BEGIN(ビギン)は、沖縄県石垣市出身の3人からなる、日本のアコースティックバンド。所属事務所はアミューズ。レコード会社はImperial Records。『三宅裕司のいかすバンド天国』出身のバンドである。「涙そうそう」や「島人ぬ宝」などヒット曲を世に送り出し、紅白歌合戦にも出場した。NHK連続テレビ小説『ちゅらさん』にも出演している。沖縄県石垣島出身の幼なじみ3人が、東京で結成。結成当初はハードロックを演奏していたが、下手だと指摘され、のちにブルース調の楽曲を作るようになる。1989年9月2日、TBS系オーディション番組『平成名物TV 三宅裕司のいかすバンド天国』(イカ天)にエントリーナンバー6番で出場。登場時トークではウチナーグチの発音にツッコミを入れられる、上地が「植木等と一字違いだ」と名前をネタにされるなど地方からの一参加者の扱いであったが、「恋しくて」を演奏した後評価は一転、主として歌詞の面で審査員全員の絶賛を受ける。グーフィー森は、手放しで「好き」と言い切り、中島啓江は「詩が少なくても表している」伊藤銀次は「気持ちよくてまだこのあたり(首)痺れてる」と一言の意見もつけずに絶賛した。三宅裕司には「こういうバンドがチャレンジャーになったら比べるのが大変ですね、イカ天キングと」と評された。この週は2代目グランドイカ天キングに挑戦したNORMA JEANのファイナルステージであったが、結果的にNORMA JEANを倒して12代目イカ天キングとなる。グランドイカ天キングを阻止されたNORMA JEANが番組終了後にメンバー全員で泣いていたことを、BEGINは、今でも申し訳なく思っているらしく、2007年の『イカ天2007復活祭』においても心情を語っている。なお、イカ天出場が決まった日に比嘉栄昇の祖母が亡くなっている。葬式のため沖縄に戻ったとき、もう東京に戻るなと言われていたが、イカ天出場が決まっていたため、番組出場のためだけに勝つ気もなく東京に出てきたところ、本人たちも予期せぬ大人気となった。番組史上初のグランドキングチャレンジ阻止バンドとなったBEGINは生島ヒロシが司会を務めた9月9日の2週目で「心ゆくまでブルース」を演奏。ポキールらを倒して勝ち上がったヴィンテージ(楽曲は「DRIVIN' GUITARS」。ベンチャーズ風の四人組でキャラクター賞を受賞)を、翌週9月16日には「Wonderful Tonight」でC-BA(エントリーナンバー5番。楽曲は「旅でスカ」。ベストヴォーカル賞を受賞)を倒して3週目を突破。4週目9月23日には「No Money Blues」を演奏。チャレンジャーunbelievable worldを退けた。なお、この3週の間には前述のポキールほか、アブドラ・ザ・ブッチャーは是非ともスポーツ平和党、マリア観音も登場している。彼らが勝ち抜くたびに、地元の石垣島は盛り上がり、宴席でイカ天を見る地元の人々の姿が番組内の特集コーナーで放映されたこともあった。9月30日、「Lonely Night」で最後のチャレンジャーPSYCHO(楽曲は「いつかみた青い空」)を倒し、2代目グランドイカ天キングを勝ち取った。この時期のBEGINの楽曲は、次の対戦が決まるたびに1週間かけて仕上げてきたものばかりだった。1990年3月21日にプロデビュー。デビュー曲の「恋しくて」は、日産自動車のコマーシャルソングにも採用された。この曲でオリコン4位を記録する。1996年、アステル東京のPHS・コマーシャルソングに「声のおまもりください」が採用されスマッシュヒット。2001年より沖縄慰霊の日の翌日を「うたの日」として『うたの日コンサート』を始める(2007年より『うたの日カーニバル』と名称を改め、この年より入場無料になった)。また、2011年6月26日(当初は6月25日の予定だったが台風のため順延された)には、それまで開催されていた沖縄本島を離れ、出身地でもある石垣島で初めて開催された。2005年、デビュー15周年を記念し、初めての日本武道館および大阪城ホールにて記念コンサートを開催。大阪城ホールでのコンサートはトラブルにより延期となるが、代わりに大阪城ホールコンサートの予定日に万博記念公園にて1500円という破格で親子連れOKの野外コンサートを開催した。2006年8月26日・8月27日、事務所の先輩であるサザンオールスターズの桑田佳祐の呼びかけにより、『THE 夢人島 Fes.2006』に参加。2007年4月から琉球放送で放送されている『おきなわのホームソング』を中心となって制作。2010年3月21日、デビュー20周年を迎え、彼らにとって「第二の故郷」である大阪を選び、大阪城ホールで「BEGIN20周年記念歌えるだけで丸もうけ大阪城ホールコンサート」を開催。誰でも簡単に弾けるのが特徴のギターと三線を合体させたようなオリジナル弦楽器「一五一会」(いちごいちえ)を作成し、セルフカヴァー、洋楽、スタンダードなど収めたアルバム『一五一会』シリーズを発表した。シリーズには通常の『一五一会』、廉価版の『音来(にらい)』、さらに小ぶりになった丸型の『奏生(かない)』が存在する。『奏生』は外観がウクレレにそっくりであるが、調弦方法は全く異なる。また、『2008年FNS27時間テレビ』で、「笑顔のまんま」を作詞・作曲している。
出典:wikipedia
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