LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

三村氏

三村氏(みむらし)は日本の氏族。本姓は源氏。家系は清和源氏の一家系である河内源氏の傍流・甲斐源氏小笠原氏の庶流にあたる。もともとは常陸国筑波郡三村郷の開発領主もしくはその縁者と思われ、鎌倉幕府の一御家人に過ぎなかった。『吾妻鏡』では、「親」を通し字とする数名の三村氏が既に確認できる。伝承によれば、小笠原長経三男の長時(「長持」とする小笠原系図も一部にあるが、写本時の誤記であろう)が筑波郡三村郷に移り、その子・親時の頃より三村氏を称したという(とはいえ、三村氏を称した時期については諸説ある)。三村郷には長時の叔父にあたる小田五郎清家がいたとされ、その関係で長時は三村郷に縁が出来たのではないかとも言われる。三村郷を苗字発祥の地とする長時の子孫は、承久の乱後に信濃国筑摩郡洗馬郷(せばごう、せまごう)の地頭(いわゆる新補地頭)になったとされる(信濃三村氏)。この係累は後庁氏など分流を派生しつつ、以後小笠原氏家臣・武田氏家臣として、信濃を中心に一定の活躍をみた。その信濃三村氏の一流が鎌倉時代後期までに備中星田郷の地頭(新補地頭)となって当地に移住したことにより、備中三村氏の歴史が始まる。いわゆる西遷御家人である。移住以降長らく、備中三村氏は星田郷や成羽を支配する備中の一豪族に過ぎなかった(国人化していた)が、16世紀前半に三村宗親が分流である石蟹氏などと対立しつつも徐々に勢力を伸ばした。息子家親の代には毛利氏の後ろ盾を得て備中をほぼ統一し、備前や美作においても部分的に勢力下・支配下におさめ、戦国大名として名を轟かせる。その後も家親は備前や美作へのさらなる勢力拡大を図るが、1566年には鉄砲に精通した阿波出身の遠藤兄弟を利用した宇喜多直家によって暗殺されてしまう。家親の死後、宇喜多氏との兼ね合いもあって、庄氏一部の叛乱を許すなど一時三村氏は衰退するも、勢力を盛り返した。しかし、三村氏不倶戴天の敵である宇喜多直家と毛利氏が(吉川元春の強固な反対を押し退けて)安国寺恵瓊・小早川隆景の仲立ちによって同盟関係を結んだことに端を発する1575年の備中兵乱において、毛利氏に攻めに攻められて(宇喜多氏は備中兵乱最後の山場である備前常山城攻めなどで、辛うじて僅かに出兵したのみ)、家親の子・元親は自害。戦国大名としての三村氏は滅亡した。元親に近い血筋の者は毛利方についた三村親成などの係累を除き、因幡・阿波・讃岐等各地に落ち延びていった。二松学舎大学創立者で皇室への出入りのあった漢学者三島中洲(毅)を初めとして、三村氏の子孫を称する家系は備中地域などに少なくない。親成の系統は、水野勝成との縁故(二度に亘り寄食させ、養女(実は家親の末娘)を正室に娶らせた)から備後福山藩家老職を務めた。他に備前岡山藩に仕官した系統などもある。上田実親の遺児三村勝親・吉親のうち、前者の系統は讃岐高松藩士となり、後者の系統は幕末の備中松山藩士・三島中洲家となった。この他にも江戸期において藩士として禄を食んでいた三村氏子孫の系統は数家あったようである。備中三村氏・信濃三村氏の関係については不詳とする文献もある。特に備中三村氏が初期に本拠地としていた星田郷などが「三村荘」と呼ばれる荘園内に属したと考えられることから、備中三村氏の苗字発祥の地(本貫地)を「三村荘」と比定する説も流布している。しかし、両三村氏はともに(1)家紋(剣片喰・丸に三柏など)・(2)通字『親』(ちか)を長きに亘って共通としており、(3)備中三村氏の根拠地である備中星田郷周辺には「洗馬」に通ずる「洗場」の地名がある(地名遷移)。また(4)信濃三村氏子孫においても、苗字発祥の地を常陸国筑波郡三村郷と伝え、小笠原氏分流を称する家がある。(5)備中三村氏が西遷御家人子孫であると室町期の国人間でも認知されていた。これらのことから、両三村氏は同流・同族と見て間違いないであろう。家親なども神社をわざわざ信濃より勧請しており、信濃に深い縁故を感じていた節がある。なお、備中三村氏が古くから小笠原氏分流を名乗る一方、現に小笠原氏の臣下にあった信濃三村氏は源頼親子孫などとも称している。   源義清南北朝時代に新田義貞の叔父新田俊信が出羽に逃れた後の子が、三村頼信という。ただし、北朝に敗れた後身を隠すために東海林俊久を名乗っており、三村氏は一度消滅している。その後彼の次男の家系が南北朝合一後、源氏一門として三村氏を名乗った。常陸国にも三村氏がある。佐竹氏家臣の他、大掾氏の家臣としても見え、佐竹家臣の川野辺大炊介隆通の女が大掾氏家臣 三村源内に嫁いだとする記録がある。三村親家は越前国の生まれ。出羽国の秋田実季に仕えるも秋田氏が常陸国に入部すると、流離して出羽国秋田藩に転封となった佐竹氏に仕える。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。