小山 ゆう(こやま ゆう、本名:大竹 由次(おおたけ よしじ)、男性、1948年2月20日 - )は、日本の漫画家。静岡県小笠郡菊川町(現・菊川市)出身。代表作は『がんばれ元気』『お〜い!竜馬』『あずみ』など。『がんばれ元気』『おれは直角』『お〜い!竜馬』はテレビアニメ化され、『あずみ』は上戸彩主演で映画化された。ペンネームの「小山ゆう」は、恩人である小池一夫の「小」、山本又一朗の「山」、そして自身の本名である由次(よしじ)の「ゆう」を組み合わせたものである。静岡県小笠郡菊川町(現・菊川市)で専業農家の長男として出生。静岡県立島田商業高等学校卒業後、作曲家を目指して上京した。上京まで漫画はほとんど読まず、興味も薄かったという。上京後、新聞広告で見て入ったアニメ制作会社のテレビ動画株式会社でアニメーターのアルバイトを1年ほどする。休憩時間中にさいとう・たかをの『無用ノ牙』の模写をしていたのがきっかけで、1968年にさいとう主宰の「さいとう・プロダクション」を紹介され。アシスタントとして漫画の世界へ入り、漫画家を目指す決意をする。3年半後、さいとうプロの友人だった山本又一朗とやまさき拓味と3人でオリオンプロを設立し、キャラクター商品のデザインや挿絵やカットの仕事を請け負うも1年半で廃業。漫画の仕事をすべく、先にさいとうプロを独立した小池一夫のスタジオシップ(現・小池書院)へ1971年に3人で移籍した。1973年、『週刊少年サンデー』に掲載の『おれは直角』でデビュー。作中のギャグ調の描写で人気作となる。同作連載終了後の1976年にスタジオシップを退社。1976年から『週刊少年サンデー』誌上で連載開始したボクシング漫画『がんばれ元気』は一転してギャグを使わず、少年の成長物語を描いた。同作は5年間の長期連載作となり、1977年には第22回小学館漫画賞少年少女部門を受賞。そして、1980年に自身初のテレビアニメ化作品になった。1986年から1996年にかけては、大好きだという坂本龍馬を主人公とした『お〜い!竜馬』を武田鉄矢を原作担当に迎えて連載。1991年には『おれは直角』が、1992年には『お〜い!竜馬』がそれぞれテレビアニメ化された。1994年から『ビッグコミックスペリオール』誌上で連載開始した『あずみ』は長年の念願だったというチャンバラの時代劇漫画だった。同作で1998年に、第43回小学館漫画賞青年一般部門と第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。さらに2003年と2005年には旧友の山本又一朗のプロデュースにより映画化された。
出典:wikipedia
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