ショップチャンネル(SHOP CHANNEL)は、テレビショッピング(通信販売)専門チャンネルである。国内業界最大手のジュピターショップチャンネル株式会社(現在は住友商事とベインキャピタルが50%ずつ出資)が運営している。スカパー!(東経110度CS放送)やスカパー!プレミアムサービス、ケーブルテレビ等を介して視聴可能。2004年9月30日には現在のハイビジョン対応のスタジオに移動して、日本のテレビショッピング専門チャンネルでは初の24時間完全生放送を実施している。また、東経110度CSデジタル放送では、テレビショッピング専門チャンネルでは世界初となるハイビジョン放送を行っている視聴可能な世帯数は約2,708万世帯(2011年3月末現在)で、これは日本の全てのテレビの視聴世帯数の3分の1を超える規模である。2010年度の売上高は1,115億円。競合局として、後発のQVC(QVCジャパン)などがある。日本のテレビショッピングでは初めて、商品の買い付けから番組の制作、受注や問い合わせの窓口、配送、ネット販売を自社で一元管理するシステムを導入した。一部の時間帯には、BS-TBSを除く民放系BSデジタル放送局、および地上波(主にローカルUHF局)の民放でも同時放送が行われている。2012年からのスローガンは「心おどる、瞬間を。」である。さらに、2014年ではイメージキャラクターとして女優の瀬戸朝香を起用。1996年、住友商事とアメリカケーブルテレビ最大手のTCI(1999年AT&Tと合併、メディア部門は2001年リバティメディアとして独立)の合弁会社であるジュピタープログラミング(後のSCメディアコム)と、アメリカショッピングチャンネル大手でリバティメディアも出資するホーム・ショッピング・ネットワーク社(HSN)との合弁により設立。同年11月より放送開始。2007年3月、ジュピターTV(旧・ジュピタープログラミング)が東経110度CS放送のCh.055でハイビジョン放送を行っていたイーピー放送を買収(同年10月1日、SCサテライト放送に社名変更)、同年4月1日午前0時からハイビジョンでの放送も開始。これに伴い、全ての番組がハイビジョンにて制作されることとなった。これを機に、スタジオ外からのハイビジョン生中継の番組も行うようになり、先ず2007年7月4日〜6日にはアメリカ・ロサンゼルスからハイビジョンでの生中継を行い、更に2008年7月からは、沖縄県を皮切りに、毎月、全国のある都道府県からハイビジョン生中継を行うことも始めた。2007年7月、住友商事がジュピターショップチャンネル株式の70%を保有するジュピターTVを完全子会社化の上、SCメディアコムに社名変更。2008年12月には残る30%の株式をHSNの親会社であるIAC(インターアクティブ)から取得、住友商事の完全子会社となった。2009年11月、直接の親会社であるSCメディアコムは主要事業を当社およびジェイ・ビーエス(放送送出業務)に譲渡、住友商事が直接の親会社となった。2012年6月、親会社の住友商事は同社の発行済み株式の半数に該当する50%を、小売業界への投資を強化しているアメリカの独立系投資ファンド・ベインキャピタルグループへ売却、かねてから近年の目標としてきた同社による「ショップチャンネル」アジア展開構想を一部見直し、住商グループによる単独展開から日米共同展開に方針転換する計画であった。しかし2015年12月、ジュピターテレコム(JCOM)が翌16年3月末までにベインキャピタルからショップチャンネル株式50%を買収すると発表した。取得金額は1000億円を上回る見通しと日本経済新聞が報じている。CSデジタル放送においては、毎日0時を基点とした24時間放送を行っている(不定期に行われるメンテナンスにより、未明・早朝帯に放送休止の場合あり)。また、広域コミュニティ放送・のサブチャンネルでも、同一の内容で放送している(未明・早朝帯には休止し「天気情報」などを放送)。チャンネル名称は全て『ショップチャンネル』。全ての放送局において、当チャンネルの番宣CMが放送されており、CMの終盤には同時放送を行っている日時が表示される(ナレーターや日時のテロップのフォントは共通)。イメージコマーシャルを地上波で放映されており、PCサイトやスマートフォン向けアプリ(iOS・Android向け)の紹介を行っている。基本的に番組編成は、1時間単位で内容は固定されていないが、一部の枠は固定された番組(ショップチャンネルでは番組のことを「ショー」と呼んでいる)が放送されている。キャストとは"Crative Advisor of Shopping Tour"の略で、「ショップチャンネル」の各番組司会者のこと。「ショップチャンネル」公式サイト内のキャスト達の控え室に、各キャストのプロフィールと日記が掲載されている。従来のTV通販番組において、フリーアナウンサーやタレント、実演販売経験者などが占めていた司会者を、「ショップチャンネル」においては、俳優・ナレーターコンパニオン・DJ・宝塚OGなど多種多様の経歴を持つ個性あふれる司会者を起用することにより、個性的で新鮮、意外性のある商品紹介をもたらし、視聴者が「観て楽しい」番組作りに成功した。現在では各キャストのファンも存在するほどで、番組内でお目当てのキャストと電話で会話できたことが、「ショップチャンネルマニア」にとって、ひとつのステイタスとなっている。商品の紹介に関しては、紹介する商品に関する簡単なプロフィールはあるものの、台本は一切無く、キャストは全てアドリブ状態で商品紹介を1時間(時には2時間)続けなくてはならないという過酷な業務故、新人キャストとして番組に登場するも、公式ホームページでプロフィールが掲載されることなく数回の登場で見かけなくなってしまうキャストもいる。普段なら「私」等の一人称で表現しても差し支えない場面でさえ「キャスト○○」と表現するキャストが多く、担当キャストがショップチャンネル内にいる他のキャストを表現する時は「○○さん」のように敬称表現ではなく、「○○キャスト」と紹介する事になっている(勿論全く敬称で表現してはいけない訳でもない)。東京(中央区)と大阪に設置。前者は24時間展開、後者は午前8時から午後11時まで。この時間帯は西日本地区からの受注電話は基本的に大阪が対応、夜間は東京で集約。商品売買のほとんどがコールセンターを通じてなされる、まさにショップチャンネルにおける生命線だが、インターネットからの注文も可能。ショップチャンネルの親会社である住友商事では、ショップチャンネルのフォーマットを利用した通販専門チャンネルを日本国外で展開する意向を持っており、前述のベインキャピタルへの株式売却に加え、2012年8月に、タイのセントラル・グループ及びサハグループとの間で通販チャンネルの運営会社を設立することで合意。2013年11月9日より、PSI62チャンネルで放送開始
出典:wikipedia
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