手柄駅(てがらえき)は、兵庫県姫路市東延末五丁目にある、山陽電気鉄道本線の駅。駅番号はSY 42。副駅名は手柄山中央公園相対式ホーム2面2線の地上駅。駅舎は神戸方面行ホーム神戸寄りにあり、反対側の姫路行ホームへは構内踏切で連絡している。機械化無人化(自動改札機・自動券売機・自動精算機・インターホン・監視カメラ・構内放送装置など)が導入されており、管理駅とインターホンで話したり、機器の遠隔操作も一部できる。無人駅なので駅員はおらず定期的に巡回してくる。また、隣の山陽姫路駅まで1.3kmと短く、手前から東向きに急カーブするため、下り直通特急は当駅に差し掛かる直前ですでに減速している。※のりば番号は設定されていない。乗降者数 2,035人(2008年11月11日調査)
以下に各年の乗降客数を示す。「手柄」という地名は、『播磨国風土記』飾磨郡の条によれば古くは「手刈丘」といい、近くの神が手を持って草を刈ったからとも、鎌を用いず手で稲を刈ったからだともいう。あるいは戦国時代に英賀城の家臣が手柄を立てたことに由来するともいう。駅西側には姫路市中央卸売市場が隣接している。1986年までは、市場との隙間を国鉄播但線(飾磨港線)が通過しており、1957年から1979年の間には同線から分岐する形で姫路市場駅が設置されていた。駅西500mの手柄山には、遊園地や陸上競技場、プールなどがある。1966年5月、姫路駅前から手柄山駅までの1.6kmに、姫路市交通局(のち姫路市企業局交通事業部)により市営モノレールが開業したものの、1974年に休業、1979年に廃止となった。手柄から山陽姫路にかけての西側車窓からは、長年この路線独特のロッキード式モノレールの軌道や橋脚の跡が望まれたが、これらもJR姫路駅周辺の連続立体交差事業に干渉する部分から撤去されつつある。船場川が、駅と手柄山との間を南流する。モノレールはこの川に沿って走っていた。JR姫路駅の連続立体交差事業に伴い、JR線との交差部分が切り下げられる(山陽電車がJRの下を通る)ことになり、2006年3月26日、旧播但線飾磨港線の跡地を使って上下切り替えが行われた。当駅はこの日のみ、神戸方面から来る列車(特急・直通特急を含む)の折り返し駅となり、山陽姫路駅(JR姫路駅高架下に設置された臨時バスターミナル)との間で改札内扱いの代行バスが運行された。
出典:wikipedia
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