コルモンス()は、イタリア共和国フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州ゴリツィア県にある、人口約7500人の基礎自治体(コムーネ)。イタリア語以外の言語では以下の名を持つ。ゴリツィア県北西部に所在するコムーネである。コルモンスの町は、ドブロヴォ(スロベニア領ブルダ市)の南東約6km、県都ゴリツィアの西約12km、ウーディネの南東約22km、州都トリエステの北西約42kmに位置する。隣接コムーネ、およびそれに相当する行政区画は以下の通り。SLOはスロベニア領、UDはウーディネ県所属を示す。イウドリオ川東岸に位置しており、中心市街は平野に位置する。コムーネ東北部はコッリオの丘陵地帯となっている。コルモンスの本村()は領域の中心部に所在する。ブラッツァーノ()は本村の西北約2kmに位置するイウドリオ河畔の集落である。ボルニャーノ()は本村の南西約3.5km、メデーアとの境界に位置する。ローマ帝国の時代には軍事拠点が置かれ、610年までにはランゴバルド人の砦が築かれた。610年以後はアクイレイアの大司教領となり、737年にはゴリツィア伯爵となった。その後の歴史はゴリツィアと歩みをともにしており、1497年にハプスブルク家領となって以後は、16世紀初頭のヴェネツィア共和国への編入や18世紀初頭のナポレオンの占領といった例外を除き、第一次世界大戦の終焉までハプスブルク君主国、オーストリア帝国、オーストリア=ハンガリー帝国の領土であった。1866年8月12日、第三次イタリア独立戦争の休戦協定は、コルモンスで結ばれた。第一次世界大戦後、コルモンスを含むヴェネツィア・ジュリア地方は、イタリア王国に割譲された。広域行政組織である「トッレ・ナティゾーネ・コッリオ山岳部共同体」(事務所所在地: サン・ピエトロ・アル・ナティゾーネ)を構成するコムーネの一つである。国立統計研究所(ISTAT)は居住地区()別の人口として以下を掲げている。統計は2001年時点。国道 SS56 と鉄道がコムーネの東西を貫いており、東にカプリーヴァ・デル・フリウーリ、西にイウドリオ川を越えてサン・ジョヴァンニ・アル・ナティゾーネとを結んでいる。SS56は、コムーネの西部イウドリオ河畔で SS306 を南方向に、コルモンス本村の南側で SS356を北へ分岐させている。南下する SS306 は、マリアーノ・デル・フリウーリを経てグラディスカ・ディゾンツォ方面につながっており、コルモンス中心部を北上する SS356 はコルノ・ディ・ロザッツォにつながっている。
出典:wikipedia
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