繋温泉(つなぎおんせん)は、岩手県盛岡市(旧国陸奥国、明治以降は陸中国)にある温泉である。盛岡市街の西奥、雫石町との境界線近く、御所湖というダム湖の畔に位置する。近年では、「つなぎ温泉」と平仮名での表記を用いることも多い。宿泊施設は15軒ほどあり、そのほかには保養所や有料老人ホーム、デイサービス施設等も存在する。近くには、御所湖を挟んで、観光施設盛岡手づくり村がある。近隣の温泉として、鶯宿温泉がある。温泉街では朝市も行われている。温泉地にある温泉神社には、温泉名の由来となった「つなぎ石」が存在する。その歴史は古く、「繋温泉」の名称は、11世紀に源義家が石に愛馬を繋いで入浴したことに由来する。開湯年代は定かではないが、名称の由来から判断すると11世紀には既に開湯していたと考られる。現在、つなぎ石の上部には丸い穴が空いているが、これは地元の建設業者が石を移動させるために電動工具により開けたものである。その後この建設業者によって開けられたことが忘れ去られ、馬を繋いだ当時から石には穴が空いていたと思う人も多い。2013年8月9日の豪雨により土砂崩れが起き、土砂が流入した足湯は復旧に2年を要したほか、閉鎖していた旅館も被害を受けた。
出典:wikipedia
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