寺本 比呂文（てらもと ひろふみ、1973年6月7日 - ）は、熊本県上益城郡甲佐町出身の元プロ野球選手（投手）。甲佐高では速球を持ち味として地区大会で優勝したが、全国大会出場はならなかった。社会人野球の川崎製鉄神戸では3年目のに先発投手の一人として都市対抗出場などに貢献。同年で野球部が廃部となったが、ドラフト会議で西武ライオンズから指名を受け、契約金6700万円、年俸1000万円（いずれも推定）で入団契約を結んだ。2年目のには出身地・熊本の藤崎台球場で行われたジュニア・オールスターゲームでイースタンの先発を任されたものの、敗戦投手となっている。一軍でも登板機会を与えられ、翌はキャンプ終了後から肩痛に悩まされ、オフまで投球練習ができなかった。加藤初二軍コーチの激励もあっては一軍で初先発・初勝利を挙げ、16試合に登板した。以降は一軍登板がなく、限りで現役を引退した。

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