『スーパーマリオブラザーズ4 スーパーマリオワールド』("Super Mario Bros.4 Super Mario World")は、任天堂から1990年11月21日に発売されたスーパーファミコン用ゲームソフト。『F-ZERO』と並ぶ、スーパーファミコンのローンチタイトルの1つで、ジャンルはアクションゲーム。1990年当時人気絶頂期にあった任天堂のゲームキャラクター「マリオ」が活躍するスーパーファミコン第1弾ローンチタイトルとして同機の普及を牽引するという役割を担った。ヨッシーなど新しいキャラクターの登場や、スーパーファミコンの表現能力を強調したカラフルなグラフィックでゲームファンを引き付け、ファミリーコンピュータからの移行を円滑に進めることに成功し、スーパーファミコン定番ソフトとしての地位を獲得した。日本国内におけるスーパーファミコン用ソフト販売本数で『スーパーマリオカート』(382万本)に次いで2番目に多い約355万本を記録(全世界累計約2061万本は歴代1位)し、発売されてから2 - 3年間はほとんど価格が下がらなかったことも本作品の人気の高さを象徴している。ただし、日本国外ではメガドライブ(北米/カナダではSEGA GENESIS)のキラータイトルの『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』に先行されていたこともあって、ほぼ互角という状態で留まっている。2001年12月14日にはゲームボーイアドバンス(GBA)に移植され、『スーパーマリオアドバンス2』として発売された。また、バーチャルコンソールで2006年12月2日にはWii向けに、2013年4月27日にはWii U向けに、2016年3月4日にはNewニンテンドー3DS向けに配信が開始された。なお、Wiiバーチャルコンソール版は、2011年8月時点で『みんなのニンテンドーチャンネル』内の「みんなのおすすめ」でブロンズランク(おすすめ度80-85%)を獲得している。日本国外では"Super Mario All-Stars + Super Mario World" という通常の『スーパーマリオコレクション』に加えて本作も同時収録した限定版ソフトをSNES本体に同梱した"Mario Set"というセットが存在した。今回の舞台は「恐竜ランド」。旅の途中でクッパにさらわれたピーチを救出することが目的。今作の最大残機が159(F9)まである。残機表はAは+100、Bは+110、Cは+120、Dは+130、Eは+140、Fは+150。本作は『スーパーマリオブラザーズ』シリーズの4作目にあたり、日本版ではパッケージのタイトルロゴに副題として『スーパーマリオブラザーズ4』 ("SUPER MARIO BROS. 4") の名が併記されていた(スーパーファミコンの発売CMでも『スーパーマリオブラザーズ4』と表示された)が、北米版では副題がつけられず、その後日本の公式サイトでもタイトル名は『スーパーマリオワールド』のみの表記とされている。後に発売された『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』はゲーム内容こそ大幅に異なるものの、位置付け上は本作の関連作として製作されたものである。事実、北米版のタイトルは "Super Mario World 2: Yoshi's Island" であり、本作の続編として発売されていた。また、本作に登場する沈没船は『スーパーマリオブラザーズ3』の飛行船の残骸という設定になっており、前作との繋がりが明確に示唆されている数少ないマリオ作品でもある。この節では特記事項が無い限り、オリジナル版(スーパーファミコン版)のシステムについて触れる。前作『スーパーマリオブラザーズ3』と同様、本作でも全体のマップ画面が存在するが、本作ではワールドごとに分かれておらず、恐竜ランド全体が1つのマップとなっている。「ヨースターとう」「バニラドーム」などは独立(拡大)した画面のマップとなっているが、これらは全体マップから自由に出入りすることが可能である。プレイヤーは現在行くことのできるコースの中から攻略したいコースを自由に選択することができる。恐竜ランドの各地は「ヨースターとう」など地名がついており、「ドーナツへいや」「チョコレーとう」など食品や飲料の名前をもとにした地名が多い。スタートは「ヨースターとう」のヨッシーの家から。最初はヨッシーの家の左右の道のみしかないが、コースをクリアするごとに恐竜ランドの地形が変化し、道が増えていく。ワールドマップ上にある丸はコースを示しており、大きさと色でコースの構造を表す。大きさは、小さければコース全長が短く、大きければ全長が長い傾向にある。色は、黄は一本道で、赤は分岐点のため2つのゴールがある。恐竜ランド内の5か所には「スターロード」があり、これを使うと「ネイティブスター」と呼ばれるワールドにワープする。スターロードは前作までのワープゾーンに相当するもので、スタートから最短ルートでクリアするときにも用いられる。各ワールドの最後にはコクッパの城があり、スターロードなどを使ってワープしない限り、これをクリアしないと次のワールドには進めない(ただし3番目のバニラドームの城だけは代わりにバニラ台地の砦をクリアするルートもある)。城や砦・スイッチの宮殿・沈没船を除くほとんどのコースには、コースの最後にゲート状のゴールが存在し、このゲートを通過することによってコースクリアとなる。ゴールゲートではテープが上下に動いている。このテープに触れることができれば、その高さに応じたゴールスター(1〜30,40,50)と残りタイム×50点を得ることができる。テープが一番上の状態で触れると残り人数が3人増える。テープに触れずにゴールゲートを通過した場合は残りタイム×50とコイン1枚(テープがコインに変化した分)を獲得。ゴール判定はゲートの少し上まである。ゲートよりはるかに高い位置や、ゲートの下を通過した場合はゴールせずにゲートの先に行くことができる。ゲートの先には隠しゴールなどが存在することもある。アイテムや甲羅などを持ったままゴールした場合は、持っていたものがパワーアップアイテムや1UPキノコなどに変化する(地上・地下面ではプレイヤーの元へ落ちてくるため取れるが、水中面では上に浮き続けるため取れない)。また、ゴール時に画面内に敵キャラクターがいた場合、それらがコインに変わり、敵の数が多いと1UP・3UPになる。ゴールタイムの下2桁(ゾロ目)とゴールスター(所持しているゴールスター)の数(10の位)が一緒だと1UPすることもある。ゴールスターの数が100を超えるとコースクリア後にビンゴ形式のボーナスゲームに挑戦でき、揃ったラインの数の分(0〜8個)だけ1UPキノコをもらうことができる。城や砦では最後に待ち構えるボスを倒した時点で、スイッチの宮殿ではビックリスイッチを踏んだ時点で、沈没船でははてなマークが付いた緑色のボールを入手すればクリアとなる。一部のコースの途中には、ゴールゲートを小型化した形の中間ゲートもあり、中間ゲートのロープを切っていれば、ミスするか途中で抜け出したあと再チャレンジするときにその地点から再開できる。いわばチェックポイントのような存在である。またマリオの状態で中間ゲートを切るとスーパーマリオになる。ワールドマップ上に赤い丸で表されているコースは、通常のゴールのほかに秘密のゴールがある(お化け屋敷にも秘密のゴールが存在する場合があるが、マップ上からは判別がつかない)。この場合、通過したゴールによって開通する道が異なる。通常のゴールは前述のとおり基本的にゲート式だが、秘密のゴールはゲート式のほかにカギ式もある。全てのゴールをクリアすると、タイトル画面のセーブデータ横に表示される数字(到達したゴール数)は96となる。城・砦・スイッチの宮殿を除くコースは、一度クリアした後も何度でも入ることができる。一度クリアしたコースであれば、ポーズをかけてSELECTボタンを押せば途中で抜け出すことも可能。これを利用することによって、スタート地点直後でパワーアップアイテムを入手できるコースに出入りして短時間でパワーアップを行い、その状態で新しいコースにチャレンジするといったこともできる。日本国外版ではクリアして潰れた城や砦でもLボタンとRボタンを同時に押すことによって再チャレンジが可能になっている。今作ではバッテリーバックアップ機能が搭載されており、セーブをすることで次回はそこからスタートすることができるようになった。セーブはお化け屋敷・スイッチの宮殿・城・砦をクリアしたときに行うことができる。お化け屋敷は一度クリアしても何度でも入ることができるので、お化け屋敷をクリアすることで任意にセーブが可能である。ただし、マリオの状態や残り人数などは記録されず、再開する場合は必ず残り人数5人、チビマリオ、得点・コイン枚数ゼロの状態からスタートする。GBA版ではマップ中またはステージ中にスタートボタンを押すことでいつでもセーブでき、マリオの状態、残り人数、スコアも保存されるようになった。今作ではジャンプの方法が2種類あり、普通のジャンプとスピンジャンプがある。スピンジャンプとはマリオが高速で回転しながらジャンプするアクションのことである。スピンジャンプで敵を踏むと、敵の甲羅などを残すことなく敵を倒すことができ、ドッスンなど、踏むことのできない敵の上にも乗ることができる(倒すことはできない)。また、大きいマリオでスピンジャンプをすると足元のクルクルブロックを破壊することができる。ただし、ジャンプの高さそのものは通常のジャンプに劣る(敵やブロックを踏む時にAボタンを押しっぱなしにすると、通常より高いジャンプが可能)。前作『スーパーマリオブラザーズ3』同様、甲羅など物を持つことができる。今回は持ったものを上に投げたり(↑+Y)、投げずに地面に置いたり(↓+Y)することもできる上、XとYボタンを駆使すれば2つのものを同時に持つことが可能である(甲羅とブルブルブロックのように、ぶつかると消えてしまう組み合わせはNG)。また今作では水中で物を持つことができるようになった。水中で物を持つと浮力が発生し、ジャンプボタンを押さずに十字キーで泳ぐことができる。アクション画面の上部中央の枠にはパワーアップアイテムを1つだけストックすることができる。大きいマリオのときに新たなパワーアップアイテムを取ると、それまで使っていたアイテムが枠にストックされ(例:スーパーマリオのときにファイアフラワーを取ると、スーパーキノコがストックされる)、マリオがダメージを受けると枠内のアイテムが自動的に降ってくる仕組みになっている。また、アイテムを取った結果パワーダウンしてしまう場合は、取ったアイテムの方がストックされる(例:ファイアマリオのときにスーパーキノコを取ると、ファイアフラワーではなくスーパーキノコがストックされる)。即死効果のトラップに引っかかった場合はストックは降ってこないが、そのまま残る。このため従来作では再スタートは最弱のチビマリオからの強制スタートだったが、ストックをうまく活用すれば有利な状態で再度挑戦が可能となっている。また、ダメージを受けなくても、SELECTボタンを押せばいつでも枠内のアイテムを取り出し、現在のアイテムと入れ替えることができる。ただしダメージを受けたときと同様、普通に降ってくるだけのため取り損ねるとそのままストックは失ってしまう。今作の大きな特徴として、恐竜ランドの恐竜「ヨッシー」が登場し(ゲーム中では「スーパードラゴン」と表記される)、マリオはヨッシーに乗ってアクション面を進むことができる。ヨッシーは極度に恐がりな設定で、お化け屋敷や砦・城ではステージの開始時にヨッシーを外に待たせる演出が入り、ヨッシーを同伴させることができない。ただし外でヨッシーを待たせている状態でミスをした場合、ヨッシーを失うことはない。ジャンプすれば上から騎乗できる。降りるときは騎乗中にスピンジャンプをする。ヨッシーで敵を踏みつけたときはマリオのスピンジャンプと同様の効果となる。また、ヨッシーに乗っているとブラックパックンの上を歩くことができる。騎乗時にダメージを受けるとヨッシーはマリオから逃げてしまうが、追いかけて上からジャンプすれば再度騎乗することができる(一部、ヨッシーは逃げないがマリオが直接ダメージを受ける敵がいる)。また、ヨッシーでジャンプした状態でヨッシーから降りることで、2段ジャンプも可能となり、それを活かして谷底に落ちそうになったらヨッシーを犠牲にしてミスを回避する事が可能。ヨッシーはカメレオンのように舌を出すことにより敵キャラクターやアイテムを飲み込むことができる。敵キャラクターを飲み込むと倒すことができ、コインが1枚増える。飲み込んだものが甲羅やアイテムの場合は一定時間ヨッシーの口の中に保持され、しばらくすると飲み込むが、飲み込む前に吐き出すこともできる。吐く・飲むを繰り返せばエリア内で自由に持ち運ぶことが可能。立ったまま吐くと勢いよく飛び出すが、しゃがんで吐くと足元に落ちて止まる。ただし無敵ノコノコか赤ノコノコの甲羅、あるいはレッドヨッシーが飲んだ甲羅の場合は、飲み込むと所持コインが1枚増え、吐くと炎になる。また、赤・青・黄の甲羅を口に含んでいるときは、甲羅の色によりそれぞれ次の特殊能力が備わる(無敵ノコノコの甲羅を口に含むと下記の3種類の能力を全て同時に使用できる)。通常の緑色のヨッシーのほか、赤・黄・青色をした「伝説のヨッシー」といわれるヨッシーも存在する。伝説のヨッシーは子供の状態で出現し、甲羅系アイテムのように抱きかかえて持ち歩くことができる。この状態で敵キャラクターに正面から接触し、5体(もしくはアイテムを1個)食べさせると成長して乗れるようになる。これらのヨッシーに騎乗している時は、どの色の甲羅を口に含んでも、ヨッシーの身体の色と同色の甲羅の効果が現れる。つまり口に含んだ甲羅が緑以外であれば、ヨッシーの身体の色と甲羅の色の双方の効果が同時に現れることになる。コース上で時々現れる対のヨッシーの翼をヨッシーに乗った状態で取ることにより、上空の隠しボーナスステージへとワープできる。ワープ後は自動的にブルーヨッシーに変化するうえ、またこのステージ内では青の甲羅を口に含まなくても空を飛べるほか、谷底に落下するとその時点でコースクリアとなる。落下時にヨッシーに乗っていれば以降もブルーヨッシーを引き続き使用できる。前作『3』では既存のスーパー、ファイアに加え、しっぽ、カエル、タヌキ、クツ、ハンマー(登場順)と変身パターンが多彩だったが、今作ではそのパターン数は前作と比べると少ない。前作の「しっぽマリオ」に代わり、「マントマリオ」が登場した。他にマリオが風船のように膨らみ、一定時間空中を浮遊する「風船マリオ」も登場。前作までと違い、本作ではチビマリオのときでもファイアフラワーやマント羽根を取れば、いきなりファイアマリオやマントマリオになることができる。2人プレイでは今までと同様に、1Pがマリオ、2Pがルイージとなり、交代しながらゲームを進んでいく。前作とは違い、片方のプレイヤーがミスした時やコースクリアした時に加えて、一度クリアしたコースで再チャレンジしてポーズをして途中で抜け出した時でも交代になる。前作のマップ画面にいるキャラクターはプレイしているプレイヤーのみでプレイしていないプレイヤーはマークで確認されていたが、今作ではプレイしていないプレイヤーでも常にマップ画面にキャラクターがいる状態になり確認しやすくなっている。今までのように2人で共同してワールドを攻略していくことに加え、今作では新たに「分岐」という要素が追加されたことで分かれて分担して攻略していくことも可能となった。また、コントローラーを1個しか接続していない場合、同じコントローラーでマリオとルイージを操作することが可能で、1人プレイで2人のキャラクターを分担させつつ攻略していくこともできる。コースをプレイしているプレイヤーが中間ゲートを通過すれば、ミスした時に交代して同じコースをプレイすれば、ミスをしたプレイヤーが通過した中間ゲートから再開できるようになり、有利な状態からプレイし直すことができる。今作ではマリオとルイージの間で残機を受け渡すことができる。マップ画面でLかRボタンを押すと残機受け渡しの画面に入り、もらう時はBボタン、あげる時はYボタンを押せば残機を受け渡しすることができる。残機が0になるとプレイしているプレイヤーがゲームオーバーとなり、今までと違ってゲームオーバー時のコンティニューができなくなっている。代わりに残機が2機以上残っているプレイヤーから残機を受け渡して復帰することができる。残機が1機しか残っていないプレイヤーの場合は受け渡しはできず、マップ画面でそのままの状態にいて復帰はできない。また、前作とは違ってゲームオーバーになったプレイヤーがクリアしたコースはクリアした状態のままとなり、ゲームを続行しているプレイヤーは有利な状態となる。スーパーキノコ、ファイアフラワー、マント羽根を取った時にチビマリオでなければ、アイテムを1つストックできる。ダメージを受けてチビマリオになると自動的にストックされたアイテムが出てくる。また、ステージ中で任意にセレクトボタンを押した時でも出てくる。下記のものは水中面で持つと浮くことができ、泳ぐ速度が若干上がる。カギとチビヨッシーは持ったままゴールすると、マリオの状態に関係なく1UPキノコに変化する。ヨッシーが一定個数食べることによって効果がある。いずれもコイン扱い。口を合わせれば自動的に食べるが、同時にYボタンを押せば1個なのに2個食べたことになる現象がある。3度にわたりキノコワールドをクッパ軍の魔の手から守ったマリオ兄弟はピーチ姫と一緒にはるか南の不思議な島国「恐竜ランド」のヨースター島へバカンスを楽しむため旅立ったのだが、島に到着するやいなやピーチ姫が姿を消してしまった。必死に探すマリオとルイージだが、見つかったのは島のはずれにあった卵だけ。中からはヨッシーと名乗る奇妙なドラゴンが出てきて、話し始めた。彼の話によると最近この恐竜ランドに亀の姿をしたバケモノが現われ、島のドラゴンに魔法をかけて国を征服してしまったという。さらに助けに向かった仲間のヨッシーまでもが魔法をかけられて卵にされて捕らわれの身となってしまったのである。ヨッシーの頼みを受け、クッパを倒して囚われたヨッシー仲間たちとピーチ姫を取り戻すべく、マリオたちは謎に満ちた恐竜ランドを舞台に新たな冒険を繰り広げるのであった。本作のワールド名は前作までのように「ワールド○」という数字式ではなく、地名が使われている(コクッパの城にワールドナンバーは記載されている)。そのいくつかは、食べ物の名前が入っている(例:「ヨースターとう コース1」、「バニラだいち ひみつのコース3」)。本作ではコース上のほとんどの音楽が一つのテーマ曲からの変奏になっている。ボス戦など一部は異なるが、ボスに勝った時のファンファーレまで変奏にこだわっている(ただしマップ上など別の曲を使っている場所もある)。恐竜ランドのマップ曲はほとんどのワールドに用意されており、本作のメインテーマ曲でもある。コース上ではヨッシーに乗ることにより、BGMに打楽器パートが加わる。ヨッシーに乗って入ることができないお化け屋敷と城、それに砦のステージBGMに打楽器パートが加わることは無い(ゴールスターを100集めた時に行なうボーナスゲームでは、ステージ開始前にヨッシーがいればマリオだけでも打楽器パートが入る)。また、お化け屋敷の音楽の冒頭では不均等で金属的な倍音が鳴るため、これがトライアングルのように聞こえる。また、ヨッシーに乗って入れる沈没船ではお化け屋敷と同じBGMが使用され、打楽器パートも加わらない。スペシャルゾーンのマップ画面でしばらく画面を切り替えずにとどまると、初代『スーパーマリオブラザーズ』の音楽のアレンジ版が流れ出す。ただしコースや他のマップ画面に入って画面を切り替えたあとでマップに戻ると通常の音楽に戻る(GBA版『スーパーマリオアドバンス2』でも同じ)。総合プロデュースにすぎやまこういち、音楽プロデュースに渡辺貞夫を迎えて本作のCDが製作され、1991年に発売された。ディスク1には渡辺が『スーパーマリオワールド』のBGMをアレンジした作品が収録されている。ディスク2は「スーパーマリオ大百科」と称して『スーパーマリオブラザーズ』・『スーパーマリオブラザーズ2』・『スーパーマリオブラザーズ3』・『スーパーマリオワールド』のオリジナルBGMと効果音が収録されている。なお、現在は廃盤となっている。スペシャルゾーンのBGMでは、極めて長いオリジナルのフレーズのループ(関東電気保安協会のCMで使用された)が流れた後に『スーパーマリオブラザーズ』の『1』および『2』で使用された地上のBGMのリメイク版が流れ、スペシャルゾーンに辿り着いたプレイヤーへのファンサービスとなっている。ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計34点(満40点)でゴールド殿堂入りを獲得、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、25.77点(満30点)となっている。ゲームボーイアドバンスで発売された『スーパーマリオアドバンス2』に収録されているリメイク版では、スーパーファミコン版と異なる点がある。ここではその相違点を列挙する。ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」では合計34点(満40点)でゴールド殿堂入りを獲得している。他にも、1991年にキリンビバレッジがキリンレモンのCMに採用し、田中律子扮するマリオやヨッシーなどが登場した。
出典:wikipedia
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