初台駅(はつだいえき)は、東京都渋谷区初台一丁目にある、京王電鉄京王線(京王新線)の駅である。駅番号はKO02。首都高速4号新宿線と国道20号(甲州街道)の地下に位置し、ホームは上り線と下り線で二層構造となっており、地下2階が上り線、地下3階が下り線である。階段は新宿寄りと幡ヶ谷寄りの2ヶ所にあり、エスカレーターも設置されている。加えて新宿寄りにはエレベーターも設置されている。幡ヶ谷寄りの階段を上がると地下1階の中央口改札口で、改札内にトイレがある。この中央口改札口を西向きに出ると地下自由通路があり、右に行けば甲州街道の北側に出る北口、左に行けば南側に出る南口である。北口は新国立劇場に直結し、地下式の駐輪場ともつながっている。また、新宿寄りの改札口は東口で東京オペラシティに直結している。東口はオペラシティの営業時間に合わせて7時30分から23時30分まで利用できる。なお、東口改札口自体とオペラシティ外に通じる出口は初電から24時まで利用できる。なお、中央口改札口は地下駅化と同時に設置、東口改札口は東京オペラシティからの要望によって設置されたものである。なお、東口改札口が設置される前は、現在の中央口改札口が開業時からの改札口となっていた。1978年10月31日に地下別線「京王新線」が開通し、甲州街道の真下に位置する現在の線路・ホームとなる。この際甲州街道の南側地下を通っている「京王線」(旧来からの線路)は幡ヶ谷駅とともに全列車通過扱いとなり、そのホームは平常時の旅客乗降には使用されなくなったが、ホーム跡は残されており、保線資材置き場、資材搬入口及びトンネルの緊急避難路や駅のメンテナンス用の通路として使用されている。出口位置の偏りは京王新線開通前の名残である。1964年6月7日に地下化される前は地上の相対式ホームで、地下化後は最大で18m級6両編成の列車が停車できる島式ホームとなっていた。駅のホーム脇に通風口がある。これは、駅開設当時に列車が接近する時の風圧がホームで待っている乗客から不評だったため、風を逃がすために後から設置されたものである。2015年度の1日平均乗降人員は60,281人である。近年の1日平均乗降人員と乗車人員の推移は下表のとおりである。駅の東側に「東京オペラシティ南」と「新国立劇場前」停留所がある。なお、後者については都営バスを除き「初台駅入口」も併せて表記している。また、ハチ公バス春の小川ルート(本町・笹塚循環)のみが停車する「オペラ通り」と「新国立劇場(循環の都合上2ヶ所)」がある。ちなみに、この場合は「新国立劇場前」ではなく「新国立劇場」である。この他、中央口の南側に「初台駅」停留所がある。初代の駅名である「改正橋」は、線路付近の玉川上水に架かっていた橋に因んでいる。現在の駅名である「初台」は、改名当時の駅南側の地域の地名「"渋谷区代々木初台町"」から来ている。地名の由来は、代々木村に太田道灌が作った8ヶ所の砦のうち、一の砦(狼煙台)のあった場所から、"初台"と呼ばれるようになったといわれる。この地に江戸幕府二代将軍徳川秀忠の乳母であった土井昌勝の妻が、徳川家康関東転封直後の1591年(天正19年)にこの地に200石を拝領したことから、「初台局(はつだいのつぼね)」と名乗るようになった。初台局の娘で、三代将軍徳川家光の乳母の梅園局が母の菩提寺として「正春寺」を現在の渋谷区代々木三丁目、当時の代々木村山谷("代々木村初台ではない")に創建した。
出典:wikipedia
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