LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

ブルーリボン賞 (鉄道)

ブルーリボン賞(ブルーリボンしょう)とは、鉄道友の会が1958年6月20日に制定した日本の鉄道車両に対する賞である。ブルーリボン賞は、投票の前年に新たに営業運転を開始した鉄道車両の中から鉄道友の会会員の投票により選定される賞である。選定車両は年1形式のみとなっている。この賞は、1957年当時、画期的な車両として登場した小田急3000形に対し、鉄道ファンの視点からなんらかの賞を授与したいということから1958年に制定された。翌1959年からは会員投票によって選ばれることとなり、歴代の受賞車は、全国的に知名度の高い日本国有鉄道・JRの特急形車両や私鉄各社の時代時代を代表する看板車両が選定されている。はじめに、投票実施年の前年末に鉄道友の会正会員から選考委員が10名選出される。選考委員は、鉄道に精通し、かつ、公正な判断を持つと認められる正会員から選ばれる。年明け後、選考委員により選考委員会が組織され、委員会によって候補車両(ノミネート車両)が選定される。候補車両は、日本国内で使用する鉄道・軌道車両のうち、前年1月1日から12月31日迄の間に日本国内で営業運転に就いた新形式車両またはそれとみなせる車両で、候補車両決定の時点で現に営業をしていることを概ねの要件とする。事業用車については、営業運転に使用されないため、対象外である。新形式車両とみなせる車両とは、従来からある形式であっても設計変更を行い新規に製造された車両または改造車両のことを指し、候補車両とするか否かは選考委員会の判断による。このため、第29回ブルーリボン賞受賞車である伊豆急行2100系は、第34回ブルーリボン賞においてR-4編成「リゾート21EX」が、第37回ブルーリボン賞においてR-5編成「アルファ・リゾート21」が「従来からある形式で設計変更を行った新造車両」として候補車両となり、第16回ブルーリボン賞受賞車である国鉄183系は第31回ブルーリボン賞において183系電車「あずさアコモ改造車」が「改造車両」として候補車両となっている。新車でも設計変更が少ない車両(相鉄11000系、JR東日本EF510形500番台等)、特別車両(E655-1)等、ノミネートされないものがある。候補車両は、基本的には製造年ではなく営業運転に就いた年を基準とするため、1994年製造の九州旅客鉄道883系は、1995年に営業運転を開始したため、1996年の第39回ブルーリボン賞で受賞している。製造地については規定がないため、日本国外で製造された車両であっても日本国内で営業運転に就く場合は選定候補車両となり得る。また、候補車両の数については制限がないため、1989年の第32回ブルーリボン賞のように候補車両が62車種にものぼる回がある一方、2013年の第56回ブルーリボン賞のように候補車両が7車種のみとなる回もある。また、同一会社からの候補車両に関する制限もないため、1987年の第30回ブルーリボン賞のように候補車両42車種のうち過半数の22車種が日本国有鉄道の車両ということもある。毎年貨物用車両がノミネートされているが、これまでのところ受賞はJR貨物のM250系電車と、当時は貨物用(後に客貨両用となる)機関車であった国鉄EF66形電気機関車のみである。選定委員会によって決まった選定候補車両は、会報「RAIL FAN」によって会員に告知が行われ、会員は5月の定められた期間内に投票を行う。なお、投票用紙には「該当車なし」の項目もあり、選定候補車両に妥当なものがないと考える会員は「該当車なし」の投票を行う。1959年から1980年までは1形式のみの投票であったが、1981年以降は2票ずつとなった。投票の結果、原則、最多得票の車両が投票年の選定車両となるが、1位の得票率が極めて低い場合、得票上位の候補車両の得票数が極めて接近している場合は最多得票以外の車両が選定されることもある。そのため、1991年の第34回ブルーリボン賞の選定では、有効投票総数6568票のうち、最多得票は東日本旅客鉄道251系の1005票であったが、東武鉄道100系が998票という1位に極めて接近していたため2位の東武100系が選定された。また、全体の投票状況や「該当車なし」の票数によっては選定を見送り、1971年の第14回や1997年の第40回のように「該当車なし」として当該年のブルーリボン賞選定を行わないこともある。なお、賞の性格上、全般的に特急車が選定されやすい傾向があるため、ブルーリボン賞に選定されなかった選定候補車両のなかで、選考委員会が新技術やデザインなどで選定に値すると認めた車両は、投票での得票数とは無関係にローレル賞に推挙される。選定後、選定委員会によって選定車両がローレル賞授賞車両と共に発表される。その後、選定された車両所有の鉄道会社の賞の受け入れ及び協力により、贈呈式が選定車両の走る駅や車両基地において行われ、記念盾と表彰状が鉄道会社に対し授与される。この贈呈式にあわせ受賞記念列車の走行会や撮影会が行われることが通例となっている。選定車両には、受賞年と「鉄道友の会 ブルーリボン賞」が記された記念プレートが車内や外板に貼り付けられる。記念プレートは、当初、横長形式のものであったが、ローレル賞制定の際、黒岩保美会員デザインによる現行の丸型形式のものに変更された。※鉄道事業者名は、選定当時の呼称。なお、各鉄道事業者のWikipediaページへのリンクは最初の1回(その事業者の初受賞)のみとする。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。