『ヴァルキリープロファイル』("VALKYRIE PROFILE")はトライエースが開発、エニックス(現スクウェア・エニックス)が発売したコンピュータRPG。1999年12月22日にPlayStation用ソフトとして発売され、2006年3月2日にはPlayStation Portable用の移植版である『ヴァルキリープロファイル -レナス-』が発売された。略称は「VP」または「VP1」。ヴァルキリープロファイルシリーズの第1作。北欧神話をモチーフに、命を落とした英雄たちの魂を運ぶとされる半神半人の女神ヴァルキリーを主人公にしたコンピュータRPGで、英雄たちの魂を集めていく過程や、神々の戦いの背後で密かに進行する企みといった物語を描く。大勢の英雄の魂を集めて彼らの成長を管理しつつ、その中から少人数のパーティを編成して冒険に赴き、タイミングよくボタンを押してコンボ(連続攻撃)を繋げて戦ったり、ジャンプや足場の配置といったアクションを駆使してダンジョンを踏破するなどして、物語を進めていく。劇中に登場する神々の設定は北欧神話をモチーフとしているが、フレイが男神でなく女神で、スルトがヴァン神族の王として設定されるなど様々なアレンジが加えられている。アース神族の王オーディンは未来を語るという「ユーミルの首」から「神々の黄昏(ラグナロク)」が近いことを聞かされる。この予言は敵対関係にあるヴァン神族との最終戦争を指していると判断したオーディンは、この戦いに備えて戦力となる英雄達の魂(「エインフェリア」と呼ばれている)を求め、人間界ミッドガルドへ赴くよう、ヴァルキリーの一人であるレナス・ヴァルキュリアに命を下す。その一方で、オーディンは人間界の安定を司る秘宝であるドラゴンオーブを己の手中にし、人間界に混乱と戦乱をもたらすことでヴァルキリーの任務がはかどるように差し向ける。レナスはオーディンの命令に従い、死に瀕した英雄たちの元に現れては彼らの死に様を見届け、時には志半ばで命尽きかけている彼らに助太刀しつつ、その魂を集めていく。死後霊的な存在となった彼らを集め、鍛え、英雄として相応しい能力を身につけさせてから、天界に送り届けるのがその任務である。一方、天界ではある企みが進行しており、またレナスも次第に自分自身の素性に疑念を抱くようになる。レナスは神の意思に背いてそれを追求するか、粛々と任務に殉じてヴァン神族との最終決戦に身を投じるかによって、異なる結末を迎えることになる。己の素性に疑問を抱きつつもエインフェリアを選定していく中で、レナスは二人の人間の男性から想いを寄せられる。一人はエインフェリアとして傍らで戦いつつも彼女に亡き幼馴染の面影を重ねていくルシオ、もう一人は自ら神を創造するという禁断の知識に手を染め、彼女と敵対しつつも偏執的な独占欲を抱く錬金術師レザード・ヴァレスである。やがてヴァルキリーによって天界へと送られたルシオは、そこでヴァルキリーが転生によって神族と人間の間を行き来する存在であることや、人間界で起こっている戦乱の発端がオーディンの側にあること、そしてレナスが人間の側に与しないように人間としての記憶を封印じられていることを聞かされる。ルシオはレナスの正体が幼馴染のプラチナであるという確信を得る。一方、アース神族の一員であるロキは、密かにオーディンを倒して王となる野望を進めていた。ロキはルシオを手助けし、レナスに想いを告白する機会を与えるという口実で操り、オーディンが持つ秘宝ドラゴンオーブを奪取し、その容疑をルシオになすりつける。ルシオは記憶の戻らないレナスから愚行を咎められ、失意のまま消滅する。ルシオの不可解な最期に疑問を抱いたレナスは、プラチナの墓前で人間としての記憶を取り戻す。しかしそれを阻止しようとした神界の企てにより、彼女の身体は彼女の別人格であるアーリィに乗っ取られてしまう。しかし高圧的な態度のアーリィに反発したエインフェリアたちは、利害が一致したレザードや、アーリィの宿敵である不死者王ブラムスと協力し、消滅したレナスの身体の替わりを調達し、アーリィを再封印してレナスを復活させる。一連の出来事を経て、レナスは天界と決別する。一方、ロキはヴァン神族の王スルトを騙し討ちにし、ヴァン神族を率いてオーディンを討ち取り、彼をルシオの仇として憎むレナスと対決する。ドラゴンオーブを手にしたロキは強大な敵であり、その力の余波によって人類は一度滅亡するが、そのことは逆に「死を通じて他人の人生を共有できる」能力を持ったヴァルキリーに利する。レナスのためにレザードが提供した身体と、人間であり神でもあるというヴァルキリーの生い立ちは、かつてオーディンが持っていたものと同等の資質をレナスに与えていた。レナスは人間界全ての魂と繋がることによって得た力によって創造主となり、その力でロキを滅し、滅亡した世界を再生させ平和をもたらす。レナスは天界からの命令に粛々と従い、次々と要望に沿ったエインフェリアを選定して天界へと送り込む。天界での戦いは戦場を転々としながら、神族とエインフェリアたちの奮戦によって進行し、やがてヴァン神族の本拠地であるヨツンヘイム宮殿において最終決戦を迎える。レナスは天界での戦いを生き延びたエインフェリアと合流し、ロキたち神々の激励を受けながら、ヴァン神族の王であるスルトの元へと攻め込む。レナスと対峙したスルトは、レナスの与するオーディンの側に大義などなく、レナスは踊らされているに過ぎないことを指摘するが、レナスは意に介さずスルトを討つ。レナスの活躍は労らわれ、再びその力が必用とされる時代まで長い眠りにつく場面で幕切れとなる。レナスが天界からの命令に背き警告を無視し続けた結果、「壊れた」と判断され、今までレナスにオーディンの命令を伝える役割を担ってきた女神であるフレイが粛正に現れる。レナスはフレイと戦うが、フレイの戦闘力は圧倒的であり、勝敗にかかわらずレナスは封印され、ヴァルキリーの別人格であるアーリィと交代させられてしまう形で物語はバッドエンドを迎える。プレイヤーは主人公であるレナスを操り、ミッドガルドの上空を飛び回ることになる。地上の気配を感じ取る能力を使うことで、目的地がマップに示される。示された場所が都市の場合、主として死に瀕している者の魂の声を感じ、イベントを起こすことでエインフェリアが仲間に加わる。ダンジョンが示された場合は、そこに邪悪な存在がいることを示している。仲間に加えたエインフェリアをダンジョンで経験値を稼いで鍛え、要望に従って神界へ送ることがゲームの基本となるが、それらは強制ではなく、誰を送るか、或いは誰も送らないかはプレイヤーの自由意志で選択できる。ただしこれは主人公に与えられた基本的な任務であるため、これを怠っていると評価値(後述)が下がっていく。ゲームは「チャプター」と呼ばれる単位で区切られており、チャプター8まで存在する。さらに、各チャプターは「ピリオド」という単位時間で区切られており、都市やダンジョンに入ったときに決まった単位を消費する。すべて消費し終わったとき、1つのチャプターが終了する。チャプター終了ごとに「神界フェイズ」が始まり、神界における戦況や、神界に送ったエインフェリアたちが活躍したり、苦境に立たされたりする様子が報告される。そしてヴァルキリーの働きに対する評価が行われる。全てのチャプターが終了すると、最終決戦である「ラグナロク」が始まる。このシステムがストーリーと密接に関連している。キャラクターのレベルアップ時にCP(キャパシティポイント)というポイントが得られる。このポイントをスキルなどに振り分けて、キャラクターを強化する。CPの振り分け先は「戦闘スキル」「技能スキル」「人物特性」の3つ。ただし、神族には人物特性が存在しない。こうして鍛えられたエインフェリアは、神界でもより質の高い働きをしてくれるようになり、具体的には神界フェイズでの描写に反映される。また、転送時点でのエインフェリアの装備品も、神界での彼らの活躍に影響を与える。ただしゲームデザイナーの意図としては、育てたエインフェリアの人格を改造して神界に献上しなければならないという一連の作業に対し、プレイヤーが反感を覚えるようになることが意図されており、それがAエンディングへの布石となっている。主人公であるレナスには「評価値」「封印値」と呼ばれるパラメータが存在し、これがエンディングの分岐に関係する(詳細は「エンディング」の項目を参照)。評価値はオーディンからの評価を示す数値で、後述のダンジョンで「アーティファクト」と呼ばれる武具やアイテムを献上したり(「#作中用語」の項目も参照)、神界に転送したエインフェリアが神界フェイズで活躍したりすることで上昇するが、アーティファクトやエインフェリアの転送を拒むと下降していく。封印値は、レナスの記憶を奪っている封印の強さを示す数値であり、レナスの前世の秘密に関連するイベントをこなすことで低下していき、一定値以下まで下げればレナスが記憶を取り戻してAエンディングルートへの道が開かれるのだが、エインフェリアを神界に転送すると上昇してしまう。封印値を下げようとしてエインフェリアの転送を拒めば評価値も下がってしまい、バッドエンドであるCエンディングが発生してしまうため、Aエンディングを見るためには双方の数値を調整しながらゲームを進める必要がある。ダンジョンはサイドビュー形式の2DCGで表示される。プレイヤーはレナスを操作し、左右への移動およびジャンプ、しゃがみ、スライディングといったアクションのほか、物を持ち上げて動かす、剣を振って物を壊す、晶石と呼ばれる氷塊を打ち出す、といったアクションを行うことができる。晶石によって床や壁に生じた氷柱にはジャンプで飛び乗ることが可能のほか、剣で砕いて破片にすれば、持ち上げて積み上げ、更に高い足場を築くことができる。これを利用して垂直な壁をよじ登ったり、通常のジャンプで超えられない崖に踏み台を作ったりすることが可能となる。ダンジョン内のモンスターはシンボルで表示され、接触すると戦闘画面に切り替わっての戦闘となる(シンボルエンカウント)。このとき剣で攻撃すれば先手を取った有利な状況で戦闘を開始することができ、また晶石によって凍らせれば足止めすることができる。例外を除いて各ダンジョンにはボスキャラがおり、倒すと「アーティファクト」と呼ばれる特殊アイテムを手に入れることができる。戦闘は敵のターンと味方のターンを交互に繰り返す形式で行われる。戦闘に参加できる人数はヴァルキリーと仲間3人までの最大4人。ひし形に配置されたパーティの内の左側3人が前衛となり、一番右端の1人が後衛となる。後衛は敵の攻撃を受けにくいが、魔法か弓による攻撃しかできない。味方のターンでは、最大4人の仲間を同時に動かして戦う。ゲームパッドの○×△□の各ボタンを押すと、ボタンに対応した位置にいるキャラクターが目標に対して攻撃を行う。戦士系のキャラクターには攻撃技が3種類用意されており、ボタンを押すごとにあらかじめ設定しておいた技の順番に沿って、最大3回連続で攻撃できる。装備武器によって使える技が異なり、「1撃目しか出せない」「1・3撃目しか出せない」「1・2・3全て出せる」などの種類がある。魔法使い系のキャラクターは習得している魔法の中から、あらかじめ選んでおいた魔法で1回だけ攻撃する。これらをタイミングよく繰り出していくことで、コンボを繋ぐことが出来る。武器による攻撃は一定確率で敵にガードされてしまう場合もあるが、攻撃がタイミングよく繋がりコンボが成立している場合、敵はコンボの途中でガードすることができない。なお魔法はガードされない。通常攻撃のモーションはキャラクターや技によってさまざまで、地面すれすれに攻撃をするものや、ある程度高い位置や上空に向かって攻撃するもの、ボタンを押してから攻撃が出るまでが早いものや遅いもの、リーチの長いものや短いものなど、多彩な種類がある。また、多くの攻撃は敵を大きく浮かせたり、後ろに仰け反らせたり、ダウン状態にしたりといった性質を持っており、結果としてコンボを受けている敵は絶えず画面内を動き回ることになる。そのため、どのキャラクターがどのような順番で攻撃を繰り出すかを考えないと、攻撃がうまくヒットしないという状況が生まれることがある。これらの攻撃内容はキャラクターごとに大きく異なっているが、このゲームでは大勢のキャラクターを戦闘に参加させて育成し天界に送らねばならない都合上、戦闘に参加するメンバーを頻繁に変更しなければならない。このため、プレイヤーにはメンバーの編成や装備に合わせた攻撃順やタイミングを試行錯誤し続ける必要性が生まれる。全員が武器の攻撃回数分の攻撃を終えると敵のターンに切り替わり、味方が攻撃を受ける。このとき攻撃を受けたキャラクターの装備やスキルによっては、一定確率で敵の攻撃を無効化したり、反撃(カウンター攻撃)のチャンスを得たりする場合もある。反撃の機会が生じた場合、タイミングよくボタンを押すことによって攻撃を回避しつつ敵にダメージを与えることができる。攻撃を空中ヒットさせると魔晶石と呼ばれる石が得られ、個数に比例して戦闘後の経験値が増える(一個につき元の経験値の5%増加)。また、ダウン中の敵を攻撃すると紫炎石が得られ、CT(後述)を一定量回復する。コンボを工夫し、空中コンボ、ダウンコンボを多く狙うことで、戦闘を有利に進めることができる。 魔晶石や紫炎石に混ざって宝箱があらわれることがあり、この場合は戦闘後にアイテムを入手する。画面左下には、味方全体で共有されている緑色のゲージ(タクティカルアーツ・エナジー)が表示されている。このゲージはコンボを途切れさせずに当てていくことによってたまっていき、100になった瞬間に、コンボに参加していた仲間から一人を選んで各人の決め技(このゲームにおける必殺技の名称)を発動することができる。決め技は戦士系のキャラは敵単体に大ダメージを与える固有の奥義、魔法使い系のキャラはその時設定している魔法の強化版を使う。魔法使い系のキャラが特定の装備品を装備した場合、敵全体に大ダメージを与える「大魔法」を使うことができる。決め技の性能はそれぞれ個性があり、大ダメージが出るものや、威力は低くてもヒット数が多いものなど様々である。決め技でもこのゲージは増加するので、決め技を当てることで再びゲージが100になれば、2人目、3人目、4人目と続けて決め技を出すことができる。また決め技の威力はそれまでの攻撃のヒット数に比例して上昇するため、ヒット数の多い決め技を先に出してから威力の高い決め技を後に出せば、より大きなダメージを狙うことができる。ただし、通常は4人の攻撃の合計で100になればいいのに対し、決め技を連続させるには1人の攻撃だけでゲージを100まで溜める必要があり、また決め技によるゲージ増加量はキャラクターごとに固定値となっている。その代わりにゲージが0ではなくある程度溜まった状態からスタートするようになっているが、2人目・3人目と繋げるに従ってこの初期値が減っていく。つまりゲージ増加量の低い決め技を2人目や3人目に出すと、次の仲間の決め技に続けることができなくなるため、プレイヤーは決め技を出すキャラクターの順番を工夫する必要がある。決め技ゲージは次ターンに繰り越すことはできず、ターン毎に0に戻される。また決め技を使用するとCT(後述)が溜まってしまい、次ターン以降での行動に制約を受ける。1人1人のキャラクターには決め技や魔法を使ったペナルティとして溜まるCT(チャージターン)ゲージがあり、このゲージが溜まっている場合、そのキャラクターは決め技、魔法を発動させることができなくなる。戦士系のキャラの場合、CTが溜まることによって使えなくなるのは決め技だけであり通常攻撃は問題なく出来るが、魔法使い系のキャラクターは通常攻撃の魔法でもCTが溜まり、CTが溜まっている間の行動を補うスキルを習得していない場合は、CTが回復するまで攻撃に参加できなくなってしまう。CTはターン経過の他、紫炎石を取ることによっても回復する。戦闘が終了するとCTはリセットされる。敵側のキャラクターの耐久力を表す数値の表示にはHP(ヒットポイント)という名称が用いられているのに対し、プレイヤー側のキャラクターの耐久力にはDME(ディバイン・マテリアライズ・エナジー)という、本作独自の名称が用いられている。この数値は90000まで成長し、基本的にはゲーム上では敵側のHPと同様、各キャラクターのダメージに対する耐久力を示す数値として表現され、これが0になると実体を失い戦闘不能になる。ゲーム内の設定上では、DMEとは単なる耐久力ではなくヴァルキリー自身やエインフェリアに実体を与えているヴァルキリーの力であるとされ、ヴァルキリーが倒れればDMEの供給も途切れるため、他のエインフェリアたちも実体が維持できなくなってしまうとされている。戦闘不能状態はアイテムや魔法によって回復することができるが、前述の設定のため、ヴァルキリーが戦闘不能になった状態を放置したまま一定ターンが経過すると全滅となり戦闘に敗北したものとして扱われてしまう。ラストダンジョンとイベントバトル以外では戦闘に敗北してもゲームオーバーとならず、ワールドマップに戻される。敵キャラクターには「炎属性に弱い」などの弱点属性が設定されている場合がある。本作では特定のアイテムやアーティファクトに、特定の弱点属性を持った敵に対しては即死攻撃になるなどといった強力な効果が付与されていることがあるため、アイテムの使い方一つで強力なボスも攻略できるようになっている。各キャラクターが戦闘時に発する台詞は、一度聞くと「ボイスコレクション」としてメニュー画面からの視聴が可能になる。どのボイスを聞いたかはセーブデータごとに管理され、ボイスコレクションにはメモリーカードに入っている全てのセーブデータを総合した達成率が表示される。ボイスによっては、戦闘中はひと続きの台詞として扱われているが、コレクションでは分割されているものもある。また、戦闘開始時やダメージを受けたときなど一部のボイスには、複数の台詞が用意されており、どの台詞が聞けるかはランダムに決定される。ボイスコレクションの達成率は、キャラクターごとの達成率と総合達成率とで示される。対象キャラクターの中には、本編では1回しか戦闘を行わないキャラクターや隠しダンジョンでのみボイス収集可能なキャラクターもいる。ゲーム開始時に「Easy(イージー)」、「Normal(ノーマル)」、「Hard(ハード)」の3種類が選べる。ゲーム中の変更は不可。基本的にハードの方が難しくなるように設定されているが、ハード限定アイテムの中には強敵を易々と倒せるような飛びぬけて強いアイテムも多数存在しており、必ずしもイージーが簡単であるとは言えない。難易度によって以下のような違いがある。このゲームには、A,B,Cの3つのエンディングが用意されている。取扱説明書やゲーム中の説明に従ってゲームを進めるとBエンディングに到達しやすくなっている。タイトルに描かれている“(神意に反目せよ)”の一文が唯一の例外である。PSP移植版『ヴァルキリープロファイル -レナス-』の変更点は以下の通り。それぞれ何らかの事情で死亡し、死後、霊的な存在「エインフェリア」となってヴァルキリーと共に戦うこととなった仲間キャラクターの人間たち。通常その魂はそのまま輪廻転生の輪に加わるはずであるが、ヴァルキリーにより英雄選定を受けて、彼女とともに「(一時的に)生きる」こととなった。有用な死者の魂をヴァルキリーが吸収、実体化させることで戦闘要員として使用する。平時や移動中などはヴァルキリーと一体化しており、戦闘の際にはヴァルキリーが翼を広げることでDMEを得てその都度実体化する。これは実体化して肉体を得たほうが実体である不死者との戦闘に有用なためである。しかしラウリィなど、エインフェリアが存命の人物に言葉を伝えたい等の想いがあった場合も、ヴァルキリーが一時的に実体を持たせることもある。彼らを仲間を参入させるイベントの多くは、その人物の生前の様子と、死に至る過程を描くサイドストーリーとなっている。エインフェリアではないが、イベントで一時的に仲間となる人物。幾つかの都市やダンジョンは続編にも登場するが、以下では本作での描写のみ説明する。
出典:wikipedia
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