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富山敬

富山 敬(とみやま けい、1938年10月31日 - 1995年9月25日)は、日本の男性俳優、声優、ナレーター、歌手。本名:冨山 邦親(とみやま くにちか)。満州国奉天省鞍山生まれ。引揚後は、本籍地の東京都で育つ。所属事務所は東宝児童劇団、劇団葦、河の会、青二プロダクション、ぷろだくしょんバオバブと変遷。趣味は川釣り。「敬」という芸名は、本名の「邦親」のイニシャル「K」の当て字であるという。日本大学芸術学部演劇科中退。アニメや映画の吹き替えの分野で、1960年代から1990年代半ばまで活躍した。第1次から第2次にかけての声優ブームの立役者の1人でもある。1963年に『鉄人28号』にて、毎回役の違う脇役ではあるが初レギュラーを獲得。1968年に厳しいオーディションの末に先輩たちに勝ち抜き、『佐武と市捕物控』で主人公・佐武に抜擢され初主演を飾る。1969年に『タイガーマスク』で主人公・伊達直人を演じ、人気を獲得。その後は『宇宙戦艦ヤマト』の古代進や、劇場アニメ『銀河鉄道999』及び『わが青春のアルカディア』の大山トチローなど、松本零士作品に数多く出演。永井豪原作である『UFOロボ グレンダイザー』では主人公の宇門大介(デューク・フリード)の声を担当、少女向けアニメ『キャンディ・キャンディ』ではテリィの声を担当するなど、複数のジャンルに幅広く対応した。洋画吹き替えでは、ほとんどの作品でリック・モラニスの声を務めていた。『タイムボカンシリーズ』では、ナレーターをはじめ、おだてブタ、ささやきリポーター等多くのキャラクターを担当。このうち『逆転イッパツマン』では、主役のイッパツマン(豪速九)の声を担当した。また作中では、富山自身をモデルにデザインした「トミー・ヤマ」というアニメキャラクターも登場した。1980年代に入っても、『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男役や『わが青春のアルカディア 無限軌道SSX』の大山トチロー、『それいけ!アンパンマン』のSLマンなど、コミカルな役を担当した。1990年代には『ちびまる子ちゃん』で、主人公のまる子の祖父・さくら友蔵の声を担当。超長編SFアニメ『銀河英雄伝説』では主人公ヤン・ウェンリーを長年にわたり担当し、結果的に富山の晩年を代表するキャラクターとなった。1995年8月18日の『ちびまる子ちゃん 第2期』の第38話「すず虫がうるさい」の巻(1995年9月24日放送)の収録後、目の調子が悪いと訴え、同年8月21日に倒れ東京都新宿区の東京医科大学病院に入院。検査の結果末期の膵臓癌と診断された。仕事を優先する姿勢と人気声優としての多忙が仇となって癌の発見が遅れたという。同年9月25日午前9時7分に死去(満56歳没(享年58)。翌年の6月に公開された『APO APOワールド ジャイアント馬場90分一本勝負』の郵便配達人役が遺作となった。妻に先立たれていたため、喪主は父親が務めた。2007年に第1回(2006年度)声優アワード特別功労賞を受賞している。2008年の第2回(2007年度)からは、新たに声優アワードの一部門として富山の名を冠した「富山敬賞」が設立され、「その年に声優という職業を最も世の中に浸透させた功労者」に対して贈られることとなった。初の受賞者は古谷徹。唯一の女性受賞者は第4回(2009年度)の水樹奈々。10代の少年から老人役、熱いヒーローから小悪党役まで幅広い演技を見せている。声優界きっての人格者で、後輩の古谷徹は「誰にでも優しくて、業界の先輩後輩から好かれ尊敬されている人だった」と語っている。また富山が主人公の古代進役で出演した大ヒット作『宇宙戦艦ヤマト』で共演したヒロインである森雪役の麻上洋子は、新人の頃から富山に面倒を見てもらいNGを出した時も「大丈夫だよ」と慰められ、声優としてやっていく事ができたと語っている。そのような富山の人柄の良さを表すエピソードとして、次のようなものがある。池田秀一が堀内賢雄のマネージャーと酒を飲んでいたとき、「賢雄に電話しろ」という話になったのだが、堀内のマネージャーが誤って富山宅に電話をかけてしまった。池田は酔っていたせいで、最初は間違い電話だと気づかず、先輩の富山に向かって「俺だよ、池田だよ」、「なに気取った声出してるんだ」、「○○で飲んでるから、今から出て来いよ」などと敬語を用いず喋ってしまう。これに対し富山は怒ることなく「割と近くね、でも明日早いから行けないの」と終始冷静だった。池田がおかしいことに気づき、「どちら様ですか?」と質問すると「富山敬です」という答えが返ってきたので、慌てて「失礼いたしました」と謝った。それでも富山は「行きたいんだけどね、ごめんね、今度ゆっくり飲もうよ」と優しい言葉をかけてきたという。声優界屈指の酒豪で、新潟の銘酒久保田を愛飲していた。富山に憧れこの道を志した、あるいは影響を受けたと語る声優は多い。神谷明は「多大な影響を受けた人物」と語り、井上和彦は「誰も真似出来ないほどレパートリーが広い人だった」とコメント。また小野健一は目標とする役者に富山を挙げている。水谷優子や杉山紀彰も尊敬する人物は富山だと答えている。同じ事務所所属だった小原乃梨子は、「(バオバブ)社内での人気投票ではいつも(富山が)1位だった」と追悼インタビューで語っている。声優プロダクションへの所属を決めようと思った時、江崎プロダクション(現:マウスプロモーション)社長の江崎加子男(現:アイムエンタープライズ社長)を訪ねたが、「うちは納谷六朗を売ってるから難しいよ」と断られ、青二プロダクションを紹介される。富山の没後、江崎は「出来る事なら自ら富山も売りたかった。だから、青二に任せた後もヤマトで飛躍した時は我が子のように嬉しかった。富山をもっと自分の手で売りたかった。あいつともっと仕事がしたかった…」と語っている。青二を退社し、ぷろだくしょんバオバブの設立に関わった際には、多くの声優が先輩らに追随した。このことは両社の間に確執を生むきっかけとなり、約20年に渡りバオバブ所属の声優は青二と関係の深い東映アニメーションの作品から締め出される事態となった。そんな状況でも、富山は『あさりちゃん』(浜野イワシ役)や『夢戦士ウイングマン』(北倉俊一/キータクラー役)、『ゲゲゲの鬼太郎(第3作)』(ねずみ男役)等の東映作品に出演していた。声をあてた人間が素顔を晒すと、視聴者に対するそのキャラクターの印象を変えかねないとの配慮から、「声優は表に顔を出すものではない」とも語っていた。ただし歌手・ナレーターとしては、レコードジャケットなどに顔写真を載せていた他、『タイムボカンシリーズ』では自身がモデルのキャラクターが登場していた。また、1988年によみうりテレビが開局30周年で放送した特番「よみうりテレビ・アニメ30年史」にゲスト出演してホスト役の神谷明と対談した際に、『タイガーマスク』で伊達直人役を演じていた当時、クイズ番組で伊達直人役が誰かというのを当てさせる問題に出演したことを語っている(回答者の誰も正解できなかったという)。仕事第一主義の人物として知られ、1995年8月21日に倒れた際も「自分が休むことで他人に迷惑がかかる」と体調をおして仕事を優先していた。演じた作品の中でも特に「新くまのプーさん」でのラビットの声は一部の数話のエピソードにおいて、初期の頃よりも声のかすれた状態で演じているのを耳で確実に確認ができる。結局、体調不良でもはやどうにもならなくなり、病院に担ぎ込まれたことで癌であることが明らかになったが、その時には既に手の施しようのない末期状態で、その後わずか1か月程で亡くなっている。誰もが認める天才的な名優ではあったが、本人曰く「教えるのはあまり得意ではない」という理由から、声優養成所の講師など後進の育成や指導には敢えてあたっていなかった。富山の没後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。※太字は主役・メインキャラクター。1963年1965年1966年1967年1968年1969年1970年1971年1972年1973年1974年1975年1976年1977年1978年1979年1980年1981年1982年1983年1984年1985年1986年1987年1988年1989年1990年1991年1992年1993年1994年1995年1985年1986年1987年1988年1989年1990年1991年1992年1993年1994年1995年1976年1977年1978年1979年1980年1981年1982年1983年 1984年 1985年1986年1987年1988年1989年1990年1991年1992年1993年1995年1996年

出典:wikipedia

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