『ぼくのマリー』は、竹内桜原作、協力・三陽五郎による日本の漫画作品。1994年から1997年まで『週刊ヤングジャンプ』で連載。単行本全10巻で完結。ラジオドラマ化され、OVAとしても全3話で製作された。増刊ヤングジャンプ1987年ザ・グレート青春号掲載にて短編として発表(短編集に収録)。後の連載化にあたっては新たに導入部から描かれている。連載当初は青年誌にありがちなラブコメディであったが、作品の中盤から終盤にかけてはひろしと真理との間の男女としてのすれ違い、また人間ではないガイノイドとしてのマリの苦悩なども描かれている。OVA版とラジオドラマ版は連載当初の世界観で制作されている。竹内にとっての初の週刊連載作にして出世作、かつ後の『ちょこッとSister』と並ぶ代表作。ひろしの妹として制作されたマリの名の由来は、映画『メトロポリス』に登場する人造美女・マリアなどに代表される「造られた女性」のイメージから来たものであると、ラジオ特番で作者が語っている。タイトルはザ・タイガースの「僕のマリー」に由来するが、内容は特に関係ない。大学生の雁狩ひろしは、あこがれの人「真理」さんに話し掛けることもできない。そこでみずからの技術を駆使して、姿形が彼女に瓜二つのガイノイド「雁狩マリ」を製作してしまった。雁狩マリが生まれたことにより、新しい繋がりが生まれていく。共に『竹内桜短編集(1999年)』に収録。文化放送他にて岩田光央、宮村優子によるラジオ番組が放送されており、ドラマ部分はCDとして発売されている。岩田・宮村コンビによるハイテンショントークは好評を博し、『宮村優子の直球で行こう!』などに継承された。ラジオドラマは三陽五郎が脚本を担当し(會川昇名義)、またナレーターとして出演もしている。
出典:wikipedia
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