東松山駅(ひがしまつやまえき)は、埼玉県東松山市箭弓町一丁目にある、東武鉄道東上本線の駅である。駅番号はTJ 29。相対式ホーム2面2線の地上駅で、橋上駅舎を有している。改札階とホーム間を連絡するエスカレーター・エレベーターが設置されている。かつては島式ホーム2面4線で、当駅を始発・終着とする列車も設定されていたが、森林公園駅までの複線化完成時に外側2線が撤去され、現行の形態となった。駅舎内には、バス定期券・乗車券販売所、東武ブックス書店、コーヒーカフェ・コロラドなどが入居している(書店は、2009年春にリニューアルオープン)。東松山駅周辺整備計画事業に合わせて、東口には2008年6月14日正午に市役所行政サービスコーナー・東松山駅前交番などが入居する「東松山市ステーションビル」が開業し、改札階への出入口が変更された。東松山市はオランダヘルダーラント州・ナイメーヘン市と姉妹都市提携していることから、ステーションビルの外壁にはレンガを使用している。既存の駅舎は1974年に建設されたものだが、2008年から2010年にかけてエレベーターの新設などを含めた改良工事が施工されている。2008年度は、エレベーター、オストメイト・多目的シート・ベビーチェアが設置された多機能トイレ、ベビーチェアが設置された一般トイレ、発車標のコンコースへの新設、ホームに設置されたものの更新、ピクトグラムを使用した出口案内板を新設した。2009年度には、ホーム屋根の更新、壁塗装の塗り替え、二重手すり化、既存駅舎の外壁をレンガに変更された。加えて西口の駅舎改良・耐震補強工事も実施された。また同年冬頃には、自動券売機周辺のリニューアルが行なわれ、完成後に駅構内触地図が設置された。2015年度の1日平均乗降人員は29,634人である。高度経済成長期は東京のベッドタウンとして栄えたものの、近年は都心回帰の機運から減少傾向が続いており、2011年度には3万人を下回った。近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおりである。東口周辺は東松山市の中心地を形成する。特に駅前から市役所にかけての「ぼたん通り」と「まるひろ通り」は市内を代表する商店街である。駅舎の南北には共にロータリーが設置されており、南側はバス・タクシー用、北側は一般車用のロータリーとなっている。また駅舎からはぼたん通り入口にかけてペデストリアンデッキが設置されている。北側ロータリーの北側は複合商業施設が建設される予定だったが、長引く不況により進出予定企業が撤退して中止となったため、暫定的に公園とコインパーキングとして整備されている。なお、タクシーは南側ロータリーに常駐している。2012年現在、東松山駅周辺整備計画事業が実施されている。西口は民家が多く、東口に比べると閑静である。また、東口ほど台数はないがタクシーが常駐している。当駅は、鴻巣駅・熊谷駅・川越駅といった各方面の駅への連絡バスが発着する拠点となっている。なお、東松山駅東口から松山神明町・六反町・上沼の各停留所までの運賃は100円となっている。
出典:wikipedia
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