鶴ケ丘駅(つるがおかえき)は、大阪府大阪市阿倍野区西田辺町二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線の駅である。長居公園・大阪市長居陸上競技場(大阪長居スタジアム)・大阪市長居球技場(キンチョウスタジアム)の最寄り駅で、ここを本拠地とするセレッソ大阪のロゴやチームカラー、所属選手の写真を使った装飾が2009年から行われている。改装費はセレッソ大阪が負担した。地上時代の鶴ケ丘駅の所在地は東住吉区山坂五丁目だった。鶴ケ丘駅周辺では、阪和線は東住吉区と阿倍野区の境界線に沿って走っているが、高架化工事のために造られた線路や駅舎は阿倍野区側にあるため、高架化に伴って駅の住所も阿倍野区に変更された。島式ホーム2面4線を有する高架駅で、ホーム長は6両分だが、待避線の長さは阪和線の最大両数である9両分ほどある。かつては相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、2004年10月16日に上り線が高架化、2006年5月21日に下り線が高架化された。地上駅時代は普通の特急や快速の待避を上下線とも隣の長居駅で行っていたが、高架後はこの駅で行うようになった。堺市駅が管轄している直営駅で、JRの特定都区市内制度における「大阪市内」に属している。高架化完成前は、ジェイアール西日本交通サービスによる業務委託駅であった。ICカード乗車券「ICOCA」が利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。長居公園の最寄り駅であり、園内にある大阪市長居陸上競技場(長居スタジアム)でスポーツなどのイベントが行われる際にはかなりの混雑になる。大阪府統計年鑑によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。地上時代は駅の北側の南港通、西側のあびこ筋が阪和線を横断していたが、電車が頻繁に通過していたため、踏切の遮断時間がかなり長く、「開かずの踏切」とも呼ばれるくらいの深刻な状態に陥っていた。遮断機を無理矢理上げて強引に踏切を渡り、結果痛ましい事故になるケースは後を絶たなかった。このため、この踏切に起因する周辺道路の混雑緩和などを目的として高架化工事が行われ、2006年5月21日に工事が完成し駅周辺の踏切は消滅した。
出典:wikipedia
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