野幌駅(のっぽろえき)は、北海道江別市野幌町94にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅。駅番号はA07。電報略号はノツ。かつては夕張鉄道との乗換駅で急行「かむい」も停車していたが、現在は函館本線のみの単なる中間駅である。なお2015年現在は、当駅を通るルートで定期運行する急行列車は既に存在せず、臨時急行が運転された際も当駅には停車していなかった。特急も全便通過する。2面2線の相対式ホームを持つ高架駅である。なお、2011年(平成23年)10月23日に高架化される前は地上駅であり、夕張鉄道が運行されていた頃は2面5線、その後同線の廃止などに伴い中線を廃止し、最終的に1番線と2番線の間が大きく開いた2面2線の相対式ホームだった。のりば駅は1階の壁や椅子や第3種駅名板など赤色が使われている「江別市統計書」によると2014年度の1日平均乗車人員は6,627人である。近年の1日平均乗車人員は以下の通り。北口の8丁目通りおよび国道12号線に沿って店舗が並ぶ。その他はほぼ全域が住宅街である。また、かつての煉瓦工場などの遺構が所々に残っている。1898年(明治31年)に北海道炭礦鉄道が野幌煉瓦工場(後に北海道窯業株式会社)を設置して、鉄道や炭鉱施設に使用する煉瓦を製造したのが、この地での煉瓦製造の最初期に当たる。右方・駅周辺写真の、右上端の工場より駅寄り、宅地化されている辺りがその工場の敷地だった所である。北口前と南口前にそれぞれ停留所がある。これらの停留所の1日の平均乗車人員は、合計で約570人である。「野幌駅北口」停留所「野幌駅南口」停留所江別市では、函館本線により分断されていた南北の一体化と都市機能の充実によって、市内で最も都市化が進んだ野幌駅周辺を中心市街地として位置付けるために、周辺の再開発事業である「江別の顔づくり事業」を行っている。2006年から2011年にかけて行われた連続立体交差事業(高架化)もこの一環であり、今後は地上の仮設設備の撤去及び新駅舎北面の外装工事等が進められる。その一方で、今後予定されている駅周辺の土地区画整理事業には大幅な遅れが生じている。現在、江別市および同市議会は野幌駅に特急列車を停車させるようJR北海道に要望している。こうした要望を行う理由としては、江別市より人口の少ない市町村に特急停車駅がある点、道北方面への夜行列車廃止に伴って市内から特急停車駅がなくなった点、上記の「江別の顔づくり事業」によって利用客の増加が見込まれる点などを挙げている。JR北海道はこの要望に対し、札幌周辺では特急列車よりも快速列車の充実を図る企業方針および、2面2線の野幌駅では待避が不可能といった構造的理由から、受け入れる事は困難との回答を示した。しかし市は、駅周辺への経済効果の波及や市の魅力の向上などに必要として今後も要望を続けていくとしている。
出典:wikipedia
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