アボラスは、特撮テレビ番組『ウルトラマン』をはじめとする「ウルトラシリーズ」に登場する、架空の怪獣。別名は。英字表記は"ABOLAS"。特撮テレビ番組『ウルトラマン』第19話「悪魔はふたたび」(1966年11月20日放送)に登場。3億5000年前の超古代文明に「青い悪魔」と恐れられ、液化されてカプセルに封印されていた青い古代怪獣。眉間が一本角状に伸びた巨大な頭部や大きく横に裂けた口が特徴であり、強靭な体力の持ち主。口からは、何でも溶かす泡状の溶解液を吐く。工事現場で発掘され、調査のために運ばれた鉱物試験所で10万ボルトの電気ショックを受けて復活する。その後、都市を蹂躙しながら引き寄せられるように先に復活した怪獣バニラと国立競技場で激突する。科学特捜隊の攻撃で弱ったバニラを倒し、ウルトラマンと対決する。ウルトラマンに溶解液を浴びせてスペシウム光線を阻止するが、ウルトラマンを溶解させるには至らず、持ち前の体力で2発のスペシウム光線に耐え、3発目でようやく倒される。第35話「怪獣墓場」の怪獣供養では、遺影として写真が飾られている。テレビアニメ『ザ☆ウルトラマン』第27話「怪獣島浮上!!」に登場。怪獣墓場で眠っていた個体を、バラドン星人によりアーストロン、ゴーストロン、ゴキネズラ、レッドキング、バニラと共に蘇生させられたうえで怪獣島に収容され、地球へ送られた。武器は『ウルトラマン』登場時と同一で、外見上の相違は緑色の体色に肩に生えている角。バニラと激しく戦ううちにゴキネズラとも戦う。最終的にはその3体でレッドキングと戦闘中のジョーニアスを襲撃するも、3体とも倒された。特撮テレビ番組『ウルトラマンパワード』第9話「復活! 二大怪獣」(米国版サブタイトル:TAILS FROM THE CRYPTS)に登場。玩具などではパワードアボラスの名称が用いられている。古代人から「青い悪魔」として恐れられており、彼らの作り上げた棺の中に3000年間以上も封印されていた怪獣。最大の武器は口から吐く溶解性の強い泡だが、初代とは異なりガス状ではなく液体そのものになっている。棺が納められていた洞窟に入った学生の焚いたカメラのフラッシュにより、覚醒する。青い光となって岩に吸い込まれ、その中から復活すると、同じく現代に復活したバニラを溶解液で倒す。その後、再生したバニラとともにパワードへ2対1の戦いを挑むも、WINRのアンテナから発せられた23,000Hzの音波で弱体化したため、最期はバニラ共々メガ・スペシウム光線によって爆砕された。こういった展開から、アボラスとバニラは音波で弱らせてから一気に倒さないと何度でも復活する不死身であるために古代人も完全に殺せず、封印せざるをえなかったことが示唆されている。いずれも映像はそれぞれの初登場作品の流用。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。