柚須駅（ゆすえき）は、福岡県糟屋郡粕屋町大字柚須にある、九州旅客鉄道（JR九州）篠栗線（福北ゆたか線）の駅である。以前は、島式ホーム1面2線を持つ一線スルー方式の駅であったが、2016年10月に、新たに1番ホームが開業したため、単式ホーム2面2線を持つ駅となった。全ての快速列車・普通列車が停車し、基本的に、日中はほとんどの列車が行き違いを行うため、1番ホームを吉塚・博多方面、2番ホームを原町・長者原方面を使用するが、早朝ラッシュ時や深夜帯など、例外もある。駅舎と2番ホームは構内踏切で連絡している。南側（下り列車進行方向に向かって左側）に小さな駅舎があり、1番ホームに直結している。2番ホームは狭く、特急列車が高速で通過するため、歩く場合には注意が必要である。JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、POS端末が設置されていたが、2010年秋頃よりマルスに置き換わりみどりの窓口が設置された。また、自動改札機を備え、SUGOCAの利用が可能である。2014年度の1日平均乗降人員は6,000人である。駅周辺は粕屋町の西端部にあたり、工場や事業所の多い場所である。吉塚方は旧勝田線の用地がそのまま空き地となっており、少なくとも山陽新幹線高架下までは複線化は物理的には可能である。現在は整備用車両の留置線などに使われている。福岡市に近いこともあり、近年利用者が増えている。駅前に発着するバス路線はない（粕屋町が運行する町役場経由福祉センター行きの無料福祉巡回バス「ふれあいバス」のみ停車する）。

出典:wikipedia