前原 博之（まえはら ひろゆき、1967年5月16日 - ）は、岐阜県各務原市出身の元プロ野球選手（内野手）。岐阜商業高校を経て、のドラフト5位で中日ドラゴンズに入団。にアメリカ1A・セーラム・ドジャースに野球留学した。に一軍デビューを果たし、代打と守備固めを中心とした起用が増えていった。岐阜商業の先輩・高木守道が監督に就任した、中日の世代交代期だったこともあり、長打力と強肩を売りにサードのレギュラーポジションを獲得。特に前半戦の活躍は目覚ましく、オールスターゲームにも出場した。同年は意外性のあるバッティングを発揮したが、守備面では悪送球が目立つなど19失策を記録している。オフ、村田勝喜、山野和明との交換トレードで、清水雅治とともに西武ライオンズに移籍。移籍先の西武では出場機会を減らし、限りで戦力外通告を受け、から社会人野球の昭和コンクリートで2年間兼任コーチとしてプレーした後、現役を引退した。その後しばらくは昭和コンクリートで社業に就いていたが、に退社。その後は、アルファポイントスポーツマネジメントと契約し、岐阜・大垣・一宮中日文化センターで少年野球教室講師を務める。プロ野球マスターズリーグの名古屋80D'sersでもプレーしている。5月、翌年度より発足する三重スリーアローズのコーチに就任することが発表された。8月31日、一身上の都合により三重を退団した。からは中日二軍内野守備走塁コーチを務める。2013年、10月4日に球団から来季の契約を結ばない事が発表された。2014年より球団少年野球担当配属になり中日ドラゴンズジュニアチームの監督を務める。大会ではチームを7年ぶりの優勝に導いた。中日在籍中に名古屋ローカルタレントの矢野きよ実と結婚し、一児をもうけたが、西武移籍後に離婚した。

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