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多摩急行

多摩急行(たまきゅうこう "英語表記:Tama Express")は、小田急電鉄の列車種別(急行列車)の一種である。小田原線・多摩線で運転される列車種別で、2002年3月23日に登場した。千代田線乗り入れの主たる目的は本来「多摩ニュータウン地区と都心地域との連絡路線」であった(東京メトロ千代田線参照)。これまで、小田急電鉄が所要時間や乗り換えの利便性などで圧倒的に不利であった多摩ニュータウン地区対都心地域の輸送で、競合する京王電鉄相模原線・都営地下鉄新宿線に対抗する形となっている。種別・行先表示器や列車案内板の表示は、3色LED式表示器車および発車標に限り「多摩急行」のように「多摩」が緑色で「急行」が赤色と、複数の色を混用した珍しい表記になっている(英語表記も同様)。方向幕やフルカラーLED式種別・行先表示器および列車案内板ではピンク地に白字で「多摩急行」と表記される。2004年12月頃までは3色LED車と同様であった。2005年の一時期に、多摩急行を使った沿線施設への誘致作戦として、「多摩急行でサンリオピューロランドへ行こう」という宣伝ポスターを製作し、沿線や東京地下鉄(東京メトロ)の駅などに掲示していた。多摩線唐木田駅から小田原線を経由し東京メトロ千代田線綾瀬駅まで、もしくは綾瀬駅より東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐緩行線に乗り入れ松戸駅・柏駅・我孫子駅・取手駅まで運行されている。ただし、常磐線内発着では、取手駅行き(全日)、平日の松戸駅行きはない。また、土曜・休日は我孫子駅発以外の運用はない。2016年3月26日のダイヤ改正以前は、綾瀬から先のJR線へは小田急4000形は直通することができなかったため、常磐緩行線まで運行する電車はすべて東京メトロの車両で運行されていた。現在はJR車も小田急への直通運転が行われており、小田急4000形もJR線へ直通している。すべて10両編成での運転。設定当初は、多くが湘南急行(下り)や急行(上り)の直後に運行されるダイヤ編成で列車間隔が不均等であったため、とくに(急行・湘南急行が通過していた経堂駅以外の)小田原線内の利用者が少なかった。しかし、2004年12月11日のダイヤ改正より長距離輸送の速達性を重視した快速急行の新設に伴い急行が減便された成城学園前駅および登戸駅利用者の補完作用も果たすこととなり、小田原線内でも急行の一翼を担うこととなった。同ダイヤ改正より2016年3月25日までは、昼間時間帯の新百合ヶ丘駅では、下りは多摩急行から快速急行へ、上りは快速急行から多摩急行へと乗換が可能となっていた。その一方で、多摩急行が通過する駅では唯一の急行停車駅である向ヶ丘遊園駅については停車していた湘南急行の快速急行への置き換えにより完全な減便となり、昼間時間帯の優等列車は急行4本のみとなっていた。そのため多摩急行を挟む部分は20分空くこととなっていたが、現在は日中のダイヤでは急行が1時間あたり6本の運転となったため、向ヶ丘遊園駅に停車する優等列車についても1時間あたり6本に戻っている。小田急線・千代田線・常磐線のいずれかでダイヤが乱れた時には運休もしくは行先が新宿に変更され、千代田線への直通運転が中止される。千代田線・常磐緩行線の運転再開に比べ、多摩急行の運転再開までは時間がかかることが多く、夜間時間帯では直通運転が再開されずに終電を迎えることも多い。また、JR東日本の運行状況ウェブサイトでは、多摩急行の運休に関して記述されない(逆に、小田急の運行状況ウェブサイトでは常磐緩行線と千代田線との直通運転中止に関して記述されない)。運転トラブルに備え、東京メトロ16000系とE233系には「新宿」の行先が用意されている。2014年3月15日のダイヤ改正で、日中の千代田線内が5分間隔となったことに伴い、平日・土休日ともに日中はすべて常磐線内発着となった。このため、日中は東京メトロの車両のみが運用に就き、小田急4000形は千代田線内での運用に就くようになった。2016年3月26日のダイヤ改正から、日中の運転系統はそのままで種別が急行(向ケ丘遊園駅にも停車)に置き換わるのに伴い、本種別はラッシュ時のみの運転となった。また同改正からJR、東京メトロ、小田急の3社の車両が各社の路線に相互直通することが可能になりJRの車両が運用に加わった一方、これらの影響により小田急4000形は平日上りの同種別で走る姿は見られなくなった。ともに相互乗り入れを前提としているため、地下鉄乗り入れ車両が充当されている。1978年(昭和53年)3月31日、当時の帝都高速度交通営団(営団地下鉄)千代田線全線開業に伴い千代田線 - 小田急線相互乗入開始。当時は乗り入れ対応車両が6編成しかなかったため、1日上下ともわずかに14本、平日の朝夕のみの乗り入れであった。小田急線内は「準急」として設定され、折り返し設備上の問題からすべて本厚木駅発着となる。なお、経堂駅はホームの長さが8両編成分しかなかったため、10両編成の直通列車は例外的に通過となった。1990年までは、これ以外にも運用の都合上で生田・読売ランド前・百合ヶ丘を通過するものもあった。その後、休日の乗り入れや経堂駅停車が実現したものの、2000年12月2日のダイヤ改正までは朝夕が中心で日中はほとんど運転されなかった。同年12月2日のダイヤ改正から直通準急を大幅増発し、朝夕に加え日中時間帯についても千代田線内 - 相模大野駅間で30分間隔での設定とした。また、このダイヤ改正で千代田線に直通する唐木田発の急行が新設された。2002年3月23日のダイヤ改正で、それまでの相模大野発着直通準急の大部分を置き換える形で唐木田発着の多摩急行が新設された。2003年3月29日、営団の車両を用いた列車は原則的に全て多摩線直通の急行または多摩急行での運転となる(2016年3月26日ダイヤ改正にて本厚木方面直通の準急運用が復活)。2004年12月11日のダイヤ改正より、運転時間帯が夜間まで拡大されるとともに、乗り入れ先の車庫での停泊も行われるようになった。2016年3月26日のダイヤ改正で、前述の通りJR東日本・小田急電鉄の車両による3社直通運転が開始される。これに合わせて日中時間帯の輸送形態が大幅に変更され、快速急行・急行・各駅停車が毎時6本ずつ、約10分間隔でのダイヤとなるのに伴い、同時間帯の千代田線直通列車はこのうち3本(20分間隔)の急行に変更となる。それに伴い、多摩急行は朝と夕夜間のみの運転となる。また、夕夜間に千代田線直通の準急が再設定される。JR線内では他の列車と同様、東京メトロ6000系を除いて「各駅停車」と表示する。これは多摩急行登場以前の準急も同様であり、唐木田行の種別は綾瀬駅で多摩急行に変更され、小田急からの直通列車は代々木上原駅から各駅停車(種別は無表示。16000系で常磐線直通電車の場合は「各駅停車」と表示)に変更される。JR線内発の列車の場合、E233系2000番台は小田急線内の停車駅を、東京メトロ16000系と小田急4000形は「各駅停車」の下に「小田急線 多摩急行」とLCDで表示する。また、「千代田線内代々木上原まで各駅停車」であること、「小田急線内多摩急行」であることをアナウンスに付け加えることもある。これは、JR側のシステムの都合と、日本国有鉄道(国鉄)時代からJRの原則では急行は急行料金を必要とする列車であり、準急も料金制度は廃止されているが、常磐緩行線は「各駅停車」のみ走る路線であり、常磐快速線も並走しているため、混乱を招く可能性があるからである(常磐快速線では「快速」の種別表示はしない)。そもそも、JRの前身の国鉄時代には、近距離電車の各駅停車に対する速達種別として「急行電車」があったものの、急行列車との区別の問題から「快速電車」と改称した経緯がある(中央線快速・急行列車#急行電車(急電)も参照)。小田急の車両が千代田線内で各駅停車の運用となる場合(千代田線内のみの運転および小田急線からの直通列車での代々木上原から先)、かつて使用された1000形では種別用の幕は各駅停車の青文字の幕ではなく黒地無地幕となっていた。LED式の4000形の場合は、枠いっぱいに行先が表示される(駅停車時には下部に「次は■■■」の表示がされる)。平日の朝や日中時間帯は、直通の急行が運転される。なおこの急行は所定の停車駅に基づくため、新宿発着の急行と同様に向ヶ丘遊園駅に停車し、また、朝ラッシュ時については経堂駅は通過する。千代田線内における車内の英語自動放送では、一部の東京メトロ車では種別名を省略するが、小田急車(4000形)では種別名を放送する(「This train is Tama-Express bound for Karakida on the Odakyu Line」となる。基本的には、小田急電鉄が定めた列車種別であり、乗り入れ相手先である千代田線・常磐緩行線内(代々木上原 - 綾瀬 - 取手間)はすべての駅に停車する。

出典:wikipedia

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