赤谷線(あかたにせん)は、日本国有鉄道(国鉄)が運営していた鉄道路線(地方交通線)である。新潟県新発田市の新発田駅と同市内の東赤谷駅を結んでいたが、1980年の国鉄再建法施行を受けて特定地方交通線に指定され、1984年に廃止された。新発田 - 赤谷間は、赤谷付近から産出する鉄鉱石の輸送のため、官営製鉄所の専用線として1920年(1922年(大正11年)12月とする説もある)に敷設されたものであるが、第一次世界大戦後の不況のため使用されることなく放置されていたものを、地元の請願によって鉄道省が1925年に無償譲渡を受けて、赤谷線として開業したものである。末端の赤谷 - 東赤谷間は、鉄鉱山の再開発のため1941年に延長されたもので、東赤谷には鉱山からの積み出し施設が設置された。東赤谷駅は、33‰の急勾配を登ったところにあり、国鉄唯一のスイッチバックの終着駅であった。接続路線の事業者名は赤谷線廃止時。全駅新潟県新発田市に所在。赤谷線は廃止後、並行する新潟県道14号新発田津川線を経由する新潟交通の路線バスに転換された。路線そのものは当時既に運行しており、列車の廃止分に応じて増発を行った。また線路や設備などは一部を除き全線で撤去され、サイクリングロード 兼 遊歩道として整備されている。路線バスの運行業務は当初新潟交通が担当していたが、その後2002年に地域子会社の新潟交通北へ移管。さらに2007年、新潟交通の地域子会社3社統合により新潟交通観光バスへ移管している。なお業務は運行開始以来、新発田営業所が担当しており、系統整理や減便などを経ながら下記の路線・系統により運行している(2009年10月現在)。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。