相模大野駅(さがみおおのえき)は、神奈川県相模原市南区相模大野三丁目にある、小田急電鉄の駅である。駅番号はOH 28。管区長及び駅長所在駅であり、相模大野管区として当駅 - 伊勢原駅間と東林間駅の計10駅を、相模大野管内として当駅、小田急相模原駅と東林間駅を管理している。当駅より江ノ島線が分岐する。(施設上の分岐点は相模大野分岐点)駅開業当時の「通信学校」は陸軍通信学校が駅の近くにあったことから名づけられた。「相模大野」は、駅所在地が「高座郡大野村」であったことによる。既存の大野駅との区別を図るため旧国名の相模を附した。相模原町(相模原市)となって以降も大野地域とされていたことから、相模原市近辺の住民および利用者からは「相模」を付けずに大野と呼称されることが多い。島式ホーム2面4線および通過線2線を有する地上駅で、橋上駅舎を備える。当駅での優等列車の接続は非常に多く、ホーム幅員は広いが、江ノ島線の当駅止まりの電車が多く、当駅始発の電車も多いことから、ラッシュ時は長い列ができる。駅南方には、大野総合車両所がある。駅舎は相模大野ステーションスクエアという駅ビルで、Odakyu OX、ビックカメラなどの各種専門店、小田急ホテルセンチュリー相模大野がテナントとして入居している。以前は、小田急百貨店がテナントとして入っていた。2015年度の1日平均乗降人員は129,015人である。近年の1日平均乗降人員の推移は下表のとおりである。近年の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。駅東側には国道16号(東京環状)が、北側には神奈川県道51号町田厚木線(行幸道路)が通る。1980年代初頭まで行幸道路北側と相模女子大学の間に相模原米軍医療施設が存在したが、日本へ返還後、跡地利用として住宅施設(ロビーシティ相模大野五番街)、商業施設(伊勢丹)、文化施設(相模女子大学グリーンホール)、娯楽施設(相模大野中央公園)、教育施設(神奈川県立相模大野高等学校)等のほか駅周辺のアンダーパス、歩道橋の設置を行い、踏切の廃止、再開発等を行った。その後、北口駅前広場および駅ビル(相模大野ステーションスクエア)新築を含めた駅舎の改良工事が行われ、近年の急激なベッドタウン化に伴う人口増加もあいまって著しい変化を遂げた。しかしながら、商業面においては隣接駅の町田駅周辺の方が既に商圏が形成されていたことから、規模としては中程度とされる。商業施設金融機関郵便局教育機関公共施設・その他北口と南口に乗り場がある。1990年頃まではバスターミナルは北口のみであったが、再開発と駅舎改築の際に、南口にもバス乗り場が設置された。また、北口近くのグリーンホール相模大野にグリーンホール前停留所があり、北口発着の一部の系統が経由するほか、朝間は一部の系統が北口の代わりに始発停留所としている。一般路線は神奈川中央交通が担当している。発着路線の詳細については、神奈川中央交通相模原営業所を参照。空港連絡バスは上記の神奈川中央交通、湘南神奈交バスのほかに、京浜急行バス・京成バスが担当している。ペデストリアンデッキの下に2つの島からなるのりばがある。のりばでは1 - 4・7・8番、5・6番と分かれ、進行方向前から番号が付与されている。再開発前から駅と行幸道路の間では、駅行と駅発のバスが別の道路を通る。海老名市・厚木市出身の音楽バンド「いきものがかり」が結成当初の水野良樹と山下穂尊の2人組で活動していた時期に当駅前で路上ライブを行っていた。その後、ボーカルの吉岡聖恵の加入を機に本厚木駅前に活動拠点を移した。
出典:wikipedia
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