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札幌ドーム

札幌ドーム(さっぽろドーム、Sapporo Dome)は、北海道札幌市にある多目的ドーム施設。施設は札幌市が所有し、札幌市と道内財界各社が出資する第三セクター・株式会社札幌ドームが運営管理を行っている。日本で唯一の完全屋内天然芝サッカースタジアムであり、天然芝サッカー場移動方式「ホヴァリングシステム」を世界で初めて採用した。このシステムによりサッカー用天然芝グラウンドと野球用人工芝グラウンドの併用が可能となっている。「第44回BCS賞」・平成14年度(2002年)「赤レンガ建築賞」受賞。日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)北海道コンサドーレ札幌のホームスタジアム、日本プロ野球(NPB)パシフィック・リーグの北海道日本ハムファイターズの本拠地球場として使用されている(1軍公式戦を行うドーム球場の中では最北に位置している)。以前はプロ野球マスターズリーグ・札幌アンビシャスも札幌ドームを本拠地としていた。また各種イベントにも利用されており、様々な国際大会が開催されている。開業時より「Hiroba」の愛称がある。札幌市には以前から、東札幌(現在の札幌コンベンションセンター一帯)にドーム球場・「ホワイトドーム(仮称)」の建設構想があった。だが、政治汚職事件で逮捕者が出たことによる資金的な問題からこの構想は一時立ち消えになっていた。そんな中1992年(平成4年)7月、札幌市が2002 FIFAワールドカップの開催候補地として名乗りを挙げると、新たに建設するサッカースタジアムをホワイトドーム構想とリンクさせる案が浮上し1996年(平成8年)1月には野球やサッカーなどを多目的に利用できるドームスタジアムとすることが正式に決定した。サッカー専用競技場として建設した場合、赤字は必至だったため試合数の多いプロ野球球団の誘致が札幌ドーム建設の前提とされた。1997年(平成9年)の設計コンペには9つのグループが参加し、東京大学名誉教授の建築家原広司らのグループが提案したサッカー用の天然芝を空気圧で浮上するステージに乗せてドームに出し入れする「ホヴァリング・ステージ」方式が採用された。農林水産省北海道農業試験場・甜菜試験農場の跡地で1998年(平成10年)6月に着工し、10月に株式会社札幌ドームを設立した。1999年(平成11年)に札幌ドームの愛称を公募し、応募総数7,722通、4,966作品の中から「HIROBA(ひろば)」が選ばれた。誰でも知っている言葉で、野球・サッカー・コンサートなど多目的に利用できるドームの機能を端的に表していることなどから採用された。しかし、札幌市民や北海道民の間では「ドーム」と言えば通じる事などから定着していない。2001年(平成13年)5月に完成し、総事業費は約537億円。同年6月2日に開場した。同年6月3日には司会に徳光和夫、出演者として札幌出身のシンガーソングライター、大黒摩季らを招いたオープニングの記念イベントが開催された。※メインとなるドームのクローズドアリーナ、屋外でホヴァリングサッカーステージの芝を育成するオープンアリーナ、その他の屋外施設を全て含めた数字である。メインアリーナと向かい合っており、ホバリングステージは普段はここに設置され、天然芝を育成している。周りはクローズドアリーナのスタンドと同じような面構成の芝生席となっている。北海道コンサドーレ札幌のサテライトの試合が行われたこともある。インターセクション部分を開放すればクローズドアリーナとの連続使用も可能である。また、一般市民にも平日10万円、休日20万円の料金でサッカーの利用が開放されている。ホヴァリングサッカーステージとは、総重量が8,300トンにも及ぶ天然芝グラウンドを乗せたステージの自重を、空気圧で1/10の830トン相当まで軽減させ、駆動輪26輪・従動輪8輪の電動車輪で毎分4mの速度で移動させる構造をいう。設計製作は川崎重工業。普段は屋外(オープンアリーナ)で養生されており、サッカーの試合がある時にドーム内(クローズドアリーナ)に移動させたのち、ドーム内で90度回転させる。ホヴァリングサッカーステージの入口は、サッカー場でのバックスタンド、野球場でのセンターにあたる場所にある。ステージ移動の際にはこの部分の観客席が約1/3の大きさにまで折り畳まれ、レフト・ライトスタンドの下に収納される。さらにムービングウォールと呼ばれる、クローズドアリーナとオープンアリーナの間に設備されている可動壁を収納し、ステージの通り道ができるようになっている。このため、スコアボード(大型映像装置)は他の球場のようにセンターには設置できず、ライトスタンド側(2015年度からはレフトスタンド側も増築)にある。ステージの高さはラバーフェンスを含めると2.5mあり、2009年3月8日開催のサッカーJ2コンサドーレ札幌対ベガルタ仙台で、ゴールを決めた仙台の菅井直樹が喜びのあまり仙台サポーターに駆け寄ろうと飛び降りてしまったことがある(怪我はなかった)。年間を通して使用回数が少ないことと、寒冷地での芝のメンテナンスについてよく研究されていることもあって芝の状態は良好で、2002年には「Jリーグアウォーズ」で「ベストピッチ賞」を受賞している。また、プロ野球の試合前には、外に出されているピッチ上で選手がウォーミングアップをすることもある。屋内に引き入れたステージを90度回転させるためのスペースを必要とするため、野球場形態ではファウルグラウンドが極めて広くなっているのも特徴である。このため、普通の球場ならばスタンドインして捕球される心配のないようなファウルフライでも、野手が追いついて捕球される場合がある。その反面、バックストップ(本塁からバックネットまでの距離)が他と比べ10m前後も長いため、投手の暴投や捕手の後逸時にボールを拾うまでに時間がかかり、走者を余計に進塁させてしまうケースもある。上記のファウルゾーンの事例や、ホームランパークファクターが毎シーズンのように1を下回ることもあり日本の球場の中では投手有利、打者不利の部類であると言える。一方で北海道の気候上、ドーム全体に湿気がなく非常に乾燥しているので打球が飛びやすく予期せぬ長打があるとダルビッシュ有はじめ多くの選手が指摘しており一概には言い切れない。このホバーリングサッカーステージは2019年ラグビーワールドカップでも使用される。横浜スタジアムなどと同様に円形スタンドの中に三日月形の可動スタンドを備えている。これは野球場モードでの1・3塁側観客席の前列部分にあたり、サッカーの試合の際にはホームとセンター方向に移動し、メインスタンドとバックスタンドの前列となる。2007年からメインスタンド(バックネット裏)の一部座席スペースを、大きな椅子と広い足下のスペースを持ったデラックスシートに改修したことにより、固定客席数は従来より1,250席の減少となった。また前述の通り、外野(バック)スタンド中央部は収納式の可動席となっている。この可動席と固定席の間には三角形の空間ができる。これは可動席が折り畳み式であるための設計上の都合である。この部分には2005年から、プロ野球・日本ハム主催試合開催日に限り、野球ボールの形をした広告看板(現在は求人情報誌「シゴトガイド・アルキタ」提供)を設置している。固定スタンドの傾斜角度は35°で、後列からも良好な視界を確保することが可能な様に設計面で配慮がされている。しかし高齢者にとっては階段の昇降に苦労する角度である(そのため日本ハムの主催試合では階段の昇降が少ない「優し~と」という席種がある)。またスタンドの上段側、地上2階部分(外野スタンドは最上段)にしかコンコースへの出入り口がなく2階コンコースにはエレベーターで上がることができるが、スタンド内では階段以外に昇降の手段がない。そのため、階段に手すりの設置などが要求された時期もある。また、サッカー場ではメイン・バックスタンドの、野球場では1・3塁側内野席の前方部分となる可動式のスタンドは傾斜角度が緩く、低い位置にあるため視界はあまり良くない。これは同様の可動スタンドを持つ球場でも言えることであるが(可動席最後列の高さが外野フェンスの高さと一致するため)、当ドームはホヴァリングステージの存在のため最前列が高く設定されておりより傾斜が緩い。売店などは1階の内野側に集中している。これは外野(バックスタンド)側がホヴァリングステージのために余剰スペースを確保できなかったためと思われる。ドーム球場では通常、外野の両翼に添って巨大な広告看板を貼り付けているが、札幌ドームの場合はサッカー場としても利用されることから、バックネット側(サッカー場の場合はメインスタンド)、センターバックスクリーン側(バックスタンド)と1・3塁側スタンド(両ゴール裏スタンド)の上方から垂下される形で掲示されている。また飲料は缶・瓶・ペットボトル(内容量を問わず)を含め会場内への持ち込みは原則禁止となっており、紙コップか水筒に入れ替えることになる他、弁当の持参も環境面への配慮のため原則禁止となっている。応援幕についてはプロ野球とサッカーとで条件が異なる。野球開催時にはバックスクリーンに相当する箇所の客席約1,000席分を使わないため、総客席数は40,000人強となる。デラックスシート設置により現在の座席配置となった2007年には日本ハム主催時のプロ野球公式戦では満員時の観客数は42,222人、2009年は42,328人と発表されているが、この数字は消防署へ届け出た、グラウンド部分を観客席として解放しない際の定員数と考えられている。日本野球機構(NPB)が主催し入場者数を発表する日本シリーズでは、現在の座席配置になってからは2007年の日本シリーズ第2戦で記録された40,770人が最多入場者数となっている。通常、プロ野球のホームチームは1塁側のベンチを使うが、札幌ドームでホームとなる日本ハムは3塁側のベンチを使っている。これはサッカー競技場として見た場合、3塁側に当たるメインスタンドから見て左側をホームチームが使うことから、監督室やロッカーなどの設備は3塁側の方がより整っていること、また、3塁側スタンドからの方がライトスタンド側にあるスコアボードが見やすく、メインの北側入場ゲート及び最寄の地下鉄東豊線福住駅からのアクセスがよいことなども理由となっている。福住駅~国道36号線方面より来場する場合、1塁側ではドームの外周を半周して入場する事になる。なお、オープン戦の日本ハム対巨人のうち、巨人主催扱いの試合でもベンチ配列は日本ハムが3塁側、巨人が1塁側である。2006年3月の日本ハム主催のオープン戦でバックネット裏を除く内野の防球ネットを試験的に取り外したところ、ファンから大変好評であり、また安全性も確認されたとして、2006年の日本ハム主催の公式戦全戦で防球ネットをはずすことが決まった。ところが、2010年8月にファールボールが直撃し顔面骨折と片目失明の重傷を負った観客の女性が起こした裁判では防球ネットを外して以降、年間約100件のファールボール事故が発生していることが指摘されている。また、フィールドシートの導入に関しては日本ハムからの要請を受け調査に入ったが、他の野球場と異なりサッカー場やイベント会場への転換で可動席の移動が頻繁に行われる、本施設では実現への困難が多いとされてきた。しかし、ファイターズファンからの「もっと近くで選手を見たい」との声が寄せられたため、2009年から取り外し式のフィールドシートを設置した。ただしフィールドシートには防球ネットが設置されている。日本ハム主催以外のゲームでも内野席に防球ネットが設置される(なおフィールドシートは座席配置を移動するサッカーやコンサートなどの時は撤去されるが、アマチュア野球=札幌六大学野球連盟などは使用しないもののそのまま配置されている)。両翼のポールは脱着式となっており、野球・ソフトボール以外のイベントに使うときはこのポールが取り外される。2014年から3塁側内野A席を応援席としその一角にお立ち台となる場所を設置し私設応援団団長、ファイターズガール(チアガール)を常駐させるという試みを実施している。サッカー場としての使用時には、野球の場合と異なり全席が利用可能ではあるものの、北海道コンサドーレ札幌主催によるJリーグ公式戦の開催時には、転落防止の目的で両ゴール裏スタンドの前列3列に、アウェイチームサポーターを隔離し保護する目的でメインスタンドから見て右側のゴール裏スタンドに、それぞれ緩衝地帯を設けて閉鎖する。とくに後者の閉鎖区間は広く、このためコンサドーレ主催時のサッカー公式戦の定員数は客席数より1,500近く少ない39,856人(Jリーグに提出した収容可能人数)となる。サッカー場として見た場合、スタンド最前列とピッチとの距離は最大となるメインスタンドとの間で25m、最小となるバックスタンドとの間で12m程度と、少なくとも陸上競技場兼用の試合会場とは比較にならない良好な観戦環境にある。フェンスが高いため、市立吹田サッカースタジアムのようなフットボール専用球技場と比較すると一体感や接近感で劣るものの、準専用球技場といえる程度の質を保持している。放送ブース(放送席)は、日本のドーム球場では珍しく内野バックネット裏上段(ホームベースの後ろ)・観客席に入り込む形となっており、個別に部屋は設けていない。なお、他のドーム球場では内野スタンド上段に個別の部屋を連ね、放送席のみのエリアを設けている。。ドーム開場以前では考えられなかった、冬季におけるこのような大動員屋外スポーツイベントと大規模コンサートの開催が可能となったことは北海道・札幌市にとって画期的なことだった。しかし、冬季のサッカーステージの使用はそもそも設計思想になく、現状でも非常に困難と考えられている。ホヴァリングステージの出し入れが積雪でほぼ不可能であり、冬期間にも様々なイベントで使われるクローズドアリーナ内での長期の養生も不可能である。現在は12月上旬から3月上旬まで、天然芝は雪の下で休眠させている。ホヴァリングステージのヒーティング機能及び機械による除雪のみでは芝を痛める恐れがあるため、毎年3月には、芝の上で固まった雪を溶けやすくするために北海道コンサドーレ札幌のサポーター有志により人手での除雪作業が行われる。近年ではFIFAが公認するロングパイル人工芝を導入してサッカーの冬季使用を可能にしようとする動きもある。現在Jリーグでは人工芝での公式戦を認めていないが、日本サッカー協会第11代会長の犬飼基昭はJリーグ秋春制への移行を巡る議論の中で「人工芝ピッチによる公式戦開催を寒冷地に限り認める」考えを明らかにしている。また後述の通り、冬期間(11月-3月)は、一部歩行者通路・駐輪場が閉鎖され、落雪被害防止の観点から2階のテラスも入場禁止となる他、前述の屋外のサッカー練習場も芝生生育・管理に加え、積雪や気候の問題もあるため、天然芝グラウンドはもとより人工芝グラウンドも閉鎖となる。開場時から2014年シーズンまでは、パナソニック製のLED方式アストロビジョンライトスタンド上方に設置されていたが、2015年3月に後述の通り三菱電機製のオーロラビジョンに更新され、新たにレフトスタンド側にも新設された。開場時から設置されていたアストロビジョンは縦7m×横25mとプロ野球本拠地球場のスコアボードとしては小さい部類に入る。しかし、サッカー競技場の電光掲示板としては大きい方である。前述の通り、ライトスタンド上方にしか設置できるスペースがないため、これ以上大きい装置は設置できない。右端にはサッカー用の45分タイマーと野球用のボールカウント表示、プレー表示のランプが設置されている。大型映像装置に野球用とサッカー用の装置が併設されているのは日本でもQVCマリンフィールドと札幌ドームだけであった。また、反対側のバックネット裏3塁側寄りに同じくLED方式アストロビジョンのサブボード(縦2.5m×横13m スコア表示と簡易動画のみ)を備えている。他のドーム同様、火をそのまま使えない事で制約を受けるが、当初より改善が行われ名物となっているものも登場している。球場内で売られるビールは、株主にサッポロビールが連ねている関係上、ほとんどがサッポロビールであり、「黒ラベル」「サッポロクラシック」「ヱビスビール」とサッポロビールの3銘柄が揃う。しかし、キリンビールがスポンサーのサッカー日本代表の試合が行われる際は場内からサッポロビールが一掃され、全部の売り口でキリンビールが売られる。また、アジア野球選手権2003の開催時は、大会メインスポンサーがアサヒビールだったことから球場内広告がアサヒビールに書き換えられ、アサヒビールも売られた。このときはサッポロビールも同時に売られた。タンク売り生ビールは当初700円だったが600円に値下げされた。日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)北海道コンサドーレ札幌のホームスタジアム(札幌厚別公園競技場と併用)であるほか、2004年度からプロ野球パシフィック・リーグ北海道日本ハムファイターズ(日本ハム)も本拠地球場として使用している(本拠地化する前年の2003年にも日本ハム主催試合の公式戦が数回開催されていた)。日本ハムの球団事務所は札幌ドーム施設内に居を構えている。かつては北海道コンサドーレ札幌のクラブ事務所も施設内に設けられていた(2014年1月29日より練習場・クラブハウスのある宮の沢白い恋人サッカー場に移転)。また、多目的施設として様々な競技・イベントで使用されている。2019年ラグビーワールドカップの会場で使用される予定で、2020年の東京オリンピックサッカー会場にも選ばれている。北海道コンサドーレ札幌は2003年度のJ2降格後、使用料の高い札幌ドームでの開催を減らし、まだ屋外に積雪の残る春季と秋季を中心に利用していた。その結果、2004年は全ホームゲーム22試合中、札幌ドームでの開催が8試合と大幅に減らされ実質準本拠地の扱いだった。しかし、使用料は高いものの観戦時の快適さやアクセスの容易さで厚別に優る札幌ドームでの試合は有意に動員数が多く、多くの入場料収入が見込めるため、2005年以降はほぼ半数程度にまで戻っている。J2降格となった2013年は、主催21試合の3分の1強にあたる8試合の開催にとどまる予定であったものの、日本ハムがクライマックスシリーズに進出できなかったため、10-11月に予定された主催2試合を急きょ日程面で余裕の出た札幌ドームに変更することとなり、札幌ドームでの開催は10試合となった。2014年度は21試合中17試合が札幌ドームで開催され、開場以来最多となった。これは厚別にJリーグクラブライセンス制度のスタジアム基準を満たさない要件があり、2015年のライセンス基準の厳格運用に先駆けて前倒しで厚別での開催を減らすために行われるものであると報じられている。なお、厚別は2014年度まで札幌ドーム共々本拠地としてJリーグに登録されており、コンサドーレ公式サイトでは「施設基準を満たしていないため、Jリーグから許可を得て開催している」としていたが、2015年度から本拠地を札幌ドーム1か所のみにしている。これに伴い、2015年度も21試合中17試合を札幌ドーム開催とする予定だったが、第24節の讃岐戦および第39節の千葉戦の会場が、それぞれ厚別から札幌ドームに変更されたため、結局札幌ドーム開催は19試合となり、2年連続で開場以来最多となった。シーズン閉幕の時期の違いからプロ野球の日程がJリーグよりも先に決定するため、北海道コンサドーレ札幌の札幌ドーム利用日程の決定にあたっては、日本ハムが先におさえた日程の隙間で使わざるを得ないという課題も抱えている。2011年のJ2において、東日本大震災により延期された主催3試合(3月12日:ギラヴァンツ北九州戦、3月19日:ジェフユナイテッド市原・千葉戦、4月2日:東京ヴェルディ1969戦)の代替についても一時は厚別など他の競技場への代替も考えられたが、当初の札幌ドームでの開催ができるよう、J2の他チームと異なる日に開催するよう日程調整を行っている(振り替え後の開催日は、北九州戦:7月6日、千葉戦:8月17日、東京V戦:9月21日)。また北海道コンサドーレ札幌のもう一つホームスタジアムである厚別公園競技場は、11月から翌年4月は基本的には積雪期間に当たり使えないため通常なら札幌ドームを使うところ、11月上旬のホームゲームの開催については日本ハムが上位3チームに入ってクライマックスシリーズ(2006年まではリーグ優勝決定プレーオフ)出場が決まった場合、クライマックスシリーズ(日本ハムが2位以上の場合)および日本シリーズを優先しなければいけないこともあり、11月であっても厚別で開催する事例が過去に生じている。またその場合、シーズン開始当初は「会場未定」とした上で後日(半年近く後)に決定するケースもある。(2000年に福岡ダイエーホークスが優勝したが、福岡ドームが日本シリーズ期間中に他のイベントの予約を入れていたため、日程変更および3000万円の罰金が科せられた。以降、該当日程日には不使用確定まで他の予約を入れないことが暗黙の了解となっている)2004年の日本ハム本拠地移転後、日本シリーズとコンサドーレのホームゲームの開催日程が重なった場合の試合の対応は次のとおり。凡例注釈利用記録についての出典:札幌ドームのあゆみ・イベント実績|札幌ドームについて|札幌ドーム※の年は、開催予定であることを表す。国内アーティスト海外アーティスト利用記録についての出典:札幌ドームのあゆみ・イベント実績|札幌ドームについて|札幌ドーム2016年10月12日 - 10月16日、パ・リーグ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ・北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクホークス第5戦目で北海道日本ハムファイターズが、アドバンテージ1勝を含む4勝2敗で福岡ソフトバンクホークスを下し、4年ぶり4度目のクライマックスシリーズを制覇、日本シリーズ進出を決めるイベントが開催されない日に、ツアーアテンダントの案内によるドームツアーが開催されている。選手が使用するロッカーやブルペン等の見学が出来る。2004年から「札幌ドームMVP賞」が設置された。実質的には2003年まで東京ドームで日本ハムファイターズ選手が表彰対象になっていた「東京ドームMVP賞」を受け継いだもので、サッカー部門(コンサドーレ札幌)と野球部門(北海道日本ハムファイターズ)の2部門があり、それぞれのチームにおいて、その年に最も活躍した選手に贈られる。2009年からはノミネート選手の中からのファン投票を実施し、投票結果をもとに選定されている。MVP賞金は100万円(サッカー部門はコンサドーレがJ2に所属した年のみ50万円)。西ゲート前のトンネル内には、表彰選手のプレートが展示されている。札幌ドームへ来場する際には、公共交通機関を利用するように呼びかけている。詳細は札幌ドームの公式ホームページ内「アクセス・駐車場」を参照。札幌市営地下鉄東豊線福住駅から徒歩約10分プロ野球・Jリーグ・コンサート等の大規模イベント時に運行されている。料金:大人(中学生以上)210円、こども(小学生)110円。※共通ウィズユーカードとICカード乗車券(SAPICA・Kitaca・Suicaなど)が利用できる。※共通1DAYカードは利用不可。地下鉄乗継割引は対象外。料金:大人(中学生以上)1,030円、こども(小学生)520円。各料金:「さっぽろえきバスnavi」を参照。ドーム内には5か所の徒歩利用者のための入場口があるが、積雪などの関係で冬季(原則11-3月)利用できない入場口がある。札幌市は2011年1月から札幌ドームの施設命名権を募集(施設名に札幌ドーム、またはそれに準ずるものを付けることが条件 5年間・年5億円)し、Google1社から応募があったが、意見の食い違いから契約締結には至らなかったため、2月、さらには2012年の開幕前の導入を前提とした12月に再び募集をした。しかし今度は2回とも希望者が現れなかった。市では再募集を計画しているが、今のところ契約締結の目処は立っておらず、事実上暗礁に乗り上げている状態である。買い手がつかない理由として「5年間・年5億円」という契約金の問題があるともされている。実際、2011年12月の募集では、契約年数を延長して、実質的な年間負担の軽減を謳ったが、それでも買い手がつかず、2012年開幕当初の命名権実施を断念した経緯がある。その後2012年度は命名権協賛の募集はしなかったが、2013年度は改修費用ねん出のために改めて募集をかけ、同年秋をめどとしてスポンサーを決めたいと考えている。過去2回の募集が上掲の通り、契約金が高いことがネックとなってスポンサーがつかなかった反省も踏まえ、契約金の緩和などを進めることも検討している。また、命名権とは別で札幌市は今後10年間で100億円を見込んでいる老朽化箇所の修繕費の一部を、運営会社に負担させる方針を固めている。これは、日本ハム球団やコンサドーレの入場収入など、いわゆる「儲け」が約13億円もあるため「儲けすぎ」とする指摘があり、この儲けの大半を取り崩す形で照明塔や空調などの老朽化箇所の修繕に充てるとしている。2016年5月24日の日本経済新聞、日刊スポーツ一面で日本ハム球団が保護地域としている北海道内に新球場建設というスクープが流れた。主な理由として球場使用料、諸経費負担が約13億円程度の賃貸料を支払って本拠地にしている。更に上記の命名権失敗、球場内の広告費用や、グッズの売り上げの一部をドームならびに管理者である札幌市に謙譲と、他球団で急速に進んでいるボールパーク化(球場周辺の商業施設や遊戯施設の充実など)やイベントに関して必ず市の許可を取らなくてならない遅れを取っている状況であり、日本ハム球団が道内に新球場を作りチームと球場運営の一本化を図る考えを示し、新球場は総天然芝で屋根開閉式、観客動員数は3万人を想定している。主な候補地として札幌市北区にある北海道大学構内、北広島市のきたひろしま運動公園、札幌市南区の真駒内地区などを候補として挙げている。これに対しドーム側は「売り上げは市の充実や施設の整備により市民に還元している。」とドームは道民、市のものであると主張。使用料引き下げについての駆け引きには応じない姿勢であり、札幌市長の秋元克広も会見で「総天然芝には出来ないので本拠地移転も仕方ない」と引き留めに消極的である。ドーム内で2002年6月23日から在札AM放送局の再送信が開始された。周波数は、札幌送信所と同じ。

出典:wikipedia

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