペンデッドゲーム(軟式野球では特別継続試合という)して、翌日の第1試合に先立って行われる。ただし、決勝戦は再試合とする。東京六大学野球連盟でも戦前に「宵越(よいえつ)試合」と呼ばれるサスペンデッドが行われたことがあり、1933年10月1日の早稲田大学対立教大学の3回戦は立教大学が11-4とリードして迎えた9回表・早稲田が猛攻をして11-9とし、2アウト満塁、逆転のチャンスというところで日没(神宮にはナイター設備が当時はなかった)のためそこで打ち切りとなり、両チーム監督・主将の協議により次の10月3日にサスペンデッドゲームの続きをしたが、サスペンデッド時の打者である長野がピッチャーゴロに打ち取られ、立教の逃げ切りに終わった。現在はサスペンデッドは適用していない。メジャーリーグベースボールではリーグごとの対応が異なっていたが、2001年から統一されており、サスペンデッドは通常適用しないが、ナイター照明設備が故障したり、天災など試合が続行できない場合に適用されることがある(コールドゲーム参照)。シカゴ・カブスは、1988年にリグレー・フィールドに照明設備が設けられるまではナイトゲームを行えず、すべてデーゲームで開催されたため、日没になった場合はサスペンデッドが適用されたこともあった。アメリカン・リーグでは2000年まで、騒音等の地域環境などを考慮した「消灯ルール」として、現地時間の未明1:00を過ぎた時点で次のイニングスに入らずに(但しその時点での攻撃中のイニングスに関してはその最後まで行う)翌日(別カードの場合は次回の同一会場・同一カード開催日初日の試合前。最終戦は完全に行う)に続行試合をしたことがあったがナショナル・リーグ、及びマイナーリーグと同じく2001年から消灯ルールは撤廃された。2007年からは規則が改定され、以下の場合にサスペンデッドゲームが行われることになった。以上の改定によりメジャーリーグで引き分け試合が起こる可能性はほぼ消滅した。ポストシーズンでは、2008年のワールドシリーズ(フィラデルフィア・フィリーズ対タンパベイ・レイズ)の第5戦(6回表のレイズの攻撃で同点となり、6回表が終わってから降雨が激しくなり中断)がワールドシリーズとして史上初のサスペンデッドゲームとなった。2009年シーズンからは、ポストシーズン進出決定戦も含め、雨天等で試合続行不能の場合、どのイニングで中断してもサスペンデッドゲームとすることとなった。最近では、2010年4月16日(現地時間)ボストン・レッドソックス対タンパベイ・レイズの第1戦。1対1の同点で迎えた9回表2死から雨が強くなり、9回表終了時点で中断、1時間後にサスペンディッドが宣言された。試合は翌4月17日に9回裏から続けて行われ、延長12回の表、タンパベイ・レイズのバレル選手が決勝の2ランホームランを放ち、3対1でタンパベイ・レイズがボストン・レッドソックスを破った。サッカーにおいては「一時停止試合」と呼ぶ場合が多い。Jリーグの場合、発足当初は一時停止試合は採用せず、試合開始後の中断はすべて記録無効とした上で再試合としていた。2009年の規約改正では「原則再試合」となったが、同年9月12日のJ1第25節・鹿島アントラーズ - 川崎フロンターレ戦(カシマスタジアム)の事例(後述)を踏まえて2010年に規約が再改正され、Jリーグチェアマンが「90分の再試合」「中断時点からの再開」「中断時点で試合成立」の3つから決定することとなり、規約において一時停止試合のルールが明記されることになった。これまで2例がある。経緯の詳細はJリーグの試合中止例#再開試合(試合記録継続)を参照のこと。一方、ヨーロッパでは一時停止試合を採用しているリーグが多い。最近では以下の例がある。競馬ではサスペンデッドのことを「続行競馬」という。これはレース開催中に天災、その他不可抗力を理由に公正な競馬開催を確保できない場合に適用される。但しその日予定されていたレースの過半数を消化して、途中打ち切りとなった場合には続行開催はできない。例えば全12レース制の開催日だと、第7競走までを消化した後に途中打ち切りとなった場合には続行開催ができない。中央競馬では過去に6例確認されている。なお一時期、続行競馬が適用される場合は最初から開催中止となった場合と同様に当日の発走順、レース番号、枠順は変更せずに行うことがあったが、現在は続行が適用された場合は途中打ち切りと同じとみなし、未消化のレースについては改めて出馬投票のやり直しが行われるため、それらの枠順や勝馬投票券は無効となり、買戻しがなされる(ただし途中打ち切りとなった場合の重賞競走の場合は日取りを振り替える)。テニスでは照明設備のない競技場での日没、または屋外での雨天によるサスペンデッドが適用される。サスペンデッドとなった主なケースを以下にあげる。ゴルフ場は照明設備の設置が基本的にはなく、日没により視界が悪くなった場合、また、途中雨天により翌日に再開される。ただし、プレーオフとなった場合、極稀にではあるが投光器を配備して日没後も競技を続行することもある。

出典:wikipedia

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