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ワン切り

ワン切り(ワンぎり)とは、電話機に呼び出しを1 - 2回鳴らしてすぐに切り、相手の着信履歴に自分の電話番号を残すための手法。元々は通話料金を節約するため、仲間内であらかじめ決めておいた呼び出し音の回数に応じて相手や行動を決めていた一種の暗号的利用にも用いられていたが、現在では下記に述べるように悪徳目的な利用法のことをいう。日本の法律上は、有線電気通信法第13条の2において「通話を行うことを目的とせずに多数の相手方に電話をかけて符号のみを受信させることを目的として、他人が設置した有線電気通信設備の使用を開始した後通話を行わずに直ちに当該有線電気通信設備の使用を終了する動作」と定義されている。同法は「営利を目的とする事業を営む者」が「自動的に連続して行う機能を有する電気通信を行う装置」を用いてワン切りを行った場合に、「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」を課すことを規定している。電話機(主に、携帯電話)の表示画面には「着信あり」と表示されるため、着信履歴に表示された電話番号に折り返し電話させ、相手に通話料を負担させることを狙って行われる。そして、折り返しの電話に音声ガイダンスなどを聞かせ、あたかも高額のサービスにつないだように見せかけ、指定した口座に振り込ませるというもの。その仕組みは、ワン切り業者がパソコンのプログラムを使用し、無作為に電話をかけてワンコールですぐに切る。そして、それを受けたユーザーがかかってきた電話に応答。折り返しの電話に音声ガイダンスなどを流すものである。ツーショットやアダルト系のサービスにつながり、高額の利用料金が請求されるというのが一般的な見解だが、実際はそのようなサービスに似せたものや、ただの音声ガイダンスに「このガイダンスを聞くと○円かかる」などのメッセージが入ったものも多く、一概にはいえない。決済手段は指定した口座に振り込ませるというものであり、一種の振り込め詐欺になる。これらはパソコンとアナログモデムさえあれば非常に簡単なプログラムをつくることで自動化できるため、1990年代後半に爆発的な流行を見せ、特に、不当請求や架空請求(振り込め詐欺)の前駆として知られている。NTTの専門用語では「機械的不完了呼」と呼ばれ、短時間に大量に発信が行われる結果、電話網の輻輳の原因ともなっており、規則の改正により「ワン切りで利用した場合、回線を解約または停止する」旨が盛り込まれるようになった。それにより件数は減っているものの、依然として撲滅には至っていない。最近ではNTTドコモの電話番号に対して、テレビ電話発信でのワン切りを行い、契約者がFOMAを利用しているかを確認する行為も行われている。さらに、発信番号非通知で行なわれるワン切りも多い。非通知にしてまでかける理由は明らかでないが、単に「着信先の番号が使用されているか否か」を確認しているのではないか、とする説もある。同様のワン切りとして、固定電話に対する番号非通知のワン切りの報告も増えている。こちらも目的は不明であるが、有効な電話番号のリストを作り、過去のハローページなどを利用して現在でも有効な電話番号と名前と住所のリストの作成が行われているのではないかと考えられている。背景として、ハローページが個人情報源としての価値がほぼなくなってしまった点が挙げられる。固定電話加入者に対して無償で発行していた50音順の電話帳のハローページが2001年(平成13年)より企業編と個人編に分冊化されたが、個人情報保護の観点から、個人編の電話番号と名前と住所は原則として非掲載となり、現在は申し出のあった電話番号のみが掲載されているだけな上に、個人編の入手には別途申し込みが必要となっている。公的に推奨されている対応としては以下のとおりである。また、煩雑なワン切りによる着信音に悩まされる対策としては、などがある。近年では、携帯電話類の高機能化に伴い、特定の電話番号に対して自動的に応答する機能も搭載された機種も多いため、集団で待ち伏せと称してワン切り業者の電話番号を設定、業者からの着信にゼロコールで自動応答させることにより、ワン切り業者に累計的に莫大な電話料金を発生させようという消費者間の運動もあり、これらも同業態に対して多少なりとも打撃を与えているとされている。

出典:wikipedia

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