有楽町線(ゆうらくちょうせん)は、埼玉県和光市の和光市駅から東京都江東区の新木場駅までを結ぶ、東京地下鉄(東京メトロ)が運営する鉄道路線である。都市交通審議会における路線番号の区間は、小竹向原駅 - 新木場駅間が8号線、和光市駅 - 小竹向原駅間が13号線であるが、国土交通省監修『鉄道要覧』では和光市駅 - 新木場駅間が8号線有楽町線と記載されている。路線名の由来は、銀座に隣接する有楽町駅に接続していることから。車体および路線図や乗り換え案内で使用されるラインカラーは「ゴールド」(金色)、路線記号はY。1968年(昭和43年)の都市交通審議会答申第10号において、東京8号線は、「成増及び練馬の各方面より向原及び池袋の各方面を経由し、また、中村橋方面より目白方面を経由し、護国寺、飯田橋、市ヶ谷、永田町、有楽町及び銀座の各方面を経て明石町方面に至る路線」として初めて示された。その後1972年(昭和47年)の答申第15号では起点側が保谷に変更され、終点側は明石町 - 湾岸間及び豊洲 - 東陽町 - 住吉町 - 押上 - 亀有間が追加された。なお、同答申では保谷 - 練馬間は西武池袋線を複々線化することが示されたほか、中村橋 - 護国寺間は削除され、護国寺 - 目白間が東京12号線に編入され、志木 - 向原間は東京13号線として分離された。このうち小竹向原駅 - 新木場駅間が有楽町線、練馬駅 - 小竹向原駅間が西武有楽町線、石神井公園駅 - 練馬駅間が西武池袋線の線増分(複々線化)としてそれぞれ開業している。終点側は京葉間の湾岸沿いに海浜ニュータウン付近まで計画されていたが、ほぼ同じルートで計画されていた京葉線が当時は貨物専用線として計画が進行しており、後に旅客線へと用途が変更されたことを受けて有楽町線は新木場までに計画路線を短縮した。一方、上記答申第15号で新たに13号線とされた小竹向原以西については、渋谷駅 - 池袋駅 - 小竹向原駅 - 和光市駅 - 志木駅のうち池袋駅 - 小竹向原駅 - 志木駅間が建設され、このうち小竹向原駅 - 和光市駅間が有楽町線として、和光市駅 - 志木駅間が東武東上線の線増分(複々線化)としてそれぞれ開業した。なお、13号線の小竹向原駅 - 池袋駅(新線池袋駅)間は有楽町線新線(現・副都心線)として1994年に営業開始している。建設目的の一つには、車体規格が小さく編成長も短いことから輸送力増強に限界のある丸ノ内線の混雑緩和があった。池袋駅の乗り換えが便利であったため、日比谷線に対する千代田線同様、混雑の緩和に大きく寄与した。また、1974年(昭和49年)の銀座一丁目 - 池袋間の開業にあたり、当時の営団として丸ノ内線中野坂上駅に次いで自動改札が導入された。これは、当該区間では他線との改札内連絡がなかったため、自動改札の実験線区として好適であったためである。しかし、当時は他の路線の駅が有人改札であり、乗車券の裏面が白色の非自動化券であったため、それを自動改札に投入されるトラブルが相次いだことから、営団成増(現・地下鉄成増)延長時に撤去され、当時の試みは失敗に終わっている。その他、大手町駅で採用された案内サインシステムを全面的に採用した。沿線には、警察庁・警視庁・皇居・国会議事堂といった日本の重要機関・施設や、ホンダ世界本社・ホンダ・レーシング・理化学研究所本社・本田技術研究所本社などの自動車会社や研究機関、講談社・日本テレビ(旧本社)・TOKYO FM・朝日新聞・日刊スポーツ・スポーツニッポンといった報道機関や出版社などが存在する。13号線については新線池袋駅から西早稲田、新宿三丁目を経て渋谷駅に至るルートが2008年(平成20年)6月14日に東京メトロ副都心線として開業した。さらに、副都心線は2013年(平成25年)3月16日から渋谷駅から東急東横線経由でみなとみらい線元町・中華街駅まで乗り入れを開始した。また、今後の整備計画として8号線については豊洲駅から分岐して野田市駅までの延伸計画がある(詳細は「都市高速鉄道8号線延伸構想」の節を参照)。なお、この区間は営団地下鉄が1982年(昭和57年)1月29日に豊洲 - 亀有間(14.7km)の鉄道事業免許を申請している。ただし、その後事業免許の交付はされていない。東京地下鉄で東京23区外に伸びている路線は、当線との重複区間がある副都心線をのぞくと当線と東西線のみである。本路線の和光市 - 新木場間(有楽町線新線として建設された区間は含まない)の建設費用は総額4,920億円である。その内訳は土木関係費が2,961億5,032万8,000円、電気関係費が448億2,681万2,000円、車両関係費が658億5,965万4,000円、その他が851億6,320万6,000円となっている 。和光市駅から東武東上線を経由して川越市駅(朝夕は森林公園駅)まで、小竹向原駅からは西武有楽町線経由池袋線直通で小手指駅(朝・夕の一部列車は飯能駅)までそれぞれ相互乗り入れを行っている。有楽町線のみの運行となる列車や東武東上線直通列車は全区間各駅停車で運行されているが、西武池袋線直通列車にはラッシュ時を中心に西武線内を準急・快速・快速急行として運行する列車があり、この場合は小竹向原駅で種別変更を行う。和光市駅 - 小竹向原駅間は副都心線と線路・駅施設を共有し、新木場駅発着の列車と渋谷方面(東急東横線・みなとみらい線直通の元町・中華街駅発着:一部は武蔵小杉駅・菊名駅発着)の列車がともに運行されている。副都心線との共用区間である和光市 - 小竹向原間では10両編成と8両編成の列車で運行されているが、小竹向原 - 新木場間はすべて10両編成の列車で運行されている。平日朝のラッシュ時の池袋方面では数多くの列車が運行され、小竹向原駅で新木場方面と渋谷方面に振り分けられている。その他、野球や花火大会などのイベント開催時に運転される臨時列車がある(詳細は「臨時列車」の項を参照)。また、かつては年間30日程度、小田急線直通の臨時特急が運転されていた(詳細は「特急ロマンスカー「ベイリゾート」」の項を参照)。運用番号の末尾は、東京地下鉄車がS、東武車がT、西武車がM(副都心線直通の東急車と横浜高速車はK)である。東武車は西武の路線に入線できず、西武車は東武の路線に入線できない。副都心線の10両編成列車と共通運用で、東京地下鉄車はもちろん、東武車と西武車にも有楽町線のみの運用があり、西武車が和光市駅まで乗り入れることがある。運用番号は東京地下鉄車(21S - 97S)は奇数(ただし、平日ラッシュ時に一部の列車に偶数番号での運用がある。/48S、52S)、東武車(01T - 23T)と西武車(02M - 40M)の偶数がある。森林公園駅発着の列車は東武車で運転されている。川越市駅発着は東武車・東京メトロ車どちらも運転されている。また志木駅発着が平日のみ設定されている。車両は南行の1本は東武車で運転される以外は東京メトロ車で運転されている。一方線内運転の列車の大多数の列車は和光市 - 新木場の運転だが、一部列車は新木場 - 池袋の列車が設定されている。平日北行は西武車が1本以外は東京メトロ車で、平日南行、土休日北行・南行は東京メトロ車で運転されている。また新木場 - 小竹向原が設定されており、平日南行が2本、土休日北行・南行はそれぞれ1本設定されている。車両は東京メトロ車で運転されている。平日のみ森林公園・小手指発豊洲行きが設定されている。車両は小手指発が西武車で、森林公園発が東武車で運転されている。初電には市ヶ谷発和光市行きが設定されている。車両は東京メトロ車で運転されている。終電には和光市発池袋行きが1本設定されている。車両は東京メトロ車で運転されている。東上線内で人身事故・各種トラブルなどにより直通運転を見合わせた場合、すべて和光市駅での折り返し運転となるが、その逆もある。また池袋駅で運転を取りやめることもある。石神井公園駅発着は平日・土休日共に北行は西武車2本以外は東京メトロ車で、平日南行は西武車2本以外は東京メトロ車で、土休日南行は東京メトロ車で運転されている。清瀬駅発着は平日南行は西武車4本、東京メトロ車7本で、平日北行、土休日南行・北行は西武車1本以外は東京メトロ車で運転されている。所沢発着は平日北行は東京メトロ車1本以外は西武車で、南行は平日・土休日共に西武車で運転されている。飯能発着は平日北行は西武車で、土休日北行は西武車・東京メトロ車のそれぞれ2本ずつ、土休日南行は西武車で運転されている。西武線内の種別は各駅停車以外に準急・快速・快速急行として運行されるものがある。西武線内準急は朝・夕に運転され、平日南行は各社の車両で、平日北行・土休日南行は西武車で、土休日北行は東京メトロ車が1本以外は西武車で運転されている。西武線内快速となる列車は北行は平日・土休日共に西武車で、平日南行は西武車で、土休日南行は東京メトロ車で運転されている。西武線内快速急行となる列車は平日のみ東京メトロ車、土休日は西武車で運転される。列車種別はすべて小竹向原駅にて変更される。池袋線内での人身事故・各種トラブルなどにより当路線との直通運転を見合わせた場合、西武線直通列車は池袋駅にて客扱いを打ち切り、小竹向原駅に回送した後に新木場方面へ折り返す。これにより、要町駅・千川駅では列車間隔が10分以上開いてしまうこともある。また、有楽町線の各駅では構内放送で「西武線をご利用の方は池袋駅でお乗り換えください」と案内している。2016年6月16日、有料の座席指定制直通列車を2017年春に導入することが発表された。詳細なダイヤや料金等は未定である。東京地下鉄線内の各駅に停車する種別。駅の案内板では小竹向原駅・和光市駅をのぞいて種別表示はされず、行き先のみの表示となる(地下鉄成増駅 - 氷川台駅間の各駅では副都心線各駅停車も種別表示なし)。後述の準急廃止後も、副都心線の急行に対しての「各駅停車」の一つの系統としてこの種別の表現は残されている。有楽町線・西武池袋線内の種別表示は通常各停である。東上線内では普通として案内されるが、一部各停のまま運行することもある。西武池袋線内は各停以外に小竹向原駅で種別を変更して快速・準急・快速急行として運行するものがある。東武9000系列・50070系のフルカラーLED表示は白地に黒抜き文字で「」、それ以外のフルカラーLED搭載車は濃い灰色地に白文字で、3色LED搭載車は無点灯地にオレンジ文字でと表記される。副都心線開業後、当路線の和光市駅 - 小竹向原駅間は副都心線との共用区間となっている。この区間には副都心線の各駅停車・通勤急行・急行も運転されている。詳しくは「副都心線」を参照。2008年6月14日の副都心線開業に伴い、併走区間・線路共用区間のある有楽町線でも大幅なダイヤ改正が行われた。その際の主な変化は以下のとおりである。相互乗り入れ先での種別ということではなく、有楽町線内で通過駅のある列車としては初めて設定された種別。2008年6月14日のダイヤ改正で、平日の昼間と、土休日の早朝・深夜をのぞく時間帯に設定された。併走区間がある副都心線急行・通勤急行とともに、東京の地下鉄での料金不要の優等列車の運転は、東西線快速、都営新宿線急行、都営浅草線エアポート快特に次いで4例目であった。停車駅は和光市、小竹向原、池袋 - 新木場間の各駅であった。新木場方面行きは池袋以降の各駅に停車するが、駅の案内や列車の表示では「準急」の表示を続ける場合があった。イメージカラーは黄緑。設定当初は東武東上線および西武線との相互直通運転をする列車も存在した。運転本数は新木場方面は毎時3本(和光市発2本、小手指発1本)、和光市・東上線・西武線方面は毎時4本(和光市行きまたは川越市行き2本、小手指行き2本)で、土休日ダイヤでは21時頃まで運転され、平日で往復22本(土休日は往復44本)が運行されていた。しかし、この準急運転は通過駅の利用客を中心に不評だったため、同年11月29日のダイヤ改正で平日・土休日ダイヤとも日中のみ、両方向とも毎時2本(1日あたり10往復)に大幅減便した上ですべての準急が和光市 - 新木場間の線内運転のみとなり、東武東上線・西武線直通準急や夕方以降の準急はすべて各駅停車に格下げされた。さらに、準急の運行によって要町駅・千川駅では停車列車の本数・乗客の利用機会が減少したため、2駅が所在する豊島区議会は準急全廃を求める意見書を出していた。こうした意見を受け、東京メトロは2010年3月6日のダイヤ改正で準急を廃止することを発表し、有楽町線の準急は登場から2年足らずで姿を消した。東上線直通の準急は和光市駅で「普通」に種別変更の上、東上線内を普通列車として運行していた(東上線準急と停車駅が変わらないので、7000系の一部車両は「準急」のまま走らせる場合もあった。また、東武車両のフルカラーLED表示は有楽町線準急が緑色、東上線準急が青色であった)。ただし、東上線直通の準急は本数が少なく、平日は新木場→川越市の片道1本が運転されるのみ、土休日も朝の川越市→新木場の3本と夕方以降の5往復が運転されるのみで、土休日に1本森林公園行きがある以外はすべて川越市発着であった。一方、西武線直通の準急は西武線内でも「準急」として運行するものと、小竹向原で「各停」「快速」に種別変更を行うものがあった。また、西武線直通の準急は小手指発着を中心に本数が多く、一部列車は清瀬発着・飯能発着として運行されていた。なお、有楽町線の準急が廃止された後も、前述の副都心線の急行(Fライナー含む)が和光市、小竹向原、池袋と停まる速達列車として存続している。小田急電鉄所属の60000形「MSE」により小田急線と千代田線を直通する特急ロマンスカーの一部を、「ベイリゾート」として年間30日程度、千代田線北千住駅から当路線の新木場駅に行き先・始発駅を変更して運転していた。有楽町線桜田門駅と千代田線霞ケ関駅間を結ぶ連絡線(詳しくは後述)を経由し、霞ケ関駅で方向転換を行う。有楽町線内では豊洲駅と新木場駅のみに停車する。ホームドア設置工事の進歩により、2011年10月以降運行を休止していたが、2012年3月17日のダイヤ改正で運行中止となった。公式には廃止とはされていないものの、運転再開については未定である。現在の車両はすべて副都心線と共通である。小竹向原 - 新木場間に乗り入れる車両を挙げる。現在、有楽町線内では各駅停車のみが運行されている。車両側では「各停」(一部の車両は「普通」)と種別を表示する。これに対し、和光市駅・小竹向原駅以外の駅の発車案内標では、種別欄が空白となる。東武東上線と相互乗り入れする列車は、東上線内ではすべて「普通」であるため、和光市駅にて「各停」と「普通」の種別表示を変更する(変更されない列車もある)。また、西武線と相互乗り入れする列車は、小竹向原駅で種別表示を変更し、有楽町線内での西武線内の種別の表示は行わずに「各停」と表示する。なお、副都心線開業前も、有楽町線内は全列車各駅停車であり、副都心線開業前は車両によって種別表示の有無が異なっていた。なお、副都心線開業前は「各停」は用いられず、種別表示をする場合でも「普通」であった。また、以下のようになっていた。乗り入れ先区間も含めて全区間各駅停車の列車の場合西武線内が準急や快速になる場合2005年10月31日から導入され、2013年3月18日より設定時間帯を変更した。各駅の出入口が先頭車両あるいは最後尾車両に存在する場合が多く、。なお、ダイヤ乱れ時には女性専用車の運用が取りやめとなる。駅番号はA線方向(和光市から新木場の方向)に増加。備考この路線には、他の路線への連絡線が2本ある。この2つは主に千代田線の綾瀬工場へ検査を受ける車両を回送するためにあるが、臨時の特別列車がごく希に走ることもある。2002年からは夏の花火大会と冬の年末年始に関連した臨時列車が運転されるのが定番化している。この臨時列車は相互乗り入れの関係上、千代田線からの直通は同線車両(6000系もしくは16000系、過去には06系)、南北線からの直通は同線車両(9000系)が使用される。また、後者の連絡線は半蔵門線用の8000系を更新のため新木場CRへ回送する際にも用いられた。この回送は鷺沼車両基地から東急田園都市線・大井町線・目黒線・南北線を経由して連絡線から有楽町線に入り新木場というルートとなる。2007年12月に放送されたテレビ朝日の番組『タモリ倶楽部』の企画で、南北線の9000系を使用して運転された貸切電車「地下鉄開業80周年 タモリ倶楽部号」がこの2つの連絡線を通った。沿線でのイベントなどで臨時列車が運行されることがある。連絡線を介して運行されることが多いが、中には乗り入れ路線発着とした列車が運行される。下記のほかにも、2004年9月に新木場検車区(現・和光検車区新木場分室)撮影会への臨時列車(千代田線06系・6000系、南北線9000系を使用)や、10月に開業30周年記念列車を運転したことがある。2002年度から、東京湾大華火祭会場最寄りの豊洲駅への輸送を担う列車として打ち上げ花火の名称にちなんだ臨時列車が運行されている。基本的には同大会の開催日に運行されるため、中止時には運行されない。往復とも運転される列車には1号、2号、と号数が付く。なお、2006年は8月12日に運転される予定であったが、雨の影響で開催できなかったため、運転する列車すべてが運転中止となった(同大会は翌13日に開催されたが、都営大江戸線の臨時列車は運行された)。また、2007年は愛称の付かない線内運転の臨時列車となった。いずれも、先頭車の前面に愛称毎のヘッドマークを掲出して運転する。なお、2003年度から2005年度までは東急田園都市線中央林間駅から東京メトロ半蔵門線永田町駅まで「HA・NA・BIリレー号」(2003年度は半蔵門駅まで運行)と「スターマイン号」(2004・2005年度)を運行していた。両愛称とも永田町駅で他の臨時列車に連絡するリレー扱いの臨時列車である。2006年度は運行しなかった。2003年12月27日・28日・30日と2004年12月25日・26日には、東京ミレナリオ会場最寄りの有楽町駅への輸送を担う列車として「東京ミレナリオトレイン」という臨時列車が運行され、先頭車の前面にヘッドマークを掲出して運転していた(2005年は運行しなかった)。2004年10月9日と10日に日比谷公園で開催される予定であった「第11回鉄道フェスティバル」への臨時列車も設定されていた。いずれも10月9日に運転される予定であったが、鉄道フェスティバルが台風のため、同月10日のみの開催となったため、結局運転中止となった。また、2005年度以降は運転されていない。鉄道の日を記念して、2001年まで営団地下鉄(当時)が中心となって関東私鉄5社が合同で企画された団体臨時列車で、各ルート別に参加者を募って団体列車として運転された。途中の地下鉄霞ケ関駅で一旦下車し、各ルートからの参加者が合流して、メインイベントが開催された。なお、2002年以降、ドリームエキスプレスのイベントが開催されなくなったが、この時の5社合同企画が、後の東京湾大華火祭の臨時列車の企画に発展していく。2015年6月5日・6日には、西武鉄道が新木場駅近くにあるSTUDIO COASTで開催されるクラブイベントageHaとタイアップし、日本初の列車内EDMイベント臨時列車「ageHa TRAIN」が運転された。有楽町線の名称は、1973年(昭和48年)11月1日から12月15日までの期間で、公募が行なわれ、30,591通の応募があり、2,519種類の路線名が提案された。その時の得票数第1位は「麹町線」であった。しかし、「麹」の漢字が常用漢字でないため難しく、親しみにくいということと、2位「有楽町線」・5位「有楽線」の合計得票数が「麹町線」を上回っていたことから、「有楽町線」が選ばれた。応募の中には「カンガルー線」(有楽町・池袋→有袋類の連想で)というものもあったという。有楽町線では、ホームドア設置工事と並行して、ホームドア稼働駅から順次株式会社スイッチ制作の発車サイン音を導入している。曲名は株式会社スイッチの音源リストおよび同社が運営する「鉄道モバイル」による。豊洲駅で有楽町線から分岐して東武野田線野田市駅まで8号線を延伸する構想がある。実際、営団地下鉄は1982年(昭和57年)1月29日に豊洲 - 亀有間 (14.7km) の鉄道事業免許を申請している。1985年(昭和60年)の運輸政策審議会答申第7号において、8号線は、豊洲から北へ分岐する線が住吉 - 四ツ木間で11号線と線路を共用し常磐線亀有駅へ至る路線に変更されており、豊洲駅と半蔵門線住吉駅は線路が分岐できるよう2面4線の構造で建設されている。沿線自治体となる江東区・墨田区・葛飾区・松戸市の3区1市(及び東京都・千葉県の1都1県)は1986年(昭和61年)に「地下鉄8・11号線促進連絡協議会」を組織し、2007年・2008年(平成19年・平成20年)に実施した調査の結果、同協議会が推進する8号線・11号線の延伸計画のうち、豊洲駅 - 住吉駅間(約5.2km)からの段階的な整備を要望する方針を示し、早期事業化を目指した活動が行われている。うち、江東区(当該先行区間唯一の沿線自治体)は地下鉄8号線の建設および関連付帯設備に要する経費に充てるためとして、「(仮称)江東区地下鉄8号線建設基金」を設置し、平成22年度(2010年度)予算に5億円を計上した。ただし、東京地下鉄は平成21年(2009年度)3月期の有価証券報告書において申請時から事業環境の変化を理由に「整備主体となることは極めて困難」と事業化に消極的な態度を表明しており、東京地下鉄を事業主体とした整備は難しい状況である。江東区は2011年7月に第三セクターを設立して整備を担い、運営を行う上下分離方式で整備し、豊洲 - 東陽町間、東陽町 - 住吉間に新駅を建設する計画案をまとめた。2012年8月現在、江東区・東京都・東京メトロなどと検討委員会を作り協議中で、2015年度までの着工を目指している。答申にはないが、さらに八潮駅(つくばエクスプレス)・越谷レイクタウン駅(武蔵野線)を経由する形での延伸も検討されている。現在のところ構想段階であり、運輸政策審議会答申第18号では「2015年までに整備着手することが適当である路線」と位置付けられたが、延伸決定はなされていない。東京メトロの中期経営計画で、時期は示されていないが、近接する新富町駅と日比谷線築地駅を連絡駅に指定する予定が発表されている。
出典:wikipedia
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